[会員向け] rss

ドゥテルテ比政権3年目 テロ対策で評価、経済は停滞

 ドゥテルテ大統領が就任して3年目を迎えた。強力なリーダーシップでイスラム過激派対策を推し進め、国民の支持を高い水準で維持する一方で、人権問題や暴言は国内外で依然として反発を生んでいる。経済政策の柱だったインフラ開発の停…

続き

コロンビア次期大統領に和平合意反対派

 6月17日に実施されたコロンビア大統領選挙の決選投票で、ゲリラとの和平合意反対派のイバン・ドゥケ上院議員(41)が勝利した。ドゥケ氏が所属する保守政党は、合法化したゲリラ政党の権利を制限する憲法改正を目指している。 (…

続き

中国はWHOを私物化するな

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 許し難い台湾締め出し 日本政府は抗議の声上げよ  台湾は2009年以降、国連復帰が認められていないとはいえ、その医療実績等を買われて世界保健機構(WHO)の総…

続き

2期連続の景況感悪化でも楽観論が目立った読売、日経の短観社説

◆米通商政策が影響か  日銀が2日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の景況感が、5年半ぶりに2期連続で悪化したことが明らかになった。  4日までに社説で論評した新聞は、読売、日経の2紙だけと寂し…

続き

中国の覇権主義はアジア最大の不安定要因 李登輝氏

日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会 スピーチ 李登輝元台湾総統  先月2年ぶりで来日し、沖縄を訪れた台湾の李登輝元総統が6月23日、糸満市のホテルで開かれた「日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会」で行ったス…

続き

法律の手引書が必要だ A needed tutorial in the law

 アメリカ合衆国連邦最高裁判所(以後、最高裁)は火曜日、法律の解釈に、憲法の代わりに、感情を使いたがる善意の人々にきついお灸(きゅう)を据えた。憲法問題に関する評決では、見慣れた5対4の裁決(注)によって、最高裁は、危険…

続き

北朝鮮、半島統一主導に自信か

揺れる在韓米軍の価値  南北・米朝首脳会談で朝鮮半島の平和ムードが一挙に高まり、在韓米軍不要論まで台頭しかねない状況が生まれる中、北朝鮮が独裁体制維持のまま自国主導の南北統一に自信を深める恐れが出てきた。国際社会の関心は…

続き

札幌で道徳授業・家族の在り方セミナー

まずは大人の人格教育から 札幌で道徳授業・家族の在り方セミナー

教師の“場を作る”工夫が必要  文部科学省は今年3月末に来年度から使用される公立中学校の道徳教科書検定結果を公表した。それによれば同省は「考え、議論する道徳」を掲げているが、そこには、“円満で調和のとれた人格の形成を目指…

続き

家族に関わる問題で「家庭再建」に沈黙する産経と正論を吐く朝日の「声」

◆45周年迎えた「正論」  産経オピニオン面に「正論」と題する論壇がある。スタートしてから45周年を迎えたというので、6月25日付に特集が組まれていた。執筆陣の一人だった作家の曽野綾子さんが「45年前頃の空気を知る人は、…

続き

論理性欠く沖縄「平和教育」

沖縄大学教授 宮城 能彦 悲劇の原因究明を怠る 世界史的観点からの考察必要  今年も沖縄の終戦記念日である6月23日がやってきた。  糸満市摩文仁の平和祈念公園では今年も県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が執り行われ…

続き

本当に大丈夫? その生活習慣

埼玉セントラル病院 丸山直記院長 食事・運動・睡眠でバランス良く  東京都健康長寿医療センターの主催で「ストップ!その生活習慣は本当に大丈夫?」と題して第150回老年学・老年医学公開講座がこのほど、練馬文化センターで行わ…

続き

トランプ氏、保守派判事指名へ

米コラムニスト マーク・ティーセン ケネディ氏が引退表明 最高裁、保守派が勢力拡大  最高裁を変えてほしくてトランプ大統領に投票した保守派に、おめでとうと言いたい。願いはかなった。  大統領選でヒラリー・クリントン氏が勝…

