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震災の風化を防ぐ防災教育
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 要注意のハザードマップ 津波に対する正しい認識を 現在の大学生以下の日本人にとって、大正12(1923)年9月1日に起きた関東大正地震(関東大…
哲学ある男女平等政策を 大泉氏
元厚生省児童家庭局企画課長、元衆議院議員 大泉博子 哲学ある男女平等政策を 1990年代から2000年初頭にかけて盛り上がりを見せた「男女共同参画」への取り組みは、今や完全に下火になっている。それは男女共同参画が、社会…
エゾシカの肉を有効活用、ピザやワンタン作って試食
NPO法人エゾシカネットが子供料理教室開く 北海道にのみに生息するエゾシカ。高い繁殖力から生息域を拡大し、北海道内ではエゾシカによる農作物や森林などへの被害が相当数報告されている。北海道は個体数の管理を進めているが、被…
太陽黒点数減少から予測される地球寒冷化に警鐘鳴らす産経コラム
◆覆されたエネ予測 年末に「予測」について考えてみる。この時期、来年はこうなる、といった予測がメディアをにぎわせている。だが、予測の根拠とされる要因が変化すれば、逆の結果がもたらされる。つまり予測は外れる。 今年の政…
失われた大統領の道徳的権威
米コラムニスト マイケル・ガーソン 見るべき実績のない1年 蔑ろにされる真実 このところペンス副大統領の閣議でのへつらうような態度が目立つ。「1年を通してこの国を復活させるための政治課題に理解を示していただいたことに感…
田舎暮らしを考えてみる
沖縄大学教授 宮城 能彦 精神的余裕ない都会人 東京一極集中見直すべき時 調査や学会などで、いわゆる「田舎」に行くことが多い。そこでいつも感じることは田舎の人たちの親切さと勤勉さである。 調査をさせてもらっている私が…
「社会の分断」助長する報道
「多様性の尊重」を説きながら、自らの考えに沿わない主張や保守派の価値観に対しては、レッテル貼りして非難する――。米リベラルメディアには、こうした批判が根強くある。 保守系雑誌「ニュー・アメリカン」のウィリアム・ジャス…
「赤旗」購入部数に偏り 埼玉県庁、見直しへ
全国の地方自治体で公費購入されている政党機関紙の部数に著しい偏りがあることが指摘されている。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の部数が、全227部中99部と突出している埼玉県ではこのほど、企画財政委員会でこの問題が取り上…
「凍身政策」には呆れるが原発製造躍起の中国の実態つくべきNW日本版
◆凍える北部中国人民 一部の全国紙にも出ていたが、今冬、中国北部の住民たちは、暖房が使えず凍えながらの生活を余儀なくされているという。ニューズウィーク日本版(12月19日号)の「中国の大気改善のため暖房なしの厳寒に耐え…
祈りが秘める精神的回復力
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を支える基軸に 魂の呼吸かつ自然の良薬 昨今のメカ化社会の中で人々は、「祈る」ことを忘れ去っている気がしてならない。改めて「祈り」に秘められた恩寵(おんちょう)について考えて…
トランプ政権、戦場での権限を強化
トランプ政権は、戦場の軍指揮官らの権限を強化する新政策を、就任1年目の重要実績の一つと考えている。米政府高官は「大統領の最大の実績は、軍に戦わせるようにしたことだ」と指摘。「武力の行使には多くの制限があり、さまざまな面…
新聞以上に偏向著しいTV
トランプVSリベラル・メディア(4) 日本のテレビは放送法によって「政治的公平」や「意見が対立している問題は多くの角度から報じる」ことが義務付けられている。これに違反すると、放送免許取り消し処分が検討されることもある。…
ウォーターゲート事件へのノスタルジーを駆り立てる反トランプ勢力 Trump critics bring Watergate nostalgia back into vogue
1973年に開かれたウォーターゲート事件をめぐる上院の公聴会を見逃したとしても、心配はいらない。共和党の大統領を失脚させたこのスキャンダルに対するノスタルジーの波が、反トランプ勢力を包み込んでいる。彼らはトランプ政権を…
反基地活動批判の「ニュース女子」を「倫理違反」としたBPOの偏向度
◆反対運動の実態報道 メディア、とりわけ一部の新聞・テレビの偏向報道が表面化し、その信頼性が問われた1年だった。今年の春から、いわゆる「森友・加計」(モリ・カケ)問題で安倍晋三首相の介入疑惑を指摘する報道が続いたが、結…
信頼低下、民主主義の危機
トランプVSリベラル・メディア(3) 昨年7月に米中西部オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会は華やかに演出され、トランプ氏が正式な党の大統領候補に指名された。 その会場となったクイッケン・ローンズ・アリー…
「赤旗」で3中総報告 共闘と比例票の二兎追う
立憲民主躍進の影に共産? 日本共産党は衆院選挙を総括する第3回中央委員会総会(3中総)を2~3日に開き、志位和夫委員長による幹部会報告、結語などを同党機関紙「しんぶん赤旗」3日付、4日付に掲載した。 主見出しは「共闘…
総選挙後の「社会民主」 合流待望?立憲に秋波
政党要件を割った得票率 旧社会党を継承した伝統政党ながら、社民党は政党要件の確保が微妙になった。10月に行われた衆院選の比例区得票率は1・69%で、政党要件の2%を割った。もう一つの要件は国会議員数5人以上だが、2議席…
「民進の出直し」 遭難した党組織で議論百出
参院不要論跳ね返す存在に 党の衆院側が公認を出さない選挙で、希望の党、立憲民主党、無所属と3分裂した民進党。衆院選後の前原誠司代表辞任・離党、またもや代表選というお家騒動が続き、11月に機関紙「民進プレス」は発行されな…
座間9遺体事件に思う なぜ救えなかった若い命
孤独な人に仏を装う鬼 講談社の「週刊現代」(11・18号)に恐ろしい記事が載っていた。「私を愛した殺人鬼」のタイトルで、取材を受けたのは南関東在住の女性介護士(21)だった。人々を驚愕させた座間市9人バラバラ殺人事件の…
25年間凍結の受精卵から赤ちゃん誕生 Baby delivered with longest-frozen embryo
命が受胎で始まるとするなら、テネシー州東部で先月生まれた赤ちゃんは24歳半だ。出産に成功した受精卵の中で最も長期間、冷凍されていたことになる。 生まれたばかりのエマ・ウレン・ギブソンちゃんは、20年以上前の体外受精を…
日韓友好への道 「朝鮮通信使」の役割果たす
ASIA文化経済振興院理事長 姜 星財氏に聞く 歴史・領土問題をはじめ難しい課題を抱えた日本と韓国。その両国を舞台に、四半世紀前から文化人、芸術家、経済人、そして青少年を中心にした民間交流に尽力する韓国人がいる。社団法…
文政権が招いた外交惨事
これまで中国が韓国を無視しなかったのは、韓国の背後に米国という心強い後ろ盾があったからである。しかし、韓国に親中・親北政権が登場すると、中国は韓国を見下し始めている。 文在寅大統領が13日、韓国を代表し「国賓」として…
政治記者の9割民主党支持
トランプVSリベラル・メディア(2) 「新聞なき政府か、政府なき新聞のどちらかを選べと問われたら、躊躇(ちゅうちょ)なく後者を選ぶ」 第3代米大統領トーマス・ジェファソンが語ったこの有名な言葉は、言論の自由や民主主義…