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中国通信大手への制裁緩和 政府、議会から懸念の声
トランプ米大統領が、中国政府系の通信機器大手、中興通訊(ZTE)への制裁緩和を商務省に指示したことが、安全保障への懸念から波紋を呼んでいる。トランプ氏は13日、ツイッターで制裁緩和の意向を表明。中国政府からは解除へ圧力…

台湾国家扱い修正要求の是非
弁護士 秋山 昭八 国家成立条件満たす台湾 中国は一日たりとも統治せず 中国民用航空局は、世界の航空会社の中国部門に対して、台湾を国家として扱っていないか調査するよう命じる通知を出したとのことである。中国の法律に違反し…


米の核合意離脱でシリア緊迫
8日のトランプ米大統領によるイラン核合意からの離脱の発表を引き金に、内戦下にあるシリアで、合意離脱を支持するイスラエルと、米国を敵視し離脱に反対するイランの軍事的緊張が高まっている。(エルサレム・森田貴裕) イスラエル…

企業好決算に読売「景気実感との溝埋めよ」、日経は「収益力向上を」
◆未来への投資不可欠 企業の好決算発表が相次ぎ、東京証券取引所に上場する企業全体の2018年3月期は、2年連続で最高益になったようである。日経によると、純利益は前期比3割増で、5年前の3倍という。 こうした企業決算に…

人参とこん棒の外交 The Carrot and the stick
外交官はロバを扱う時、迷っていてはいけない。人参とこん棒は、外交官とロバに正しいことをさせるように仕向けるには、有効なツールになる。新米ではあるが、トランプ大統領は、イランや北朝鮮のならず者政権を扱うのにこれらの道具を…


キャンプの軍人らと地元との関係は「世界一」
名護市の米軍キャンプ・シュワブ基地司令ケビン・ノートン大佐に聞く 海兵隊は「辺野古第11班」 日米両政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に決めた米軍キャンプ・シュワブ基地(名護市辺野古)ゲート前での反基地デ…


欧州、トランプ外交に対抗
トランプ米大統領は8日、2015年7月に合意したイランとの核合意から離脱し、解除した対イラン制裁を再実施していく旨の大統領令に署名した。トランプ氏の決定は予想されていたが、米国のイラン核合意離脱は関係国に大きな波紋を呼…

日銀新執行部は変われるか
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 出口政策検討の兆候も 「見通し」削除、副作用に言及 日本銀行の新執行部がスタートした。と言っても、総裁は黒田東彦氏の再任だし、日銀プロパーの副総裁は、長い間政策企画の担当…


再発防止は「人生の目標発見が大切」
薬物リハビリ施設「ナルコノン」台湾代表が講演 教育現場などで薬物乱用防止の講演会を行っている「日本薬物対策協会」は先月14日、「世界保健デー」(4月7日、世界保健機関〈WHO〉後援)に合わせて、東京都内で、薬物乱用防止…

「宇宙で一番きれいなのは地球」
ISS滞在中の金井宣茂さんと小学生らが交信 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の金井宣茂さん(41)と直接交信できるイベントが2日夜、千葉県千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心で行われた。宇宙航空研究開発機構(JA…

抑止力を軽視する朝日流の平和主義こそ戦争を招き入れる「平和の敵」
◆東京のみ独自の1面 産経の1面コラム「産経抄」が首を傾(かし)げている(12日付)。 「新聞の1面トップ記事は、編集者がその日一番のニュースだと判断したものを充てる。在京各紙の11日付朝刊は、史上初の米朝首脳会談が…

ケリー氏の外交は偽善的
米コラムニスト マーク・ティーセン イラン外相と極秘会談 核合意の離脱阻止へ「共謀」 民主党は、民主主義の根底を崩そうとする外国との共謀に対して強い怒りを訴えてきた。だが、ケリー元国務長官が1度ならず、2度もイランの外…

日中佐官級交流の再開を祝す
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 相互理解と信頼醸成へ 将来担う軍事プロ同士が対話 中国人民解放軍佐官級訪日交流事業の一環として4月17日の歓迎レセプションに招待され、久々に懐かしい旧知の方々との交流ができた。同時にこのと…


左翼勢力の狙い、打倒の「本丸」は建国の理念
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (7) 米国の左翼勢力による歴史的人物の像などを撤去する運動が、南北戦争の南軍指導者だけでなく、ジョージ・ワシントン初代大統領や独立宣言を起草したトーマス・ジェファソン第3代大統…

“コピー症”中国の技術開発の今後について考察がほしかったNW日本版
◆中国の製造業がマヒ 米中貿易摩擦が激しさを増す中、米商務省は4月半ば、中国の大手通信機器・設備メーカーの中興通訊(ZTE)に対し、米国製技術を購入できなくする措置を講じた。ZTEはスマートフォン製造に不可欠な米国製部…

英労働党の反ユダヤ騒動
獨協大学教授 佐藤 唯行 政治姿勢変える党指導部 ユダヤ富豪ら失望し次々離党 3月26日、英国会議事堂前に1500人ものユダヤ人が集結。ヘブライ語で「もうたくさんだ」と記したプラカードを掲げ、党首コービンと労働党指導部…


際限なく広がる標的、全大統領の像が消える?
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (6) 「今週はロバート・E・リーだ。来週はジョージ・ワシントンか。その次の週はトーマス・ジェファソンか。本当に自問せずにはいられない。これはいつ終わるのかと」 トランプ米大統…

真の目標はイランの体制転換か Iran regime change suspected as real goal
トランプ大統領は、「最大限の圧力」をかける制裁によって、イランにより好ましく強力な核合意を受け入れさせることに期待を示している。だが、イランがホワイトハウスの要求で譲歩を受け入れる可能性は低く、トランプ政権の真の目標は…

中学生への「避妊」「中絶」教育のプロパガンダと化す「ハートネットTV」
◆放送法4条を無視 先月、任意団体から一般社団法人になった「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」(百田尚樹・代表理事)が3年前に行った調査によると、「平和安保法制」に関するTBSの報道における賛否バランスは「賛…


パニックに陥る住民、玉砕の連絡が飛び交う
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (6) 渡嘉敷村落の西側の恩納ガーラには古波蔵惟好村長、真喜屋実意先生(前村長)、徳平郵便局長ら村の有力者をはじめ数百人が集まった。 1944年2月22日、…


奴隷所有と独立宣言、ジェファソンは偽善者か
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (5) 昨年8月に白人至上主義団体と反人種差別団体が衝突した米バージニア州シャーロッツビルの現場から車で10分ほど離れたところに、第3代大統領トーマス・ジェファソンが過ごした邸宅…

予言か? 政権の本音か?
波紋広がる文教授発言 「未来を見通す予言か」「政権の本音か」―。韓国大統領特別補佐官の先走った発言が波紋を広げている。『月刊朝鮮』(4月号)が取り上げた。 文正仁延世大名誉特任教授のことだ。同氏は米外交専門誌フォーリ…

急旋回した北の対米政策 トランプ“回避”から“引き入れ”へ
最終目標は韓米同盟の解体 北朝鮮がいきなり態度を180度転換し、韓国との対話だけでなく、米国とも首脳会談を行うなど積極融和外交に転じてきている。これまで国際社会に対しハリネズミのように威嚇的な姿勢をとっていたことを考え…
