米朝首脳会談後、アジアの人権は厳冬期入りか


山田 寛

 米国は米朝首脳会談で、北朝鮮の人権問題をなるべく口にしない暗黙の約束をしたようだ。人権抑圧非難などで体制を揺さぶらないことも「安全保証」の一部なのか。トランプ大統領は「素晴らしい人柄」「国民に愛されている」などと金正恩・党委員長を褒め、人権問題は北だけではない、別の目的が優先でそうかかずらえないと言い、一定のお墨付きを与えてしまった。心配である。アジアの人権問題はどうなるだろう。


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