「避難情報」と早めの避難行動


濱口 和久

拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久

 これからの季節、日本列島のどこかで大雨による災害が起きる可能性がある。昨年7月の九州北部豪雨では、福岡県朝倉市、同県東峰村および大分県日田市などを中心に河川の氾濫(はんらん)、浸水害、土砂災害が起き、甚大な被害をもたらした。福岡県で34人(朝倉市で31人、東峰村で3人)、大分県日田市で3人の計37人が亡くなった。また、朝倉市では4人が行方不明になっている。


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