相次ぐ企業不正の原因に経営陣の無責任体制を指摘する読売・日経


◆日本製品の信頼失墜

 おいおい、これで日本の未来は本当に大丈夫か? 不安が大きく広がる事態である。神戸製鋼所や日産自動車、SUBARU(スバル)という日本を代表する企業で明らかになった品質管理の不正は、三菱マテリアルや東レの子会社にも広がり、負の連鎖が続いている。

 「日本の製造業が築いてきた製品への信頼が揺らいでいる」「問題の根にあるものを改めなければ信頼回復はない」(日経社説4日付)と、まさに深刻な事態である。新聞も全紙が論調(社説、主張)を掲げて警告を発した。掲載日付順にタイトルから紹介すると、次の通りである。


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