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タイ軍部のクーデターら4年、懸念される中国傾斜
タイ軍部のクーデターが発生して4年が経過した。タイの社会情勢は一見、平穏だ。だが、5人以上の政治集会が禁じられたまま、強権下の平穏といった状況が4年続いている。懸念されるのは民政復帰を求める欧米諸国との溝が深まり、内政…
非核化見返りは独裁維持資金? 米朝首脳会談めぐり諸説紛々
来月12日にシンガポールで開催予定だった米朝首脳会談。双方が取り止(や)めや延期などに言及しながら駆け引き、応酬が続いたが、米国は24日に中止を発表した。しかし、米ホワイトハウスやシンガポール政府は報道機関向けに取材申…
ハスペル米CIA長官が就任、拷問関与疑惑も手腕に期待の声
トランプ米大統領が中央情報局(CIA)長官に指名したジーナ・ハスペル氏が21日、就任した。同氏は、30年以上CIAに勤務してきたベテランだが、過去にテロ容疑者への過激な尋問をしていた施設の責任者だったことが問題視された…
定年制なき世界に備えよ
慶應義塾大学特別招聘教授 柏木 茂雄 高齢者差別の制度廃止へ 自らの能力高める努力必要に 100歳まで生きる時代が到来し、定年後をどう生きるかについての解説本が本屋に並んでいる。近く定年を迎える人や既に迎えた人にとって…
在韓米軍撤退もカードに 島田洋一氏
どうなる米朝首脳会談 (下) 福井県立大学教授 島田洋一氏(下) 日本にとって最大の懸念は、米朝が米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄だけで合意し、日本を攻撃できる中距離弾道ミサイルの脅威が残ることだ。 …
日大選手会見に大学の社会的存在意義が問われると熱く断じた産経に同感
◆ルール無視した行為 2020東京五輪を目指しスポーツ各競技団体は、参加選手やチームの選考や選抜、育成と強化に専心していく時期に入っている。その大事な時に、日本のスポーツ界では期待に逆行する不祥事が続いている。先のカヌ…
ベトナム残留日本兵、家族の絆の強さ印象づける
先日NHK・BSで放映された「遥かなる父の国へ ベトナム残留日本兵家族の旅」は、ベトナムに残された家族たちの父親との絆を強く印象づけるドキュメンタリーだった。 ベトナム残留日本兵は、1945年の日本敗戦後、ベトミン(…
今秋の沖縄県知事選、翁長知事は出馬明言せず
膵臓がんを公表、革新は後継不在で知事が頼り 12月の任期満了に伴う沖縄県知事選が今秋にも実施される。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設に反対する翁長雄志知事は膵臓(すいぞう)がんの手術をしたことを明らかにした…
ジーナ・ハスペル、CIA長官に承認される Gina Haspel confirmed
ついに、抵抗運動は功を奏さなかった。躊躇(ちゅうちょ)する声がたくさんあったにもかかわらず、ジーナ・ハスペル氏の中央情報局(CIA)長官への指名が今週、上院を通過した。採決は54対45で、6人の民主党員が賛成に回った。…
どうなる米朝首脳会談、「リビア方式」めぐり攻防 島田洋一氏
どうなる米朝首脳会談 福井県立大学教授 島田洋一氏(上) 6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談の行方に全世界の注目が集まっている。福井県立大学教授で拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長の島田洋一氏に展望を聞…
深刻化する「ナクバの日」デモ
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 パレスチナに世界が同情 関心集め資金獲得図るハマス まさか本当にはやるまいと思っていたことが現実に実行された。トランプ米大統領の選挙公約として登場したエルサレムへの米国大使館移転宣言は…
遊びながら学べる「ニュートン力学トランプ」
子供たちの豊かな発想力と創造力を育てることを目的として「こども発明教室事業」を実施している日本発明振興協会(会長・原昭邦白寿生科学研究所社長)は遊びながら力と運動の関係を学べ、力、運動、エネルギーの関係を分かりやすく表…
模擬起業体験を通して経済の仕組みを学ぶ
金融広報中央委が中学生向け金融教育教材を公表 中学校の社会科では、これまで、授業の中で「お金儲(もう)け」の話はあまり出てこなかった。「社会科」(公民的分野)の中で起業が模擬体験や「技術・家庭科」(家庭分野)で金銭管理…
「子どもシェルターおきなわ」2周年でシンポ
那覇市でシェルター利用者の生の声を紹介 虐待や非行、貧困を背景に家庭で居場所を失った未成年者に安心できる場所を提供し、自立を支援するNPO法人「子どもシェルターおきなわ」が開設2周年記念を迎えた。那覇市で行われたシンポ…
「南北融和」に脱北者は邪魔? 13人の韓国亡命 送還話が浮上
2016年4月に中国・浙江省にある北朝鮮レストランの従業員ら13人が韓国に集団脱北した事件をめぐり、韓国の親文在寅政権メディアや革新系弁護士団体が脱北は当時の情報機関による拉致だったと主張、政府も再調査をにおわし波紋が…
成田開港40年で「闘争」支援の過去に口をつぐみ政府を批判する朝日社説
◆極左派が建設を妨害 成田空港が開港して40年を迎えた。ゴールデンウイークに離発着ビュースポットの「さくらの山公園」と「ひこうきの丘」を訪ねたが、大変なにぎわいだった。「撮り鉄」ならぬ「撮り飛」か、カメラを構える人、レ…
北朝鮮への圧力弱めるな
米コラムニスト マーク・ティーセン 米国の対北戦略は順調 演習への反発は焦りの証拠 北朝鮮が米韓軍事演習に反発し、トランプ大統領との首脳会談の中止を警告したことは、トランプ氏の北朝鮮戦略が順調に進んでいることの証拠だ。…
米朝首脳会談開催に寄せて
東洋学園大学教授 櫻田 淳 北の日本疎外に動じるな G7をトランプ「壮行会」に ドナルド・J・トランプ(米国大統領)と金正恩(北朝鮮・朝鮮労働党委員長)が初めて顔を合わせる米朝首脳会談は、来る6月12日、シンガポールで…
組織改編進む陸上自衛隊
陸上自衛隊には16の職種がある。普通科、機甲科、野戦特科、高射特科、施設科、航空科、武器科、通信科、需品科、衛生科、輸送科、化学科、警務科、音楽科、会計科、そして、平成23年3月に新たな職種として情報科が加わった。 …
独善性と政治色濃い性教協 足立区立中学での性教育問題
要領」逸脱を推奨する学者 「慰安婦」紹介する授業も 3月5日に行われた東京都足立区立中学校の性教育が都教育委員会(都教委)から学習指導要領(要領)を逸脱し課題があったと指摘された問題で、授業を行った教諭は性教育を推進す…
台日の友好関係は相互理解と信頼の上に 謝長廷氏
台湾特集 台北駐日経済文化代表処 代表 謝長廷 中華民国(台湾)の蔡英文総統は、5月20日に就任2周年を迎えました。この間、台日関係は各分野においてさらなる進展を遂げており、双方の人々の絆もより一層深まっています。今年…
台湾が中国の経済攻勢に対抗
台湾特集 人材引留めと映像産業育成 米連邦議会上下院でこのほど、米国と台湾の政府高官の相互訪問を解禁する「台湾旅行法」を全会一致で可決。トランプ大統領が署名し、正式に発効した。これで蔡英文総統のホワイトハウス訪問も可能…
始動した「教科 道徳」に一言
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 簡単ではない教育評価 模範解答示せば知的活動衰退 わが国の学校における道徳教育は、2015年3月の『学習指導要領』の一部改正により従来の「道徳教育」は「学校…