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ペルーでフジモリ派が分裂、次男ケンジ氏が姉ケイコ氏と決別
次期大統領選のダークホースに 南米ペルーで、フジモリ元大統領の恩赦が思わぬ波紋を広げている。次男ケンジ氏が最大野党のフジモリ派を離脱、2021年の大統領選に向けてダークホースとなりつつある。(サンパウロ・綾村悟) 調…

日米原子力協定の行方
元原子力委員会委員長代理 遠藤 哲也 大勢は自動延長の方向 核燃料サイクルの確立急務 最近、本紙(1月18日付社説)をはじめ、各紙、テレビ等で日米原子力協定の延長問題が取り上げられている。30年以上も前になるが、筆者は…

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4月末を過ぎたら手遅れに、「断油」が北を止める最後の道
どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(下) 北朝鮮の核・ミサイル開発を止める方法はあるか。 トランプ米政権がやらなければならないのは、石油の全面禁輸だ。石油の全面禁輸だけが、金正恩…


憲法改正、平和欲せば戦争に備えよ
憲法改正 私はこう考える 元駐チリ大使 色摩力夫氏(上) 安倍晋三首相の強い意向を受けて、憲法改正の焦点は従来の一般論的な議論でなく、個別的、具体的な改正条文づくりに移ってきた。改憲論議の焦点である9条などの主要論点に…

北の融和姿勢に懐疑的かつ「非核」が大原則の慎重論を展開した各紙
◆北が微笑み外交展開 氷雪上の熱戦を繰り広げる平昌冬季五輪もやや色あせて見えるような光景である。何より開会式以降、肝心の競技よりもサポーターの方がフットライトを浴び、五輪が美女応援団や芸術団の振りまくさっそうとした愛嬌…


治安か普及か問われる民泊
住宅の空き部屋を利用して旅行客らを有料で泊める「民泊サービス」の運営を合法化した住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月から施行され、民泊のあり方が大きく変わる。国は民泊の「健全な普及」を目指すが、地域住民の安全を確保したい自…


核搭載ICBM完成なら米で「融和論」広がる恐れ
どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(中) 米国が対北軍事攻撃に踏み切る可能性は。 極めて低い。トランプ大統領が軍事攻撃の可能性を示唆するのは、中国を心配させて北朝鮮に圧力をかけさ…


名護新市長、経済効果に期待高まる
名護市長選、辺野古移設容認の渡具知氏当選 インフラ整備と地域の経済発展に期待が高まる 4日の沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を容認する立場の渡具知(とぐち)武豊(たけとよ)氏が…

市長らの大言壮語の熱を冷ませられないものか If only to harness hot air
石油・ガスの生産者に対する市当局の脅しは続いている。そして、その狂気の沙汰はカリフォルニアまで広がっている。ニューヨークのビル・デブラシオ市長は、エクソン、BP(イギリス石油会社)、そしてシェブロンを含む五つの大手会社…


北朝鮮の五輪参加団、ソフト戦術で韓国を翻弄
韓国・平昌冬季五輪に合わせ訪韓中の北朝鮮の芸術団や女子応援団が持ち前の美貌と芸達者ぶりで韓国の観衆を魅了している。核・ミサイルなどで周辺国の脅威になっている北朝鮮だが、今回は「平和の祭典」を舞台にしたソフト戦術でイメー…

金融政策の先行きを読め
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 19年以降に景気後退も FRBの小刻み利上げに学べ 世界経済が順調に拡大している。米国では、既に5回政策金利を引き上げたが、今年の3月に6回目の引き上げを実施し、さらに本…


どう見る北の脅威、今年後半に国連制裁崩壊も ラリー・ニクシュ氏
どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(上) 五輪を韓国誘導に利用 米韓軍事演習中止を要求か 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が妹の与正氏を平昌冬季五輪に派遣した狙いは。 北朝鮮は韓国…


