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幼児教育の無償化 効果は貧困家庭に限定
「質」高める取り組み重要 幼児教育の無償化が国会だけでなく、論壇でも論議されている。昨年の総選挙の争点になる一方、与党は「人づくり革命」の政策パッケージの目玉として、幼児教育を無償化するとしている。 背景にあるのは少…

ウイグルに支援を 中国で著しい人権弾圧
民族文化消す同化政策 2月9日、日本ウイグル連盟と呉竹会の共同開催で、世界ウイグル民族指導者のラビヤ・カディールさんの講演会が都内で開催された。ラビヤ・カディールさんは、世界中のウイグル人から指導者として尊敬されている…

米司法省、サイバー攻撃に備えタスクフォース DOJ announces ‘cyber-digital task force’ to tackle election interference, protect infrastructure
司法省は省内全体にわたるタスクフォースを組織し、敵勢力がインターネットを使っていかに米国の選挙に介入したり、重要インフラを攻撃したりする可能性があるかを調査する。セッションズ司法長官が20日、明らかにした。 セッショ…


西郷隆盛に学ぶ、鹿児島では神のような存在
夢開拓学校副塾長 冨山正勝氏に聞く NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で盛り上がっている鹿児島。初回の視聴率は34・9%で関東地区の2倍を超えた。西郷隆盛は全国的に人気のある英雄だが、鹿児島ではそれ以上に神のような存…


比の対中姿勢「生ぬるい」
南シナ海問題で教授が批判 南シナ海の領有権問題をめぐり、フィリピン大学の海洋法研究所の教授が政府の対中姿勢を痛烈に批判した。中国は同海域での共同資源探査を協議する一方、フィリピンが領有権を主張するベンハム隆起の名称を新…


イスラエル、ハマスとの衝突が激化
イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスのテロ活動拠点など18カ所を攻撃したと発表した。イスラエル軍は、民間人を狙ったテロ活動への報復と発表、ガザをめぐってイスラエルとハマ…

新駐日露大使は久々の知日派
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 日本語堪能ガルージン氏 能吏タイプ、強硬派の一面も ロシアのプーチン大統領は1月29日、エフゲニー・アファナシエフ駐日大使(70)を解任し、日本通で知られ、対日外交の経験が豊富なミハイ…

黒田日銀総裁再任で2期目5年間の課題・責任に言及した各紙社説
◆産経など続投を評価 読売「日銀緩和に問われる柔軟姿勢」、朝日「『次の5年」国会で語れ」、毎日「代えられない政府の事情」、産経「路線継続の成果問われる」、日経「再任後の黒田日銀総裁が背負う重い課題」、東京「問題を先送り…

スポーツとさわやかさ、韓弼花選手を応援したころ
北朝鮮と冬季五輪。思い出すのは北朝鮮が初めて五輪に選手団を派遣した1964年インスブルック大会の女子スケート3000㍍で、銀メダルを獲得した韓弼花(ハンピルファ)である。私は朝鮮戦争(1950~53年休戦)で一時、半島…


自衛隊に米軍基地の管理権を
國場幸之助衆院議員に聞く 尖閣諸島を指定離島に、沖縄振興は国家戦略 沖縄にとって選挙イヤーの2018年前半最大の山場である名護市長選で、政府・与党が推す渡具知武豊氏が初当選を果たした。自民党副幹事長の國場幸之助衆院議員…

南アフリカの追放劇 Ouster in South Africa
今週、ネルソン・マンデラの釈放28周年記念日を祝った。水曜日(14日)、ロベン島の刑務所でのマンデラ氏の隣人の一人、ジェイコブ・ズマは任期を1年以上残して、国家の大統領を辞任した。 「辞任」とは、彼に起こったことに対…


ポーランドで「ホロコースト法案」施行へ
ポーランド上院は1月31日、「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)に関する法案」(以下「ホロコースト法案」)を賛成57、反対23、棄権2の賛成多数で可決した。同法案では、ポーランドがナチ・ドイツに占領されていた時代のユダヤ…

男女共同参画計画への疑問
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 「違い」こそ「存在価値」 日本本来の在り方再評価を 「日本国憲法の三大理念」は、平和主義、国民主権、基本的人権の尊重だと小学校以来教え込まれてはきたものの、…


9条自民両案は折衷可能 篠田英朗氏
憲法改正 私はこう考える 東京外国語大学大学院教授 篠田英朗氏(下) 安倍晋三首相が表明した自衛隊を憲法9条に明記する改憲の方針をどう評価するか。 終戦直後の人は唇をかみしめながら、この憲法と一緒に何とか生きていこうと…

全国学力テスト 出題方式変更へ
知識と活用を一体で問う問題に 文部科学省は16日、小学校6年と中学3年を対象に毎年4月に実施している全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の国語と算数について2019年度以降、基礎知識を問うA問題と活用力を試すB問題…


手強い豪雪に“助っ人”フル稼働
金沢市で大学生が雪かきボランティア、市が町内会との仲介役に 金沢市には「学生等雪かきボランティア」というユニークな事業がある。文字通り、市内の大学に通う学生たちに、ボランティアで雪かき作業を手伝ってもらう取り組みだ。こ…

産経誤報でも免責はされぬ沖縄2紙による米軍への「ヘイトスピーチ」
◆記事を削除して謝罪 産経は昨年12月12日付に「日本人救った米兵 沖縄2紙は黙殺」との記事を掲載したが(ネット「産経ニュース」では同9日付)、2月8日付で確認できなかったとして記事を削除し、沖縄2紙に対する批判に行き…


実態覆い隠す北の微笑み攻勢
米コラムニスト マーク・ティーセン 代表の機嫌取るメディア 残虐な処刑や強制収容所 平昌五輪で北朝鮮代表の機嫌を取るメディアを見て、私の昔のボス、ラムズフェルド国防長官(当時)が、執務室のテーブルのガラスの下に入れてい…

一強体制を強化する習近平氏
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 武警を中央軍委管轄下に 軍隊化で国内外に新たな問題 中国では、昨秋の共産党第19回大会(19大)で習近平総書記に権力を集中する一強体制が確立した。それから5カ月が経(た)とうとしているが、…


国際法に沿った憲法解釈を 篠田英朗氏
憲法改正 私はこう考える 東京外国語大学大学院教授 篠田英朗氏(上) 憲法改正のカギを握る野党第1党、立憲民主党の枝野幸男代表は「憲法は国民が権力を縛るためのルールである」との「根本的な理解」が議論の前提という考えを表明…

トランプ米大統領が手掛ける地下高速鉄道敷設にケチつけるNW日本版
◆「土地収用権」で注文 トランプ米大統領が計画する、ニューヨークとシカゴ(約1200キロ)をトンネルで結び、5時間足らずで移動できる高速鉄道敷設について、ニューズウィーク日本版(2月13日号)が「『夢の超高速鉄道』は落…

循環型人生観で意義ある生を
名寄市立大学教授 加藤 隆 四季に見立てて人生理解 死んだらおしまいの直線型 吉田松陰の最後の言葉を記した留魂録というものがある。処刑を前にした自身の心情を今に伝えている。「人にはそれぞれに相応しい春夏秋冬がある。十歳…

予想以上に多かった胎児性アルコール障害 Fetal alcohol disorder widespread
胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)にかかる子供がこれまで考えられていたよりも多いことが、最新の研究から明らかになった。研究で、発育不全、臓器や脳の損傷、認知・行動の問題などの症状を持ちながら、診断未確定の子…
