[会員向け]
近代拳闘の先導者、英ユダヤ系
獨協大学教授 佐藤 唯行 洗練された競技に進化 攻撃と防御のバランス重視 近代ボクシング発祥の地、英国。その草創期1760年代から1820年代にかけて、少なくとも30人のユダヤ人が英拳闘界で活躍し、競技の近代化に貢献し…
サッカー界に波紋、米女子代表チームがキリスト教徒の選手を外す U.S. women’s team snub of Christian player roils soccer
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で歴史的な優勝を飾った米国代表チームに対する祝賀が続く中、ある疑問が再浮上している。米国のベストプレーヤーの一人がなぜそこにいないのか、という疑問だ。 米女子プロサッカーチーム、ノ…
米イラン戦争は「地上の地獄」と警鐘を鳴らす米サイト「ボックス」
◆代理組織が混乱拡散 米国とイランとの間で軍事衝突が起きるのではないかと懸念されている。米ニュースサイト「ボックス」は、米イラン間で戦争が勃発すれば、「地上の地獄」となると警告、専門家らによる戦争のシナリオを伝えている…
歴代“進歩派”指導者の対日観 国益のために日本を利用
追及より理解と開放で接近 日韓関係が手の施しようもないほど悪化の一途をたどっている。解決の糸口すら見つからない。中央日報が出す総合月刊誌「月刊中央」(4月号)が「進歩設計者が眺めた日本」と題して、歴代の“進歩派”指導者…
野党の「同性婚」公約 有権者白ける「解釈改憲」
《 記 者 の 視 点 》 今回の参議院選挙で、各党は「LGBT」(性的少数者)に関する公約を掲げている。自民党は「広く正しい理解の増進を目的とした議員立法の速やかな制定を実現」とうたい、公明党も「理解増進法(仮称)の…
股裂き状態の韓国
まず対日関係を修復せよ 韓国は対日関係だけでも難しいのに、さらに米中貿易戦争の渦中で困難に陥っている。韓国ではこの状況を「クジラの争いでエビの背が裂ける」という。米国からは中国企業の華為技術(ファーウェイ)を排除せよと…
「緊急事態」で議会と政権が対立 Senators, State officials spar over ‘emergencies’
上院外交委員会の公聴会で10日、ペルシャ湾岸諸国への巨額の武器売却を進めるための政権の「緊急事態」宣言をめぐって議員らが、国務省高官に詰め寄る場面があった。宣言に批判的な議員らは、議会の承認を得ずに合意を交わそうとする…
生きた仏教が平和もたらす
インドで仏教復興 インドラ寺住職 ディクシャ・ブーミ(改宗広場)会長 佐々井 秀嶺氏に聞く インドは仏教発祥の地ながら、ヒンズー教の抑圧やイスラムのムガール帝国による300年間の支配によって仏教の火はいったん途絶えた。…
プーチン大統領、支持率浮揚ならず
ロシアのプーチン大統領は6月20日、テレビを通じた毎年恒例の国民との直接対話を行った。国民の質問は、低賃金や環境問題など生活に直結したテーマが多くを占めた。大統領は国民生活について「政府プログラム」により改善に向かうと…
イランのウラン濃縮めぐる脅迫戦術
核保有への懐疑深まる イランは7月1日、低濃縮ウラン貯蔵量が核合意で定められた上限を超過したと発表、7日には、3・67%以下と規定されたウラン濃縮度の上限を無視して4・5%まで引き上げ、核合意破りの第1弾、第2弾を断行…
「日中新時代」とは何か
平成国際大学教授 浅野 和生 人権弾圧を強める中国 「正常な軌道」回復とは言えず 大阪の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を前にした6月27日、安倍首相が中国の習近平国家主席と会談し、「日中関係は完全に正常な軌道…
短観2期連続の景況感悪化にもデフレ化の危機感が薄い読売、日経
