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自由貿易交渉加速させる南米
EUとFTA合意で巨大市場誕生へ 南米南部共同市場(メルコスル)が自由貿易交渉を加速させている。主要国のブラジルとアルゼンチンで自由貿易派の政権が誕生したことが大きい。欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)合意は、…


「令和の時代」をどう生きる
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 感謝の心でストレス解消 荒波乗り越える心の処方箋 穏やかに清々(すがすが)しい思いで新しく「令和の時代」を迎え、“令(うるわ)しく、慈しみ”に満ちた平和を築き上げる時代であること…


ファーウェイ製品55%に「侵入裏口」
中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)の製品を調査した結果、数多くのアクセスポイントが隠されており、中国情報機関はこれらの機器を通じてサイバー活動を行う可能性があることが明らかになった。 米企業が脆弱性指摘 米…

安倍政権とのスタンスをそのまま反映した各紙のG20サミット評価
◆“揚げ足取り”の朝日 「まずは米中双方が納得できる自由貿易の原則を確認し、それに沿うよう促したのは現実的アプローチといえる」(産経6月30日付主張)。 「世界経済の持続的な成長には、各国が協調して自由貿易の推進など…


トランプ氏の北核解決プラン
6月初、金正恩朝鮮労働党委員長はトランプ米大統領に親書を送った。その後、中国の習近平国家主席は急遽(きゅうきょ)北朝鮮を訪問した。そして今回、トランプ氏が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が終わって訪韓し、金正恩…


台湾の安定と平和は沖縄の利益に直結
日米台の防衛専門家がシンポジウム、緊密な多国間軍事交流を 日本と米国、台湾の防衛専門家4人がアジア太平洋地域の安全保障について議論するシンポジウムがこのほど、沖縄県で開かれた。主催は、日本と台湾の交流促進に取り組む「日…

開始されるか不法移民の国外退去 Deporting the illegals
きつい言葉が、優しい行為によって和らげられる方が、言葉が優しくても、乱暴で、情け容赦ない行為によって手荒く扱われるよりいい。トランプ大統領は、何百万人もの規模で不法移民を国外退去させ始めると明言している。これは、彼の選…


進む中国の空母部隊建設
元統幕議長・杉山 蕃 国産1番艦近く部隊配属 強襲揚陸艦建造にも資源投入 6月上旬、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が福岡で実施される中、空母「遼寧」が宮古水道を抜け太平洋へ進出、他方、米第7艦隊と海自…


韓国を卑下、北朝鮮は尊重 文政権に教科書記述歪曲疑惑
「積弊教育」清算の一環か 韓国で小学校6年生が授業で使う今年3月発行の社会科教科書の記述をめぐり韓国を卑下しながら北朝鮮を尊重したり、反保守・反日の感情を植え付ける内容に密かに変更されていたことが発覚し問題になっている…

「あなたの知らない筋肉の世界」 適度な運動は脳の萎縮防ぐ
社会参加と地域保健研究チーム・桜井良太研究員 老化は足腰からと言われ、健康長寿には歩くことが良いとされてきた。それ以上に、認知機能低下・認知症予防にも良いことが明らかになってきた。「今、筋肉が熱い!?~あなたの知らない…

防犯カメラを「監視カメラ」と言い換えウソを羅列する信濃毎日社説
◆存在せぬ「共謀罪法」 「監視カメラの目から逃れることもできなくなった。国内には既に500万台が設置されているという。音声も同時に記録するカメラが増え、タクシーなどに備えつけられている。カメラの存在に違和感を覚えなくな…


イラン攻撃中止は正しい判断
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 効果上げる経済制裁 NATO同盟国は結束を トランプ大統領が、米軍の無人機が撃墜されたことに対するイランへの武力行使を中止したことについて、この決定を、シリアが「レッドライン(越えては…


「極北」に至った日韓関係
東洋学園大学教授 櫻田 淳 「上下秩序」の意識今も 朝鮮半島に「恨」残した併合 日韓関係の悪化は、既に「極北」に至った感がある。 「読売新聞」(6月10日配信)に拠(よ)れば、読売新聞社と韓国日報社が5月下旬に実施し…

NW日本版で安倍政権の「中道左派への変質」を指摘した冷泉氏の卓見
◆衰退する日本の左派 「年金受給は何歳からがいいか」「間違わない死後の相続」等々の見出しが並ぶ最近の週刊誌。もはや読者は中高年しかいない、という現状を自ら暴露しているような体裁である。その課題に直面しつつある年齢だとは…


トランプ流の外交手法とは
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 強硬姿勢に出て譲歩迫る 国内や同盟国への影響考えず トランプ米大統領は自ら予測がつかない言動を取ることが戦術と述べている。足元をすくわれるのは敵だけでなく、味方…

民主党左派と連携の好機と捉える米国共産党 Communist Party sees opportunity with far left
【シカゴ】米国共産党は全国党大会で二つのテーマで結束したように見えると結論付けた。一つは、共産党は影響力を拡大する民主党左派にとって重要な協力者であること。もう一つは、米国共産党の未来は有望であるということだ。 米国…

皇位継承の正統性 男系で守る皇統の権威
女系で「万世一系」は断絶 御代(みよ)替わりを受け、皇位の安定継承に関する議論が活発化している。立憲民主党は「女性天皇」だけでなく、父方に天皇のルーツを持たない「女系天皇」を認めるべきだとする論点整理を公表。かつては「…

脆弱性もつ安保条約 信頼作りに弛まぬ努力を
《 記 者 の 視 点 》 トランプ米大統領が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)参加のため米国をたつ前に、日米安全保障条約の「片務性」に対して不満を漏らした。 「日本が攻撃されれば、米国は第3次世界大戦を戦う。…


報道の自由とは何か ~官房長官会見から見える政治報道
世日クラブ講演要旨 国民の知る権利超え特権化 政治ジャーナリスト 安積明子氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が6月13日、都内で開かれ、政治ジャー…


トランプ政権・中東和平案「経済分野」公表
イスラエルの安全保障にリスク 中東和平実現に向けイスラエルとパレスチナを仲介するトランプ米大統領の中東和平案「世紀のディール(取引)」の経済に関する部分が22日に公表された。トランプ政権は、パレスチナへの経済支援でパレ…

割高な携帯料金の規制に「理解」を示す読売、日経は「時限措置」強調
◆やむを得ぬ政府介入 通信料が高いと批判されてきた携帯電話について、総務省が、2年契約を途中で解約する際の違約金上限を1000円に引き下げる―などとする新たな省令案をまとめ、今秋に施行する予定である。 これについて、…


相違する独仏両国の軍事政策
日本大学名誉教授 小林 宏晨 対サウジ兵器輸出で対立 ジャーナリスト殺害を契機に 公式には独仏両国は両国間の友好条約の記念祭を盛大に祝った。一方、カーテンの裏側では安全保障に関する両国の溝を埋めるために、熾烈(しれつ)…


ボルトン米大統領補佐官、中露のサイバー攻撃に対抗策
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はホワイトハウスで行った記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、中国が依然、軍備増強と経済の近代化に必要な知的財産を狙って、米国の政府、民間部門へのサイバー攻撃を続けていると主…
