北村透谷 生誕150年 近代文学に大きな影響


鈴木一正氏

北村透谷研究会幹事 鈴木 一正氏に聞く

北村透谷に関心を持ったのはいつ頃?

 透谷との出会いは高校の教科書に載っていた「山庵雑記」という作品で、冒頭の「人間の心中に大文章あり」という一節に、強く惹(ひ)かれた。私は周囲から勧められて工業高校に進んだが、透谷の文章を読んで、何とすばらしい言葉かと思った。自分も次第に文学の道に進みたいと思うようになった。


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