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「避難情報」と早めの避難行動
拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 毎年発生する大雨災害 「逃げ遅れ」が生命の危険招く これからの季節、日本列島のどこかで大雨による災害が起きる可能性がある。昨年7月の九州北部豪雨では、福岡県朝倉市、同県東峰村および大…

日本経済について「学び直し」を推奨して特集を組んだエコノミスト
◆第二の人生設計必要 「人生100年時代の到来」という言葉が随所で聞かれる。定年が65歳、70歳に延長されたとしてもその後、数十年生きるとすれば、第二の人生設計が必要。その際に心掛けなければならないのは「学び直し」とい…


人生の豊かさと生きがい求め
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 感謝する人ほど幸せに ポジティブ心理学の視点から 「ストレス社会」の昨今、人々の心は萎(な)えて枯渇し、知らず知らずに心が迷走〈マインドワンダリング〉し、いつしか〈ネガティブ・マ…

リベラルな当局に妨害される宗教系養子縁組あっせん組織 Faith-based adoptions hampered by liberal officials
宗教系の社会奉仕団体は、養子縁組を待っている多くの里子たちに愛情にあふれた家庭を割り当てる上で重要な役割を担っていると、専門家は指摘する。だが、リベラルな幾つかの地域は最近、信仰と養子縁組あっせん事業を切り離させようと…

視聴率偏重に対して街角コメンテーターの鋭い意見を拾った日テレ特番
◆番組質低下に危機感 主に受信料や国からの交付金で番組製作を行っているNHKは、視聴率にとらわれず、質に重点を置いた番組作りができるという利点がある半面、製作責任者の思想や思い入れによる偏向や独善から、偏った番組が製作…


梅澤隊長は軍命出さず、母の嘘の証言を娘が覆す
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (11) 『母の遺言』はこう締めくくる。 <1980年、母は梅澤元隊長と那覇市内で再会した。本土の週刊誌に梅澤隊長が自決を命令したという記事が出て以来、彼の…

「国民民主プレス」発行 衰退を示す紙幅の縮小
衰退を示す紙幅の縮小 国民民主党が5月7日に結党したが、同月中に機関紙は発行されなかった。民主党―民進党の流れを継承し、民進党に残った参院議員と離党して希望の党に移った衆院議員らが合流するという、いわばコップの中の争い…


新潟県知事選挙 野党共闘王国の一角崩れる
原発論戦しても期待されず 10日投開票の新潟県知事選挙は、自民・公明の与党が支持する花角英世氏(前海上保安庁次長、元副知事)と野党5党が推薦する池田千賀子氏(前県議、元柏崎市議)との対決となり、国会で森友・加計問題の攻…

教育で防げた新幹線殺傷
東海道新幹線の中で、悲惨な殺傷事件が起きた。1人の男性をナタで殺害し、2人の女性を傷つける悲惨な事件で、何のいわれもない男女3人を殺傷し、車内は血まみれとなったが、犯人の小島一朗容疑者(22)には深い動機があったようだ…

南部連合が消え、オバマ人気が復活 Obama rises again where name of Confederate falls
公共の広場から南部連合を排除しようという動きが拡大、ハワイ出身のシカゴ市民、オバマ第44代大統領の人気が高まり、その名前が、南部中の看板や建物で見られるようになろうとしている。 オバマ氏の名前は最近では、バージニア州…


東南アジア、選挙の季節
東南アジアは、選挙の季節を迎え、先月のマレーシアや東ティモールの総選挙では政権交代が起こった。カンボジアは来月29日、総選挙が行われる。これらの国で注目されるのは、進む中国傾斜に歯止めがかかるかどうかだ。 (池永達夫)…


沖縄はいつから日本なのか 仲村覚氏
世日クラブ講演要旨 ~誰も気が付かないもう一つの日本共産革命理論~ 復帰への先人の志を受け継ぐ 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム理事長 仲村 覚氏 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏は14日、…


「祖国をより強大に」が最重要
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 プーチン氏が国民と対話 孫への忠告は「ウソをつくな」 ロシアのプーチン大統領は6月7日、毎年恒例の「国民との対話」を行った。ロシアの主要なテレビとラジオを通じての「国民との対話」のテー…


中国のスパイ活動に懸念広がる、米上院でZTE制裁復活へ法案可決
トランプ政権は条項削除要求 トランプ米政権が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)に科していた制裁の解除を決めたことをめぐって、これに反発する超党派の議員が再発動に向けた立法措置を目指している。上院は18日、ZTEに対す…

米国の対中貿易制裁にデジタル技術めぐる覇権の視点で迫った産経
◆中国の戦略にも問題 日経「米中の貿易戦争で世界を危険にさらすな」(17日付)、毎日「貿易戦争に勝者はいない」(同)、読売「制裁と報復の連鎖を断ち切れ」(19日付)、産経「これで覇権を阻めるのか」(同)――。 米国が…


米朝首脳会談後、アジアの人権は厳冬期入りか
米国は米朝首脳会談で、北朝鮮の人権問題をなるべく口にしない暗黙の約束をしたようだ。人権抑圧非難などで体制を揺さぶらないことも「安全保証」の一部なのか。トランプ大統領は「素晴らしい人柄」「国民に愛されている」などと金正恩…


東京・狛江市、庁舎での「赤旗」購読禁止へ
職員の中立性確保 全国の地方自治体の庁舎内で、議員が職員に対し政党機関紙の勧誘・配達・集金を行っている状況が問題視され、複数の地方議会で取り上げられている。東京・狛江市は、庁舎内で日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の配達…


語り継がれる「為國作見證」、台湾の李登輝元総統が22日来沖
台湾の李登輝元総統が6月22日から25日まで沖縄県を訪問する。24日には、沖縄戦などで日本人として戦って犠牲になった台湾出身者を慰霊する「台湾出身者慰霊顕彰祭」に出席する。(那覇支局・豊田 剛) 揮毫碑の除幕式に出席へ…

米朝首脳会談の不確実性 Uncertainty at the summit
ホワイトハウスや国務省の誰も、マイク・ポンぺオ国務長官や、国家安全保障問題担当大統領補佐官ジョン・ボルトンが手元に抱えている仕事をうらやましいとは思わない。誰かが、トランプ大統領が天井まで上り詰めた高揚感から、彼の両足…


韓国は「文在寅王国」に?
先週、韓国で実施された統一地方選挙で与党の共に民主党が圧勝した。4月の南北首脳会談や直前の米朝首脳会談の「融和」ムードを歓迎する世論がそのまま政府・与党への圧倒的な支持につながった形だ。野党の保守陣営は壊滅状態に追い込…


トランプ米政権の1年半
日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 自国第一主義の影響大 外交面の新基軸には評価も 人物評価、業績評価は棺(ひつぎ)を覆ってからと言われるのに、たった1年半であれ、これを言うのは、至難の業である。しかし、トランプ…

栄養バランスのよい食生活でフレイル(虚弱)予防
ニュートリ・クッキングの葭谷麻利子代表が講演 「~フレイル予防でイキイキした毎日を~健康長寿を支える『食』を学ぼう!」と題した食育講演会がこのほど、東京都立川市の多摩消費生活センターで開かれた。国際薬膳師であり管理栄養…


現状打開には生活習慣の改善必要 我喜屋優氏
興南学園理事長・我喜屋優氏に聞く 戦後73年目、6月23日には、沖縄戦が終結した「慰霊の日」を迎える。平成22年に甲子園春夏連覇に導いた興南高校長兼野球部監督を務める我喜屋優・興南学園理事長に平和教育のあり方、沖縄の学…