◆3紙しか関心示さず 安倍晋三首相側近の一人である、自民党の萩生田光一幹事長代行が4月に、その結果次第では10月の消費税増税見送りの可能性もと言及(その後「個人的見解」と釈明)した“注目”の6月日銀短観が1日に発表され…
日本政界・沖縄に浸透図る中国 米シンクタンクリポート
中国は日本に対して考え方や信念、行動に影響を与える「政治戦」を仕掛け、さまざまな手段を通じて政界や沖縄への浸透を試みている――。米ワシントンのシンクタンク「グローバル台湾研究センター」のラッセル・シャオ主任はこのほど、…
米国の国連人権理事会復帰が必要だ
“人権”理事会の立て直しへ 「国連人権理事会は人権侵害者の防壁だ」として米国が理事会を離脱してから1年。先日、中国の人権派知識人、滕彪(テンビャオ)氏の話を聞いたが、彼も「中国や人権落第国が頑張る理事会では、有益なこと…
米軍住宅跡地を医療研究拠点に、専門家らが沖縄の未来像を提言
革新県政で西普天間住宅地区再開発構想が後退 米軍の西普天間住宅地区(沖縄県宜野湾市)が2015年に返還された。県が同地区再開発の基本構想に掲げる「沖縄健康医療拠点」や沖縄の将来像について、医療やIT、自治分野の専門家ら…
文政権虚勢張れば存亡の危機
昨年、徴用工賠償判決、慰安婦合意破棄、レーダー照射等により韓日関係が悪化したが、日本を訪れた韓国人は750万人に達し、過去最多を記録した。日韓貿易も日韓関係が悪化するのと裏腹に増加する傾向である。 韓国の歴代大統領は…
野放しの過激な活動組織 Vigilantes at large
機能する民主主義の基準は明快である。開かれた選挙、自由で何物にも束縛されないメディア、そして偏向していない司法制度である。最も重要なのは、市民は、ポピュラーであっても、なくても、恐れることなく、自分の意見を書いたり、話…
ベネズエラでの米露代理戦争
ロシア研究家 乾 一宇 政権と一蓮托生の軍高官 制裁強化受けドル抜きで貿易 民主主義が問われる時代になっている。その一つ、主権者は国民として、一応選挙には参加している。一方、その選挙が法の下に正当に行われているかが問題…
EU新指導部構築が難航、課題は加盟国の結束強化
欧州連合(EU)は5月末の欧州議会選挙の結果を受け、新体制への移行を進めている。英国のEU離脱を10月に控える中、変化した欧州議会の勢力図に合わせた新たな指導体制の構築が難航している。国家を超えた連合の先駆けでもあった…
火災の露潜水艇、特殊任務に従事か
海底光ケーブルから情報を傍受 ロシア国防省は声明で、海床を調査する原子力潜水艇「ロシャリク(AS12)」で1日火災が発生し、14人が死亡したと発表した。事故が起きたのはロシア領海内とだけ発表されたが、報道によると現場は…
海岸の漂着ごみや漁具・流木などで美化を啓蒙
富山県氷見市の海浜植物園で「漂着物アート展」 海岸に流れ着いたごみや漁具、流木などを使い、芸術作品に仕上げた「漂着物アート展2019」が、富山県氷見市の海浜植物園で開かれ、地元の大学生と小学生の作品30点余りが展示され…
「あなたの知らない筋肉の世界」 サルコペニア予防の鍵は「白筋」
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科・町田修一教授 高齢の健康長寿を維持・改善するには筋肉の量を保つことが必要だ。それには高い筋力を出す白筋を増やすための「過負荷な運動」が不可欠だ。「今、筋肉が熱い!?~あなたの知ら…
自民圧勝を予測する共同の参院選序盤情勢はアナウンス効果が狙いか
◆過去に突出した予測 参院選が始まるや否や、各紙が一斉に「序盤情勢」を報じた(6日付)。どこも似たり寄ったりで「参院選 自民が優位」(読売)「自公、改選過半数の勢い」(朝日)なのだそうだ。 議席数の焦点は、53(自公…