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埋め立てで面積広げた沖縄
沖縄大学教授 宮城 能彦 理不尽な辺野古だけNG 沖縄軍港の浦添市移転はOK 私は沖縄県浦添市の出身である。浦添市は那覇市の北東、東シナ海に面する市であるが、海岸のほとんどを米軍基地(キャンプ・キンザー)が占めており、…


分水嶺の来年総選挙、朴氏釈放に保守分裂の思惑
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(7) ソウル中心部の光化門広場。左派市政の行政代執行により、ここで幾つもの大型テントの設置と撤去を繰り返しながら朴槿恵前大統領の無罪釈放を訴えている政党がある。ウリ共和党。国政介入事…

アポロ月着陸50年で「日本ならでは」の貢献で分かれた各紙の論調
◆高い着陸技術に期待 「1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」―― アポロ11号のアームストロング船長が人類として初めて月面に一歩を記した時の言葉である。今月20日、その月着陸から50年…


トランプ発言を機に 米兵の命と家族にも思いを
トランプ米大統領が、日米同盟破棄は否定したものの、安保条約が片務的で不平等だと強い不満を述べた直後に始まった参院選挙戦。だが世論の関心も政党の議論のテーマでも、外交・安保は2000万円以下だった。 安倍首相の改憲論に…


「親日」論戦エスカレート、レッテル貼りに保守派警戒
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(6) 日韓関係悪化に伴い、韓国内では今後も日本に強硬路線で対抗すべきだという政権・与党と、政権側にも問題があるとして日本の立場に一定の理解を示す保守派が対立し、双方が激しい論戦を繰り…


保守中道は今回で3連敗を喫し、流れを変えられず
参院選 辺野古移設反対の高良氏当選 参議院選挙が21日に投開票され、沖縄選挙区は玉城デニー知事を支持する革新政党・団体の応援を受けた無所属新人・高良鉄美氏が当選した。自民は、普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移…

明日なきが如くの歳出 Spending like there’s no tomorrow
米国の財政が、こんなに景気が良かった時はなかった。そして、同時に、連邦の台帳がこんなに大きな赤字を記録したこともめったになかった。果てしない支出戦争の新たな闘いが迫りつつあるとき、議員らが、せめて賃金労働者並みの知恵を…


自衛隊人材確保の厳しい現状
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 少子化で隊員募集難しく 民間企業が支える予備役制度 平成23(2011)年3月11日に起きた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、自衛隊は災害派遣としては最大規…

青瓦台が仕掛ける反日、日本理解者を「土着倭寇」
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(5) 最近、韓国でわずかでも日本に理解を示す者を「土着倭寇」と呼ぶようになった。倭寇とは13世紀から16世紀にかけて朝鮮半島や中国大陸の沿岸地域で私貿易を行っていた武装した日本人商人…


子供の居場所づくり、地域の交流拠点として注目
岩手県盛岡市の「インクルこども食堂」 孤食解消やひとり親世帯支援などを目的に、全国に広がっている「子ども食堂」。食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事を提供している。岩手県盛岡…

左派紙は年金問題で盛んに不安を煽るが問われているのは家族の価値観
◆低年金者のお涙物語 参院選では野党と左派メディアは「老後2000万円不足」を持ち出し、盛んに不安を煽(あお)った。こんな令和の政治風景を天平の歌人、山上憶良ならどう見るだろうか。 そう思ったのは憶良に「貧窮問答の歌…


NAFTA離脱の脅しやめよ
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、民主に圧力 大統領選に影響も まただ。トランプ大統領はまた、民主党が新たな「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を承認しなければ、北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱…


新たな道徳教育学の樹立を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「生命の尊重」を中核に 内在する道徳性の発達を支援 政府の教育再生会議は第2次報告で「徳育を『新たな枠組み』で教科化し、社会総がかりで徳のある人間を育てる」よう求め、「新たな枠組み」…

特集「ファーウェイ大解剖」で米中貿易戦争の本質に迫るエコノミスト
◆「5Gの覇者」的企業 米中貿易戦争は依然として予断を許さない状況が続いている。米国は昨年7月6日、中国からの輸入品に対して追加関税措置を発表し、対する中国も報復関税措置を発動した。その後も米国は2度にわたって対象品目…


国際捕鯨取締条約脱退の意味
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 日本捕鯨の終焉を加速 縮小の一途をたどる捕獲枠 2018年12月26日、日本政府は国際捕鯨取締条約からの脱退を正式に表明し、条約の加盟国としての立場は19年6月30日で終わった…

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フッ化水素はどこへ行った、話が通じなくなっている日韓
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(4) 日本の戦略物資の対韓輸出規制見直しに韓国は強く反発している。日本が「安全保障上の理由」だと説明しても、韓国は頭から大法院(最高裁)の戦時朝鮮人労働者(いわゆる「徴用工」)判決に…

朝日のハンセン病訴訟大誤報、安倍首相への偏見から慎重な分析怠る
◆「取材不十分」と謝罪 久々に朝日新聞が大誤報を仕出かした。今月10日付朝刊の朝日第1面トップ記事は「ハンセン病家族訴訟 控訴せず/首相表明 人権侵害を考慮」である。前日の9日付朝刊が「ハンセン病家族訴訟 控訴へ/政府…

トランプ氏、4人のリベラル派議員との抗争に勝利したと主張 President sees victory in feud with 4 liberals
米下院民主党によって非難決議が可決されたばかりだが、トランプ大統領は17日、リベラル派議員の「スクワッド(分隊)」との抗争に勝利していると意気揚々だった。ノースカロライナ州で行われた選挙集会で、支持率が上昇していること…


アクティブ・ラーニングの危うさ
不十分なら学級崩壊も 北海道教育大学札幌校学校臨床教授 横藤 雅人氏に聞く 文部科学省(以下、文科省)が2017年2月に発表した小中学校の学習指導要領改訂案には、それまで使っていたアクティブ・ラーニングの文字が消え、そ…

、トランプ米大統領(同中央)、文在寅大統領(同右)-300x233.jpg)
米朝会談直後の“経済報復” 「平和を妨害」と決めつけ
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(3) 先月末、訪韓したトランプ米大統領は南北軍事境界線上にある板門店で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と3回目の首脳会談を行った。韓国のテレビ各局は急遽(きゅうきょ)特番体制を組み会談…

「社会民主」の日韓特集 文政権評価し違反問わず
反日路線に共鳴する左翼 社民党は社会党時代に韓国を認めなかったが、今や左翼勢力が反日民族主義を掲げて政権を奪い、その文在寅政権に同党機関誌「社会民主」はシンパシーを寄せている。 少し前だが同誌5月号は巻頭に「『3・1…


参院選の野党共闘 「バラバラ」「野合」と自公
立憲・共産は“依存症”に 参院選の投票が明日に迫った。今回も前回2016年と同様に「1人区」における与党対野党共闘の勝敗が焦点だ。32カ所ある改選数1の地方選挙区のうち自民党候補と対決する野党統一候補の内訳は、立憲民主…

海底ケーブル/覇権懸けた海面下の戦い
《 記 者 の 視 点 》 中国が一帯一路をバックアップする海底ケーブル敷設に力を入れている。新たな戦場として、宇宙やサイバーだけでなく海底が急浮上してきた。海底ケーブルを介し、国家の存亡を左右するような軍事情報、経済…