沖縄・那覇市の議員や教育関係者ら、スタディクーポン導入へ勉強会
“子供の貧困”解決は「放課後格差」解消から 経済的な理由から塾などの放課後活動ができない生徒が使える「スタディクーポン」を提供する取り組みが、東北の震災地や関西を中心に一部で展開している。子供の貧困率が全国一高い沖縄県…

市長選結果を受け入れず民主主義を否定する沖縄タイムスの阿部氏
◆「敗者は民主主義」? 「敗者は日本の民主主義」。こんな見出しの解説記事に思わず「えっ!?」と唸(うな)ってしまった。 沖縄県名護市の市長選挙で米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する現職、稲嶺進氏が移設容認派の与党候…

広辞苑「日中共同声明」解説に誤り
平成国際大学教授 浅野 和生 国交締結ではなく正常化 台湾の帰属でも事実を誤認 「辞典といえば広辞苑」「日本語辞典の代名詞」とは、去る1月12日に10年ぶりの改訂新版が出た広辞苑の帯のうたい文句である。出版社も商売だか…


一般教書演説への支持生かせず
米コラムニスト マーク・ティーセン ロシア疑惑に関心が集中 喜ぶ民主党とマスコミ トランプ大統領は先週、一般教書演説を行った。視聴者のうち、民主党員の43%を含む75%が演説に好意的な反応を示した。大統領は通常、一般教…

欧州に徴兵制復活の動き
産経新聞(2月2日付)に「欧州徴兵制復活の動き」という特集記事が掲載された。特にこの記事で注目したのが、スウェーデンの動きだ。 北欧の中立国であるスウェーデンは、2010年に徴兵制を廃止したが、ウクライナ危機以降、バ…

沖縄・名護市長選の勝因は公明党の「根こそぎ作戦」だと分析する文春
◆新潮は“進次郎効果” 秋の沖縄知事選の前哨戦として重要な意味を持つ名護市長選は新人の渡具知(とぐち)武豊氏が「オール沖縄」で翁長雄志知事らの支援を受けた辺野古移設反対の現職稲嶺進氏を大差で破った。 週刊新潮(2月1…

ユダヤ流マネー教育とは
獨協大学教授 佐藤 唯行 裕福さは神の愛の証し 懸命に稼ぎ慈善活動に励む 子供たちにお金との付き合い方を教える子供向けのマネー教育が日本でも徐々に注目されている。この点について「金儲(もう)けの達人」と称されるユダヤ人…

朝から同性愛者の子づくり手段を扱うNHK「けさクロ」のグロテスク
◆適当な放送時間帯か 朝は出勤前、登校前の親と子供たちが朝食を取り、部屋にはテレビがついているのが、家庭の日常的な光景だ。そのような時間帯に7日のNHKニュース「おはよう日本」の「けさのクローズアップ」(けさクロ・7時…

左向けの扇動的なレトリックを放つ民主党の大統領志望者たち Democratic presidential aspirants unleash incendiary rhetoric in race to left
2020年の民主党大統領予備選は、極端に左寄りのレトリック競争の様相を呈している。これまでのところ、最も扇動的な攻撃でフロントランナーの地位を得ようとしているのがコーリー・ブッカー上院議員だ。 ニュージャージー州選出…

裴振栄記者の「日本の歴史紀行」
明治維新評価の裏に政権批判 日韓関係が1965年の国交正常化以来最悪と言われる中で、日本を訪れる韓国人観光客が史上最多となった。日本を貶(おとし)め世界で反日を叫ぶ一方で、その国を訪れて文化を楽しむという心理はなかなか…

保革対立が先鋭化する韓国 左右の論客が誌上で論戦
「北主導の統一」で認識の相違 韓国で保守と革新の対立が先鋭化している。文在寅(ムンジェイン)政権が平昌冬季オリンピックで北朝鮮と合同チームを構成したり、国連の制裁にもかかわらず、大量の応援団を受け入れ、便宜供与している…
