国旗への異なる関心、日本の子供の方が幸せだ
山田 寛 2021/7/21 写真|山田寛の国際レーダー [会員向け]
子供たちの国旗への関心と理解が増している。通販でも書店でも、絵本、図鑑、パズル、マスクなど子供向け国旗グッズがいっぱいだ。
日の丸の旗は私が子供だった1950年代には、祝日にかなりの家が立てていたが、やがて右翼の街宣車の専売特許になった。学校では左翼の教員が、国旗・国歌に敬意を表さないよう教えていた。だが今、国旗への関心の主役は右翼から子供たちへ移った様だ。
まず国旗の豊かな色彩やデザインにひかれ、世界を覗(のぞ)き、世界に前向きの夢と関心を抱いて行く。そんな子供が増えているなら、健全で幸いなことだ。
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