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独裁者に厳しいトランプ氏
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 圧力と制裁弱めず 中露北首脳とは会談 トランプ大統領はアジア訪問中に1人でも、2人でもない、3人の独裁者に会った。北朝鮮に足を踏み入れた最初の米大統領になり、独裁者、金正恩氏との「素晴…
チベットで宗教弾圧強める中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 僧侶の数を強制的に削減 宿舎を観光施設に建て替え 香港の勇敢な市民たちは6月9日以来、香港から容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」に反対するデモを何回も行い…
「死」自覚し性行為やめたフレディの声伝えた「世界のドキュメンタリー」
◆首長権限で制度導入 NHKが積極的に後押しする「LGBT」(性的少数者)運動が全国に拡大している。同性カップルの関係を「結婚に相当する関係」と見なす「パートナーシップ制度」を導入する自治体は今年4月、東京都豊島区、江…
国民対話に見る露大統領の持論
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 対露制裁「西側も損害」 ウクライナ新大統領は「悲劇」 ロシアのプーチン大統領(66)は6月20日、恒例の「大統領との直接ライン」(大統領と国民の直接対話)を行った。一般国民から提起され…
アフガン駐留米兵の数で食い違い Mixed messages cloud endgame in Afghanistan
アフガニスタンの反政府勢力タリバンとの交渉が正念場を迎える一方で、トランプ大統領の駐留米軍の数をめぐる発言が波紋を呼んでいる。トランプ大統領は米兵撤収を目指して交渉を進めており、専門家らは、矛盾したメッセージは、17年…
地方紙の災害取材・報道力の低下を厳しく指摘する週刊金曜日連載
◆全国的に「新聞離れ」 少子化・超高齢化の進行による歯止めのない人口減少やインターネット時代の進展、メディアの多様化などによって、全国的に人々の新聞離れが進んでいる。実部数を調査している日本ABC協会が発表した2018…
中国船「当て逃げ」で比漁船沈没
南シナ海でフィリピン漁船が中国漁船に衝突されて沈没した事故をめぐり、ドゥテルテ大統領の「弱腰」な対応が波紋を広げている。領有権問題で係争中の南シナ海で起きた事故は大きな注目を集めたが、ドゥテルテ氏の親中的な外交姿勢が、…
トランプ発言と日米地位協定 「血の同盟」が平等もたらす
《 沖 縄 時 評 》 改憲、双務条約化が課題に 「不公平」な安保条約 沖縄県では基地問題が騒がれるたびに日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」だと論じられる。沖縄革新県政はそれ…
左傾化を推進した韓国映画 偽情報で国民感情をあおる
《 記 者 の 視 点 》 映画の試写会によく足を運ぶ。映画で扱われる題材は多種多様だが、世界で何が起きているのかを知る窓口でもある。今回取り上げるのは韓国映画だ。韓国社会で何が起きているのか、ヒントにはなる。 ドラ…
長良川の風物詩・鵜飼
魚取れんでも川が楽しい 鵜匠 山下 純司氏に聞く 長良川の鵜飼(うかい)は、岐阜県の夏の夜を彩る幻想的な風物詩だ。松明(たいまつ)の火に引き寄せられたアユを、麻紐(あさひも)で結ばれた鵜が潜って捕まえる。1300年以上…
自由貿易交渉加速させる南米
EUとFTA合意で巨大市場誕生へ 南米南部共同市場(メルコスル)が自由貿易交渉を加速させている。主要国のブラジルとアルゼンチンで自由貿易派の政権が誕生したことが大きい。欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)合意は、…
「令和の時代」をどう生きる
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 感謝の心でストレス解消 荒波乗り越える心の処方箋 穏やかに清々(すがすが)しい思いで新しく「令和の時代」を迎え、“令(うるわ)しく、慈しみ”に満ちた平和を築き上げる時代であること…
ファーウェイ製品55%に「侵入裏口」
中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)の製品を調査した結果、数多くのアクセスポイントが隠されており、中国情報機関はこれらの機器を通じてサイバー活動を行う可能性があることが明らかになった。 米企業が脆弱性指摘 米…
安倍政権とのスタンスをそのまま反映した各紙のG20サミット評価
◆“揚げ足取り”の朝日 「まずは米中双方が納得できる自由貿易の原則を確認し、それに沿うよう促したのは現実的アプローチといえる」(産経6月30日付主張)。 「世界経済の持続的な成長には、各国が協調して自由貿易の推進など…
トランプ氏の北核解決プラン
6月初、金正恩朝鮮労働党委員長はトランプ米大統領に親書を送った。その後、中国の習近平国家主席は急遽(きゅうきょ)北朝鮮を訪問した。そして今回、トランプ氏が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が終わって訪韓し、金正恩…
台湾の安定と平和は沖縄の利益に直結
日米台の防衛専門家がシンポジウム、緊密な多国間軍事交流を 日本と米国、台湾の防衛専門家4人がアジア太平洋地域の安全保障について議論するシンポジウムがこのほど、沖縄県で開かれた。主催は、日本と台湾の交流促進に取り組む「日…
開始されるか不法移民の国外退去 Deporting the illegals
きつい言葉が、優しい行為によって和らげられる方が、言葉が優しくても、乱暴で、情け容赦ない行為によって手荒く扱われるよりいい。トランプ大統領は、何百万人もの規模で不法移民を国外退去させ始めると明言している。これは、彼の選…
進む中国の空母部隊建設
元統幕議長・杉山 蕃 国産1番艦近く部隊配属 強襲揚陸艦建造にも資源投入 6月上旬、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が福岡で実施される中、空母「遼寧」が宮古水道を抜け太平洋へ進出、他方、米第7艦隊と海自…
韓国を卑下、北朝鮮は尊重 文政権に教科書記述歪曲疑惑
「積弊教育」清算の一環か 韓国で小学校6年生が授業で使う今年3月発行の社会科教科書の記述をめぐり韓国を卑下しながら北朝鮮を尊重したり、反保守・反日の感情を植え付ける内容に密かに変更されていたことが発覚し問題になっている…
「あなたの知らない筋肉の世界」 適度な運動は脳の萎縮防ぐ
社会参加と地域保健研究チーム・桜井良太研究員 老化は足腰からと言われ、健康長寿には歩くことが良いとされてきた。それ以上に、認知機能低下・認知症予防にも良いことが明らかになってきた。「今、筋肉が熱い!?~あなたの知らない…
防犯カメラを「監視カメラ」と言い換えウソを羅列する信濃毎日社説
◆存在せぬ「共謀罪法」 「監視カメラの目から逃れることもできなくなった。国内には既に500万台が設置されているという。音声も同時に記録するカメラが増え、タクシーなどに備えつけられている。カメラの存在に違和感を覚えなくな…
イラン攻撃中止は正しい判断
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 効果上げる経済制裁 NATO同盟国は結束を トランプ大統領が、米軍の無人機が撃墜されたことに対するイランへの武力行使を中止したことについて、この決定を、シリアが「レッドライン(越えては…
「極北」に至った日韓関係
東洋学園大学教授 櫻田 淳 「上下秩序」の意識今も 朝鮮半島に「恨」残した併合 日韓関係の悪化は、既に「極北」に至った感がある。 「読売新聞」(6月10日配信)に拠(よ)れば、読売新聞社と韓国日報社が5月下旬に実施し…