実態覆い隠す北の微笑み攻勢


マーク・ティーセン

米コラムニスト マーク・ティーセン

 平昌五輪で北朝鮮代表の機嫌を取るメディアを見て、私の昔のボス、ラムズフェルド国防長官(当時)が、執務室のテーブルのガラスの下に入れていた写真を思い出す。夜の朝鮮半島の衛星写真だ。下は明るく輝く、自由と民主主義の韓国、北は真っ暗で、平壌に小さな光の点があるだけ。ラムズフェルド氏ならこう言うだろう。この二つの国は、同じ民族、同じ天然資源を持つ。しかし、一方は、自由と新しいものを求める意欲の光で輝き、一方は、国民は惨めな生活をし、暗闇に覆われている。


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