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紫禁城の主としての習近平
平成国際大学教授 浅野 和生 「独裁」「人治」の国、中国 文化・思想も共産党の指導下 北京を訪問したトランプ米大統領を歓待した習近平国家主席は、11月8日、紫禁城を我が物として案内し、清朝皇帝の宮殿で夕食を振る舞った。…
和平交渉への影響は不透明、トランプ大統領のエルサレム首都承認
トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都と認める宣言をした。イスラエル側は歓迎したが、パレスチナ側には怒りが広がっている。パレスチナの各地では、デモ隊とイスラエルの治安部隊が激しく衝突。和平交渉への影響をめ…
安倍政権の目玉「政策パッケージ」に厳しい批判を浴びせた各紙社説
◆肝心なところ後回し 「理念を具体化する工夫が要る」(読売)、「待機の解消を優先せよ」(朝日)、「肝心なところが後回しだ」(毎日)、「働き手の減少に対処せよ」(産経)、「成長と財政両立の姿が見えない新政策」(日経)――…
8年ぶりのメリークリスマス 米ホワイトハウス
特報’17 トランプ政権、伝統回帰 オバマ時代は宗教排除 米ホワイトハウスが職員の家族や関係者らに送るクリスマスカードに「メリークリスマス」の文字が復活し、話題を呼んでいる。オバマ前大統領は宗教色を排除する…
議会と市民が「待った」 那覇市が進める新市民会館建設
沖縄県那覇市の市民会館が、老朽化を理由に昨年10月に閉鎖した。それに代わる新施設を市内中心部に建設する準備が進められているが、地域住民が反発し、市議会は建設に待ったをかけている。翁長雄志知事が市長時代、公約に掲げた目玉…
マイク・ペンス副大統領は、謎の人 The Mike Pence puzzle
(プレスやテレビで活躍している大勢の平々凡々たる連中が自分たちのことをそう思っているだけなのだが)知恵、道徳、そして政治の世界の大物たちにとって、マイク・ペンスは、謎の人物である。 誰も彼が、全裸でホワイトハウスをパ…
安保危機招く中国傾斜
韓国の文在寅大統領は13日から中国を国賓訪問する。 北朝鮮の核問題の平和的解決や朝鮮半島での平和定着に向けた連携などを協議するとのことだが、中国は10月末、韓中両国が暫定合意した「3不」の立場を守るべきだと強調してい…
北朝鮮対処で重要性増す韓国
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米中間で股裂き状態に 腰据え毅然とした対応を期待 文在寅韓国大統領が13日に初訪中し、習近平中国国家主席との首脳会談が行われると報じられている。中国はこのところ韓国への団体旅行を9カ月ぶり…
韓国慰安婦本訴訟、2審逆転有罪は「世論迎合」
異議唱える学者・弁護士ら 元慰安婦の野次制止されず いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり、韓国で「親日的だ」などと物議を醸した「帝国の慰安婦」(2013年出版)の著者、朴裕河・世宗大学教授が元慰安婦の名誉を傷つけたなどとして…
中央アジアのテロ対策 、不可欠の水資源争い解決
中央アジア・コーカサス研究所所長 田中哲二 中央アジアにおける安全保障を主テーマにした国連とウズベキスタン政府共催の会議に招かれ、先月サマルカンドを訪れた。シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)の首都が陥落し、拠点を…
日本舞踊を通じて「生きる力」を育てる
都立高校教諭で藤間流師範の高橋由美子さん 日本舞踊を通じて、子供たちの「生きる力」を育むことに情熱を注ぐ高校教師がいる。東京都立高校の家庭科教諭で、藤間流師範の高橋由美子(藤間聖祥)さん(60)=板橋区常盤台在住=だ。…
左派紙の偏向体質を浮き彫りにした最高裁のNHK受信料合憲判断
◆朝日による介入・攻撃 最高裁はNHKの受信料について「知る権利を充足する」として合憲とし、「テレビ設置時にさかのぼって受信料の支払い義務が生じる」との判断を示した。各紙は判決をおおむね是とするが、「判決をお墨付きにせ…
