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友好進展の陰で進む中国の戦略
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 尖閣での軍事威圧強化 軍の指揮下に入った海警局 このところ日中関係は穏やかに進展している。20カ国・地域(G20)サミットで来日した習近平主席との日中首脳会談も友好的に開催され、来春には国…
FBI長官、中国は最大のスパイの脅威だと警告 FBI director warns China is biggest espionage threat to U.S.
中国がもたらすスパイの脅威は、ロシアを含む他のどの国よりも深刻であり、米連邦捜査局(FBI)は中国政府に起因する知的財産窃盗事件を1000件以上捜査している。クリストファー・レイFBI長官が22日、明らかにした。 レ…
日韓関係悪化、文在寅政権「積弊精算」最優先を危惧する「日曜報道」
◆側近に不正輸出疑惑 親北左翼の文在寅政権になって日韓関係は悪化する一方だ。「慰安婦」合意が破棄され、「徴用工」判決で請求権協定が無視され、自衛隊哨戒機にレーダー照射もあった。抗議すれば何倍も批判を繰り返す。頑迷この上…
ファーウェイは「国家権力の道具」
ルビオ米上院議員 制裁の恒久化に自信 共和党のマルコ・ルビオ上院議員は記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は「国家権力行使の道具」であり、米国の安全保障にとって脅威だと改…
引きこもり問題の淵源 西洋モデル家族の病理
父・母性の調和が自立促す 厚生労働省の「地域共生社会推進検討会」は今月中旬、子供を養う親が高齢化する「8050問題」のほか、介護と子育てなどの課題への対応ついての中間報告をまとめた。「断らない相談支援」を実現するための…
立憲民主党/護憲にとどまる限り政権は遠い
《 記 者 の 視 点 》 先の参院選で立憲民主党は改選9議席を倍増近い17議席に増やした。国民民主党が6議席にとどまり、これまで拮抗していた参院の議席でも立憲が野党第1党の立場を固めた。枝野幸男代表は、野党第1党とし…
中国、米の「一方的政策」非難 Chinese defense blueprint targets U.S. ‘unilateral policies’
中国国防省は24日、米国が2年前に韓国へ先進ミサイル防衛システムを配備したことを改めて非難、最新の主要戦略白書で、配備によって北東アジアの「戦略バランスが著しく損なわれた」と主張した。 中国の国防上の優先事項について…
万葉集は日本のバイブル
万葉人の生き方に学ぶ 万葉の花研究家 片岡 寧豊さんに聞く 新元号の「令和」が『万葉集』から取られたことで、にわかに万葉集への関心が高まっている。奈良に在住し、万葉の花研究家として活躍している片岡寧豊(ねいほう)さんに…
埼玉県三芳町 庁舎内『赤旗』勧誘は50年以上前から
共産党に是正申し入れ 庁舎内での議員の立場を利用した政党機関紙の勧誘のあり方が各自治体で議論されているが、埼玉県三芳町議会で今年2月28日、この問題を追及する町議が「私も長年役場で勤務してきたが、庁舎内における共産党機…
ヒズボラが警告 米・イランが戦争なら最初にイスラエル攻撃
米国とイランの関係が緊迫化する中、レバノンのイラン系イスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(神の党)」の最高指導者ナスララ師は12日、「米国とイランとの間で戦争が勃発すれば、イランは最初にイスラエルを容赦なく攻撃するだろ…
埋め立てで面積広げた沖縄
沖縄大学教授 宮城 能彦 理不尽な辺野古だけNG 沖縄軍港の浦添市移転はOK 私は沖縄県浦添市の出身である。浦添市は那覇市の北東、東シナ海に面する市であるが、海岸のほとんどを米軍基地(キャンプ・キンザー)が占めており、…
分水嶺の来年総選挙、朴氏釈放に保守分裂の思惑
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(7) ソウル中心部の光化門広場。左派市政の行政代執行により、ここで幾つもの大型テントの設置と撤去を繰り返しながら朴槿恵前大統領の無罪釈放を訴えている政党がある。ウリ共和党。国政介入事…
アポロ月着陸50年で「日本ならでは」の貢献で分かれた各紙の論調
◆高い着陸技術に期待 「1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」―― アポロ11号のアームストロング船長が人類として初めて月面に一歩を記した時の言葉である。今月20日、その月着陸から50年…
トランプ発言を機に 米兵の命と家族にも思いを
トランプ米大統領が、日米同盟破棄は否定したものの、安保条約が片務的で不平等だと強い不満を述べた直後に始まった参院選挙戦。だが世論の関心も政党の議論のテーマでも、外交・安保は2000万円以下だった。 安倍首相の改憲論に…
「親日」論戦エスカレート、レッテル貼りに保守派警戒
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(6) 日韓関係悪化に伴い、韓国内では今後も日本に強硬路線で対抗すべきだという政権・与党と、政権側にも問題があるとして日本の立場に一定の理解を示す保守派が対立し、双方が激しい論戦を繰り…
保守中道は今回で3連敗を喫し、流れを変えられず
参院選 辺野古移設反対の高良氏当選 参議院選挙が21日に投開票され、沖縄選挙区は玉城デニー知事を支持する革新政党・団体の応援を受けた無所属新人・高良鉄美氏が当選した。自民は、普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移…
明日なきが如くの歳出 Spending like there’s no tomorrow
米国の財政が、こんなに景気が良かった時はなかった。そして、同時に、連邦の台帳がこんなに大きな赤字を記録したこともめったになかった。果てしない支出戦争の新たな闘いが迫りつつあるとき、議員らが、せめて賃金労働者並みの知恵を…
自衛隊人材確保の厳しい現状
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 少子化で隊員募集難しく 民間企業が支える予備役制度 平成23(2011)年3月11日に起きた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、自衛隊は災害派遣としては最大規…
青瓦台が仕掛ける反日、日本理解者を「土着倭寇」
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(5) 最近、韓国でわずかでも日本に理解を示す者を「土着倭寇」と呼ぶようになった。倭寇とは13世紀から16世紀にかけて朝鮮半島や中国大陸の沿岸地域で私貿易を行っていた武装した日本人商人…
子供の居場所づくり、地域の交流拠点として注目
岩手県盛岡市の「インクルこども食堂」 孤食解消やひとり親世帯支援などを目的に、全国に広がっている「子ども食堂」。食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事を提供している。岩手県盛岡…
左派紙は年金問題で盛んに不安を煽るが問われているのは家族の価値観
◆低年金者のお涙物語 参院選では野党と左派メディアは「老後2000万円不足」を持ち出し、盛んに不安を煽(あお)った。こんな令和の政治風景を天平の歌人、山上憶良ならどう見るだろうか。 そう思ったのは憶良に「貧窮問答の歌…
NAFTA離脱の脅しやめよ
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、民主に圧力 大統領選に影響も まただ。トランプ大統領はまた、民主党が新たな「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を承認しなければ、北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱…
新たな道徳教育学の樹立を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「生命の尊重」を中核に 内在する道徳性の発達を支援 政府の教育再生会議は第2次報告で「徳育を『新たな枠組み』で教科化し、社会総がかりで徳のある人間を育てる」よう求め、「新たな枠組み」…