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軍関与する東南アジア政治
落ちる民主化度ランキング 世界銀行が毎年公表する「民主化度ランキング」で、21世紀に2度の軍事クーデターがあったタイは20年前の80位から161位へ順位を下げた。民政復帰したものの、軍人が議席の4分の1を占めるミャンマ…


文在寅政権中枢に金日成信奉者
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(2) 元学生運動家 聞く耳持たず 「顔の雰囲気と言い、強い口調と言い、君はあの林秀卿によく似ている」 1988年、韓国南西部の全羅道にある大学に入学した朴鍾愛さんは学生運動の先輩た…


女子競技への「男子」参加は不公平 米の16歳選手ら
過剰なトランスジェンダー擁護に異議 米国で心と体の性別が一致しないトランスジェンダーの権利を擁護する動きが広がる中、「生物学的な男性」が女子のスポーツ競技に参加することに反対の声が上がっている。東部コネティカット州の高…


不安を抱えた下期の内外経済
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 中国に戦略見直し迫る米 貿易交渉決裂なら株価急落 今年の経済は、昨年10~12月に下落した米国、日本など世界の株価の急反発と共にスタートした。昨秋の株価下落の共通の背景は…


文政権下「敵が消えた気分」 ボクシング元世界王者の嘆き
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(1) 北朝鮮に対し過度な融和路線を進め、日韓歴史問題で両国合意を事実上反故(ほご)にする韓国の文在寅政権は国内外から不審の目を向けられている。なぜそうした政策を続けるのか。韓国はどこ…


124カ所にウイグル強制収容所 反体制組織調査
中国政府は西部の新疆ウイグル自治区でウイグル族弾圧のため、少なくとも124の強制収容所、数百の強制労働キャンプ、刑務所を設置していることが、ウイグル族反政府組織の調査で明らかになった。 中国、軍施設に火葬場建設か ホロ…

ハンセン病家族訴訟めぐるフェイクニュースで選挙を妨害する朝日
◆「控訴する」と報じる また朝日のフェイクニュース(虚偽報道)である。 元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決をめぐって、朝日は9日付1面トップで「政府は控訴して高裁で争う方針を固めた」と大きく報じた…


辺野古への早期移設を巡り賛成の輪が広がる
宜野湾市民団体、全国市町村議会でも採択するよう陳情 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、県内で八重瀬町を皮切りに四つの市町議会で早期移設を求める意見書が可決された。また、宜野湾市の市民団体は…

ギリシャの新しい政府 A new government in Greece
うその約束を腹に持つギリシャ人には気を付けよ。それは、アテネの急進左派連合(SYRIZA)政府の終焉(しゅうえん)から学べる教訓である。SYRIZAの政権掌握の4年間が先週末、総選挙の最終結果発表をもって、終焉したこと…


バイデン「大統領」は幻想
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 無視された労働者階級 オバマ政権で20万人の雇用喪失 バイデン前副大統領は、討論会ではぱっとしないが、民主党の大統領候補指名争いでは依然、リードしている。これは民主党有権者が、バイデン…


教育に船舶と漁港取り入れを
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 海洋大国・日本を認識へ 中高生向け新規プログラムに 日本は島嶼(とうしょ)国家で、南北の広大な海域に6850以上の島々がある。陸地面積は狭く、国土面積は世…

中学生による同級生刺殺といじめ自殺を取り上げるも掘り下げ不足の文春
◆主犯格に「家庭問題」 中学生をめぐる事件が相次いでいる。いじめによる自殺で十代の命が失われている。ついに殺人が疑われる事件まで起きてしまった。そのとき、いつも思うのは「なぜ周りは気付かなかったんだろうか」「防げなかっ…


近代拳闘の先導者、英ユダヤ系
獨協大学教授 佐藤 唯行 洗練された競技に進化 攻撃と防御のバランス重視 近代ボクシング発祥の地、英国。その草創期1760年代から1820年代にかけて、少なくとも30人のユダヤ人が英拳闘界で活躍し、競技の近代化に貢献し…

サッカー界に波紋、米女子代表チームがキリスト教徒の選手を外す U.S. women’s team snub of Christian player roils soccer
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で歴史的な優勝を飾った米国代表チームに対する祝賀が続く中、ある疑問が再浮上している。米国のベストプレーヤーの一人がなぜそこにいないのか、という疑問だ。 米女子プロサッカーチーム、ノ…

米イラン戦争は「地上の地獄」と警鐘を鳴らす米サイト「ボックス」
◆代理組織が混乱拡散 米国とイランとの間で軍事衝突が起きるのではないかと懸念されている。米ニュースサイト「ボックス」は、米イラン間で戦争が勃発すれば、「地上の地獄」となると警告、専門家らによる戦争のシナリオを伝えている…

歴代“進歩派”指導者の対日観 国益のために日本を利用
追及より理解と開放で接近 日韓関係が手の施しようもないほど悪化の一途をたどっている。解決の糸口すら見つからない。中央日報が出す総合月刊誌「月刊中央」(4月号)が「進歩設計者が眺めた日本」と題して、歴代の“進歩派”指導者…

野党の「同性婚」公約 有権者白ける「解釈改憲」
《 記 者 の 視 点 》 今回の参議院選挙で、各党は「LGBT」(性的少数者)に関する公約を掲げている。自民党は「広く正しい理解の増進を目的とした議員立法の速やかな制定を実現」とうたい、公明党も「理解増進法(仮称)の…

股裂き状態の韓国
まず対日関係を修復せよ 韓国は対日関係だけでも難しいのに、さらに米中貿易戦争の渦中で困難に陥っている。韓国ではこの状況を「クジラの争いでエビの背が裂ける」という。米国からは中国企業の華為技術(ファーウェイ)を排除せよと…

「緊急事態」で議会と政権が対立 Senators, State officials spar over ‘emergencies’
上院外交委員会の公聴会で10日、ペルシャ湾岸諸国への巨額の武器売却を進めるための政権の「緊急事態」宣言をめぐって議員らが、国務省高官に詰め寄る場面があった。宣言に批判的な議員らは、議会の承認を得ずに合意を交わそうとする…


生きた仏教が平和もたらす
インドで仏教復興 インドラ寺住職 ディクシャ・ブーミ(改宗広場)会長 佐々井 秀嶺氏に聞く インドは仏教発祥の地ながら、ヒンズー教の抑圧やイスラムのムガール帝国による300年間の支配によって仏教の火はいったん途絶えた。…

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プーチン大統領、支持率浮揚ならず
ロシアのプーチン大統領は6月20日、テレビを通じた毎年恒例の国民との直接対話を行った。国民の質問は、低賃金や環境問題など生活に直結したテーマが多くを占めた。大統領は国民生活について「政府プログラム」により改善に向かうと…

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イランのウラン濃縮めぐる脅迫戦術
核保有への懐疑深まる イランは7月1日、低濃縮ウラン貯蔵量が核合意で定められた上限を超過したと発表、7日には、3・67%以下と規定されたウラン濃縮度の上限を無視して4・5%まで引き上げ、核合意破りの第1弾、第2弾を断行…


「日中新時代」とは何か
平成国際大学教授 浅野 和生 人権弾圧を強める中国 「正常な軌道」回復とは言えず 大阪の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を前にした6月27日、安倍首相が中国の習近平国家主席と会談し、「日中関係は完全に正常な軌道…