NYTはユダヤの新聞か
獨協大学教授 佐藤 唯行 読者の3割強がユダヤ系 70年代半ばから「色」隠さず 「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)は米国民の中でも指導的立場の人々が情報源として読む新聞であるため、アメリカで「最も影響力を持つ新聞」と…
トランプ大統領の下で不法入国が45年間で最低に Illegal border crossings hit 45-year low under Trump
2017年は不法入国が45年間で最低を記録し、国内での不法移民の逮捕数も急増したことが、5日に発表された統計で明らかになった。これは、トランプ大統領による法執行の取り締まりが、就任1年目に具体的な結果をもたらしたことを…
ノーベル賞受賞教授の行動経済学を新しい経済学として紹介する2誌
◆従来は合理性が前提 今年10月9日、スウェーデン王立アカデミーは2017年のノーベル経済学賞にシカゴ大学のリチャード・セイラー教授に授与することを決定した。セイラー教授の受賞理由は行動経済学の理論的発展に貢献したこと…
中国軍、最新ICBM試射認める
中国人民解放軍は、破壊力の大きな新型大陸間弾道弾(ICBM)DF41の試験発射を行ったことを認めた。 国防省報道官の呉謙氏は記者会見で、DF41試射について「開発を予定通り進めるために普通に行われることだ。特定の国、…
違法行為続ける翁長知事、共産党の操り人形に
《 沖 縄 時 評 》 負けを承知で裁判闘争 建設に至る過程を無視 翁長(おなが)雄志(たけし)知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設に反対するあまり、共産党の言いなりにしか動けない人間…
「専守防衛」からの蝉脱 敵基地攻撃能力の保有を
即、攻めに転ずる必要 「空手に先手なし」とは、いかなる状況でも空手家は決して先に手を出してはいけないという『空手道二十訓』の一つの教えである。だが、それの意味することは防御が即、攻めに転ずるということであり、攻撃を受け…
下院委、カスペルスキー製品排除で報告求める Science panel asks DHS for update on government-wide Kaspersky Lab purge
下院科学・宇宙・技術委員会は国土安全保障省に、カスペルスキー・ラブ製のソフトウエアを見つけ出し、削除する連邦政府の取り組みについて改めて報告するよう求めた。モスクワに本社を持つカスペルスキーはロシア情報機関とつながりが…
日本をそろばんの発信地に
文化としてのそろばん 白井そろばん博物館館長 石戸謙一氏に聞く 室町時代末期(16世紀)に日本に伝わり、以来460年以上の歴史があるそろばん。千葉県白井市にある「白井そろばん博物館」は、日本で唯一の常設そろばん博物館だ…
プーチン氏早くも出馬表明
投票率低下が最大の課題 ロシアのプーチン大統領は6日、「ロシアの大統領の職に立候補する」と述べ、来年3月18日に予定される大統領選に出馬する意向を明らかにした。プーチン大統領の圧勝は確実とみられるが、無風選挙で投票率が…
軍配は龍馬ではなく小五郎? 幕末土佐藩邸の剣術大会
特報’17 剣客根井家の史料に勝敗記載 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の名場面の一つに、幕末の志士・坂本龍馬と桂小五郎(後の木戸孝允)の剣術試合がある。1本目に龍馬の「面」、2本目は小五郎による「胴」で、勝負は1対1の接戦…
北と取引の中国金融機関への制裁めぐりホワイトハウス内で意見対立
ウォール街出身高官らが猛反対 核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に対し、トランプ米政権は追加制裁を行うなど「最大限の圧力」を続けている。だが、北朝鮮と取引を続ける中国の大手銀行に対する「セカンダリー・サンクション」(2次…