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辺野古移設問う名護市長選、来月4日投開票
政府与党対翁長知事の“代理戦争” 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設が予定される名護市の市長選が来月4日、投開票される。移設に反対する翁長雄志知事が支援し3選を目指す現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民…
米企業、中国で謝罪ドミノ
特報’18 台湾など「国扱い」で当局圧力 米ホテルチェーンのマリオットインターナショナルなど中国に進出する米企業が、台湾や香港などを「国」として扱ったとして、謝罪に追い込まれる事態が相次いでいる。これらを「不可分の領土…
良いニュースを愚弄する人たち When good news is scorned
わずか数週間の間に、連邦議会の民主党員は、反対意見もほとんどなく、数十年間で最も破壊的な表決を2回行った。国家の利益だけでなく、彼ら自身の党派的利益にとっても破滅的になるであろう表決を。 最初のは、クリスマス直前のこ…
万策尽きた翁長沖縄県知事
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 裁判連発し県税を浪費 自民はロマンある具体案示せ 沖縄・南城市長選はまったくの想定外で現職が負けた。 世論調査で保守系現職と革新系新人が拮抗(きっこう)していることを知…
北朝鮮と“無限核競争”
国際社会では国連安全保障理事会の常任理事国5カ国だけに核保有が認められ、これ以外の国の核保有はNPT(核拡散防止条約)によって禁止されている。 しかし、インド、パキスタン、イスラエルは既に核保有国家であり、北朝鮮も事…
「TOEFL」免除、推薦文なしで留学
沖縄尚学が海外32校と協定締結 「強くて優しい文武両道のグローバル教養人」づくりを目指している沖縄県那覇市の沖縄尚学高校(名城政次郎校長)は昨年12月、米国の4大学と推薦入学協定を締結した。今年度末までに海外の高校・大…
慰安婦像近くに徴用工像も、在ソウル日本大使館前
戦前、日本に強制徴用されたとされる朝鮮半島出身者の追悼碑を在ソウル日本大使館前にある慰安婦像の近くに設置する計画が進められている。日韓「慰安婦」合意の事実上の見直しを宣言した文在寅政権の下、韓国側では未来志向に逆行する…
ごみ減量化へ食品ロス学ぶ
埋立処分場の見学などに参加 食べ残しや期限切れなどで食品が廃棄される食品ロス(フードロス)を知ることで家庭ごみの減量化につなげようと、東京都環境公社は13日、親子向けのワークショップを東京都江東区の環境局中防合同庁舎で…
テロ防止策に言及せず防犯カメラに反対する空想的平和主義の朝日論説陣
◆記者は献身的に取材 「赤報隊事件」と題されたNHKドラマが先週、放映された。1987年に朝日新聞阪神支局が襲撃され小尻知博記者が死亡した事件で、赤報隊が犯行声明を出したが、犯人逮捕に至らず、未解決のまま15年前に時効…
科学・技術大国を目指す中国
米コラムニスト ロバート・サミュエルソン 研究・開発費、世界1位に 米の技術基盤の活性化を 全米科学財団(NSF)と全米科学委員会(NSB)は、米国の技術の現状に関して、隔年で作成している「科学・技術指標」を公表した。…
平昌五輪とその後の情勢
元統幕議長 杉山 蕃 対北制裁、徐々に効果 核拡散・流出の危険は増大 平昌五輪が旬日に迫り、朝鮮半島では南北閣僚級会談を通じ、双方の思惑を込めた交渉が行われ、帰趨(きすう)が注目される。今回は会談合意内容とともに、五輪…
正面装備更新進むも
F35A最新鋭ステルス戦闘機1機が1月26日、航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)に配備された。三沢基地には平成30年度末までにさらに9機が配備され、飛行隊(10機体制・隊員約200人)が新編される。中国、ロシア機への領…
平昌五輪に来る北朝鮮「美女応援団」の謎に迫るも突っ込み不足の新潮
◆いつの間にか主役に 2月9日から韓国で平昌冬季オリンピックが始まる。韓国はもとより日本のメディアもそうだが、五輪の事前報道は「南北統一チーム」や「美女応援団」ばかりで、肝心のスポーツの祭典、記録への期待、などアスリー…
トランプ氏の性格に不安募る
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 核のボタン握る米大統領 「精神的破綻」懸念する声も ドナルド・トランプ米大統領就任の1周年記念日に当たる1月20日、アメリカ連邦政府が暫定予算失効のため一部…
オバマ大統領センターの建設めぐり訴訟 Lawsuit demands answers on Obama library’s impact on environment
オバマ大統領は常に環境保護運動から支持を受けてきた。しかし、シカゴのサウスサイドにある公園の土地に豪華な大統領センターを建設しようとして批判にさらされている。 その結果、現地コミュニティーの活動家らが、オバマ氏の大統…
シリアの混乱増すと米国のクルド人政策を非難する英紙ガーディアン
◆新段階に入った内紛 シリア北部のクルド人をめぐり、隣国トルコと米国との間でさや当てが繰り広げられている。米国が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦でクルド人を動員し成果を上げた一方で、存在感を増すクルド人に隣国ト…
米国のリベラルの矛盾 個人の自由、家族崩壊招く
軍の権威は左右ともに認める 昨年、「宗教国家アメリカのふしぎな論理」(NHK出版新書)を出した国際基督教大学学務副学長の森本あんりが「Voice」2月号の「著者に聞く」の中で、米大統領選挙におけるドナルド・トランプの勝…
業を雪いだ佐藤愛子氏 人間は苦悩で鍛えられる
息子から贈られた本 クリスマスを前に、息子(次男)が佐藤愛子のベストセラー「九十歳。何がめでたい」(小学館)をプレゼントしてくれた。 佐藤紅緑を父に、サトウハチローを兄に持つ彼女の名は知っていたが、多忙のあまり彼女の…
中国から郵便で密輸されるオピオイド Chinese use Postal Service to smuggle opioids
米上院議員らが18日、中国からオピオイドを購入するには、グーグル、クレジットカード、電子メールがあれば十分だと指摘、致死性の高いフェンタニルを含む大量の郵便物を「発見、対処」できていないと米国郵政公社を非難した。 上…
母に教えられた「愛する」生き方
「おかげさま」で幸せに ペルシャパレス社長 マスウド・ソバハニ氏に聞く 来日して32年、アメリカ国籍のペルシャ人、マスウド・ソバハニ氏の口癖は「おかげさまで」。バハイ教徒のため弾圧されるイランを出てアメリカで学び、結婚…
新「ミサイル防衛見直し」は不十分
極超音速ミサイルなど未対応 米軍の「ミサイル防衛見直し」(MDR)が間もなく完成するが、国防筋によると、MDR草案に国防総省高官らは、不満を抱いているという、 MDRは、現行システムの追加導入を求めている。迎撃システ…
比政権、テロ掃討に本腰
ミンダナオ島で戒厳令延長 IS系、新人民軍の壊滅へ ドゥテルテ大統領は昨年末、国内外からの批判を受けながらもフィリピン南部ミンダナオ島における戒厳令の1年延長に踏み切った。目的は南部を中心に活動するイスラム過激派と、新…
聖職者支配体制に不満爆発、イラン全土で民衆が大規模デモ
イスラム教シーア派の盟主を自任するイランで、聖職者支配体制を揺さぶる大規模デモが行われた。民衆の力を圧倒的に上回る体制側の権力によって、デモは完全に鎮圧されたものの、その火は国民の間にくすぶり続けている。 (カイロ・鈴…