続き

米の譲歩目立った米朝会談

元統幕議長 杉山 蕃 耳を疑う軍事演習中止 非核化へ厳しい対応崩すな  米朝首脳会談は、世界の耳目を集めたものの、具体性のない原則合意の共同声明に終わり、朝鮮半島の非核化の「大きな前進」を期待した向きには、意外な結果とな…

続き

深刻なハイブリット脅威

 日本ではハイブリット攻撃という言葉は馴染(なじ)みが薄いかもしれないが、欧米各国ではその脅威は深刻な問題となっている。  ハイブリット攻撃とは、軍事作戦に非軍事的な工作を組み合わせ、国家や社会の脆弱(ぜいじゃく)な部分…

続き

新潮“好評”連載「食べてはいけない食品リスト」に疑義を投げ掛けた文春

◆検証記事をぶつける  週刊新潮が連載して“好評”を博している「食べてはいけない食品リスト」。「第7弾」(7月5日号)では「パン」と「調味料」がやり玉に挙げられている。具体的な商品名を出して、記事では「◯◯になる可能性が…

続き

米連邦最高裁、花屋の同性婚ウエディング判決を無効に Supreme Court vacates florist’s same-sex wedding case

 米連邦最高裁によれば、ケーキ屋にとって良いことは花屋にとっても良いことかもしれない」  連邦最高裁は6月25日、ワシントン州リッチランドで「アーリーンズ・フラワーズ」を経営するバロネル・スタッツマンさん(73)が同性婚…

続き

明治維新の政治思想とアジア

哲学者 小林 道憲 伝統と近代を見事に融合 今世紀の諸国家を導く理念に  今年は、明治維新から150年の年に当たる。明治維新を導いた政治思想とその後のアジアの政治思想について考えてみたい。  ヨーロッパ列強の進出という未…

続き

英米の2人の若いリーダーによるイスラル・パレスチナ訪問に賛否

◆「歴史的」な王子訪問  英国のウィリアム王子がイスラエル、パレスチナを訪問した。英王室のパレスチナ訪問は、70年前に英国の委任統治が終了してから初めてのことで、英メディアは「歴史的」と称賛した。しかし、和平への期待を表…

続き

ビル・ガーツ

米、迎撃ミサイルをアラスカに追加配備へ

北朝鮮を依然強く警戒  トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談で両国の緊張は緩和に向かっているとみられているが、アラスカ州に配備された迎撃ミサイルは依然、高度な即応体制を取っている。  マティス国防長官…

続き

マスコミと自作自演、大田元知事にノーベル平和賞?

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (12)  話は核心に迫ったところだが、ここからは副題の「慶良間諸島の“集団自決”の真相」をしばらく棚上げにして、6月23日の慰霊の日に全県民が祈る「平和の礎(…

続き

「男女」「同性」で二重基準 国立市「多様な性」条例

愛情告白された側の人権無視  世界で注目を集めるセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ=セクハラ)は、被害を訴える側が「不快」と思えば、それはセクハラになるというのが基本的な考え方だ。この定義からすると、同性愛者が同性に…

続き

生徒を共産党に誘う教員

 共産党や左翼が子供たちを狙っている。要注意である。6月3日には若者憲法集会が開催され、たくさんの青年が日本民主青年同盟(以下=民青)に加盟した(民青新聞6月25日号より)。  民青は、政治的に中立な組織ではない。共産党…

続き

不法移民の健康状態に医師ら懸念 Doctors sound alarm over lack of care at border

 国境で移民の子供らの危険な状況が続いている中、テキサス州の小児科医が、米政府によって拘束され、保護されている子供らに、適切な医療と治療が施されていないのではないかと警鐘を鳴らしている。  テキサス子供病院の上級小児科研…

続き