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経済再建のカギは核放棄だ
米朝首脳会談に向けて韓半島周辺の動きが活発だ。東京での韓中日首脳会談に先駆けて、金正恩労働党委員長が専用機で中国・大連を訪れ習近平主席と最近、2度目の会談。ポンペオ米国務長官も急きょ平壌を訪れ、首脳会談の最終調整を行っ…


リー将軍の功績、戦後の南北和解を後押し
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (3) 米国の戦没者が眠るバージニア州のアーリントン国立墓地。首都ワシントンを一望できる高台に「アーリントン・ハウス」と呼ばれる建物がある。 ギリシャ復古調の立派なこの屋敷は、…

中国の台湾吸収策は失敗する
平成国際大学教授 浅野 和生 自由と民主なき国の限界 「恵台31条」の狙いは完全統一 2期目を迎えた習近平政権が最初の全国人民代表大会を前にした2月28日、中国政府は台湾海峡「両岸の経済文化交流協力を促進するための若干…

野党6党の審議拒否を正論の展開で批判し世論を代弁した産経、読売、小紙
◆強かった世論の逆風 ようやく国会が正常化し、動き出した。立憲民主党などの野党が8日に衆院本会議に出席し、野党が審議拒否を始めた4月20日以来、19日ぶりに論戦が再開された。本会議では安倍晋三首相が、財務省の決裁文書改…

宇宙戦に備え米下院小委 新組織の創設を要請
米下院軍事委員会戦略軍小委員会は先月下旬、国防総省に、宇宙戦のための新たな組織を発足させ、宇宙戦に備える作戦を作成することを求める文言を2019年度米国防権限法案に盛り込んだ。 空軍には、宇宙戦要員の数を増やし、質を…

今こそバッジの着用を、河野外相と辻元議員に訴える
「千載一遇の最後のチャンスだ」。北朝鮮拉致被害者の家族は今、米朝首脳会談で(またその後あり得る日朝首脳会談で)、事態が大進展するよう必死に祈っている。 私は昨年9月のこの欄で、「河野外相は拉致被害者救出運動のシンボル…


「衝突事件」の現場、故郷の英雄をごみ扱い
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (2) 米首都ワシントンから南西に車で約2時間半。第3代大統領トーマス・ジェファソンが設立したバージニア大学のあるシャーロッツビルは、気品に溢(あふ)れた美しい学生街だ。 この…


沖縄県警の検問不可、反対派は不問 保守派も地元住民も批判
那覇地裁が下した高江抗議活動めぐる二つの判決 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事が進む中、移設反対派は4月下旬、組織的な抗議活動をキャンプ・シュワブのゲート前で行い、近隣住民は長時間の足止めを余儀な…

ドナルドにとってのノーベル平和賞 A Peace Prize for the Donald
ノーベル賞には常に、実際の確認可能な業績を祝う以上に、ある種のスカンジナビア的リベラリズムに報いるという意味合いが付きまとっている。だから、賞を授与するノルウェー議会の任命による5人のノルウェー人がドナルド・トランプ大…


在韓米軍に「縮小・不要」論、撤退すれば韓国“丸腰”状態に
南北首脳会談が終わり米朝首脳会談への準備が進められる中、米韓両国で在韓米軍の縮小報道や不要論が出始め波紋を広げている。在韓米軍は韓国の安全保障や外国人投資に不可欠な存在。南北首脳が署名した「板門店宣言」にある平和協定締…

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「国民党」船出から波高し
「政権交代を目指し、国民主権を実現する。明るく元気に新たなスタートを切る」。民進党と希望の党が合流して立ち上げた「国民民主党」の設立大会が7日、東京都内のホテルで開かれ、希望の玉木雄一郎代表と共に共同代表に就任した民進…


米国の分断、断罪される偉人たち 「建国の父」までが標的に
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (1) 米国でこれまで偉人として評価されてきた歴史的人物が、人種差別の象徴として断罪されている。米国で深まる「歴史」をめぐる分断を報告する。(編集委員・早川俊行) 奴隷所有を理由…

千葉市が全国に地域資源の魅力を紹介
子供向け絵本を製作、病院の待合室や銀行などにも配布 千葉市は、このほど、子供たちや保護者、教育関係者に四つの地域の魅力を知ってもらうために絵本『ぼくの わたしの ちばしじまん 4つのたからもの』を作成した。千葉市の魅力…

「のこさずたべよう たいせつないのち」
食品ロス削減で、熊本県がHPに絵本を公開 食品ロス削減を勧める熊本県は、地元の野菜を題材に食や環境保護への関心を高めるため、保育所など未就学児向けの環境教育資源として作成した絵本「ピーマンになっちゃった!~のこさずたべ…

報道スタンス映す世論調査
今年も改憲派、護憲派の集会が5月3日に開催された。マスコミ各社も毎年、この時期に憲法に関する特集記事や世論調査を実施している。一部の社の世論調査の結果を除けば、昨年のこの時期と比較して改憲に慎重な意見が多かったようだ。…

護憲派は3割にすぎぬことを図らずも浮き彫りにした朝日世論調査
◆改憲反対をむき出し 先週の憲法記念日に合わせて朝日が2日付で自社の世論調査結果を報じた。 1面トップには「安倍政権で改憲、反対58% 9条首相案、反対53%」と、反対の文字が並んでいる。紙面をめくると3面は「政策優…

ロシアの世界大国への執念
ロシア研究家 乾 一宇 力には力で対抗」表明 年次教書で戦略核戦力誇示 オバマ前大統領の世界の警察官をやめるとの表明(2013年)やトランプ大統領の国益を第一に考えるとの姿勢など、米国の後退傾向に乗じ、露中が米に取って…

米朝会談、前のめりは禁物
米コラムニスト マーク・ティーセン 成果がないなら退席も ノーベル平和賞推薦はわな ノーベル平和賞を授与されるのではないかという見方が出ていることにトランプ大統領はさぞかし、わくわくしていることだろう。政治的エスタブリ…

生徒のテストの成績が停滞する中、ストライキをする教師たち Test scores stagnant as teachers walk out
学校への資金を10億㌦増やすことを要求しているアリゾナ州の教員たちは、現在行っている4日間のストライキを「子供たちのためだ」と主張している。だが、賃上げによって生徒の成績が上がると期待してはならない。 今年注目を集め…

野党の長期間の国会審議拒否に目を瞑り改憲阻止のお先棒担ぐ新潮
◆財務官僚批判の特集 書いていない、取り上げていないことを批判するのはフェアではない気もするが、しかし、“取り上げるべきことを書かない”というのは指摘されるべきことだと考える。 4月24日の閣議で辞任が決定されている…


米軍が渡嘉敷上陸、避難壕に逃げ込む住民
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (5) 渡嘉敷村史と沖縄県史10巻、陣中日誌からウァーラヌフールモーの惨劇を追ってみよう。 3月23日午前10時ごろ。数十機の爆撃機が渡嘉敷上空に姿を見せた…


引きこもり「8050」問題、長期化と親の高齢化で困窮
若者の問題と思われてきた「引きこもり」が本人の中高年化と、それを支える親の高齢化という深刻な課題に直面している。親子で社会から孤立し、生活困窮に陥るケースも見られる。家族への支援とともに、自立を後押しするための相談窓口…
