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「多死社会」の課題

地域で看取る体制作り推進を  月刊「Wedge」9月号は超高齢社会の現実に向き合う特集「『看取り』クライシス――多死社会が待ち受ける現実」を組んだ。  超高齢社会とは、65歳以上の人口が、総人口に占める割合(高齢化率)が…

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「表現の不自由展」とは何か 芸術ではなく「暴力」

「反日」思想を具現した作品  テロ予告を含め、抗議が殺到したことで、開催からわずか3日で中止となった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の中の企画展「表現の不自由展・その後」。月刊誌10月号はまだ全ては発売されていないが、…

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中国貿易戦争で農民たちがトランプに忍耐を失う Farmers losing patience with Trump over China trade war

 エタノール生産者は、農地で損失と怒りを引き起こしている彼の政権の政策の政治的コストについて、トランプ大統領に警告を出しました。  イリノイ州ディケーターで開催された米国最大の屋外農場ショーで、マーキスエナジーのマークマ…

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トランプ氏の黒人議員批判 民主党の“不都合な真実”突く

《 記 者 の 視 点 》  「カミングス氏がボルティモア市民のためにほとんど何もしていないことは非常に残念だ」。トランプ米大統領がツイッターで、東部メリーランド州ボルティモアを選挙区とする野党民主党のイライジャ・カミン…

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令和日本 日本の存続は可能なのか

世日クラブ講演要旨 平成で失われた日本の強み 文芸評論家 小川 榮太郎氏  文芸評論家の小川榮太郎氏は22日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「令和日本 日本の存続は可能…

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フィリピンで反日慰安婦像が行方不明

 2017年12月に突如としてマニラ市に設置され、物議を醸したフィリピン人慰安婦像。その後、日本大使館の抗議が実り撤去されたが、このほどその慰安婦像が行方不明になっていることが分かった。慰安婦像がマニラ首都圏にある教会の…

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アマゾン森林火災、過去にない規模に

ブラジル大統領 国軍動員し消火・監視  アマゾン熱帯雨林を中心とした南米の森林火災が例年を上回るスピードで拡大している。今も増え続ける火災に対応するため、ブラジル政府は国軍出動による消火・監視活動を決定、国際社会も支援の…

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「香港の自由」を擁護する意味

東洋学園大学教授 櫻田 淳 西方世界の「出島」的存在 「天安門」の比でない武力弾圧  「香港の自由」が瀬戸際に立たされている。香港政府が企図した「逃亡犯条例」改正の動きに触発された香港市民の広範な抗議活動は、収束しない。…

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G7の意義を強調し、米大統領提案のロシア復帰は各紙とも反対で一致

◆1枚だけの首脳宣言  フランス・ビアリッツで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)は26日に、サミットの成果文書として首脳間で一致した貿易など5項目をまとめた首脳宣言を発表して、幕を閉じた。当初は見送りの方針から土…

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問題を抱えている国の緊張はさらに強まる More tension in a troubled country

 2軍チーム(注)が舞い戻って来ている――と言っても本当に、彼らが、居なくなっていたらの話だが。5年以上前に、バラク・オバマ大統領は、テロや、悲惨な事件を拡散し続けている残忍なイスラム教徒集団「イスラム国(ISIS)」を…

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英新首相とEU離脱への疑問

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬みき 国民の過半数の同意なし 問われる議院内閣制の在り方  英国でボリス・ジョンソン政権が誕生し、10月31日の欧州連合(EU)からの離脱に向け突進している。しかし、そも…

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韓国が日韓GSOMIA破棄、揺らぐ米国との同盟

 北朝鮮の軍事的脅威を抑止する上で重要な役割を果たしていた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国が一方的に破棄し、国内外に驚きと波紋が広がっている。特に米国との同盟関係が揺らぐ恐れが出ており、保守派は文在寅政権…

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「虫が苦手」を克服へ、小学校教員たちの挑戦

「虫が苦手」を克服へ、小学校教員たちの挑戦

東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で「虫」セミナー  「虫」をテーマに、小学校教員を対象としたセミナー「身近なムシの調べ方・よび寄せ方」が7月25日、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)で開かれた。セミナーでは昆虫採集の実習…

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文氏側近の不正疑惑深まる

 去る23日、韓国は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を正式通告したが、翌24日には、北朝鮮がミサイル2発を試射。先月25日以来7回目だが、韓米合同軍事演習の終了(20日)後の発射は協定破棄で揺れる日韓の間隙…

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国体を左右する肝心な時に本当に保守の矜持を示せるのか問われる読売

◆試金石は「皇位継承」  令和初めての「慰霊の8月」が終わろうとしている。心残りなのは今年も総理をはじめ閣僚全員が靖国神社に参拝しなかったことだ。安倍政権は「保守」とされるが、全閣僚不参拝は「あの悪夢の民主党政権」と同じ…

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戦略的に重要なグリーンランド

アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏が購入提案 デンマークは一蹴  トランプ大統領がグリーンランドの購入に興味を示したことを「ばかげている」とデンマークのフレデリクセン首相が一蹴したことに、トランプ氏は怒っている…

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「民主的な家庭」が生み出す悲劇

NPO法人修学院院長・アジア太平洋学会会長 久保田 信之 未婚・離婚増え、子供減る 「縦軸が支える常識」を無視  男女は基本的に平等であり対等な独立した個人である、と高らかに謳(うた)った日本国憲法が施行されて70年以上…

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三世代同居定住者に補助金 佐賀県神埼市

地方創生・少子化対策 首長は挑む 佐賀県神埼市長 松本茂幸氏  佐賀市に隣接する神埼市は福岡まで電車・車とも1時間圏内にある利点を生かし、人口減少への対策として、三世代同居への補助金を整備し、定住促進に取り組んでいる。松…

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萩生田発言に怒る二階氏

燻り続ける「棚上げ」への導火線  例外はある。往生際が悪いのもいる。会社によっても異なるに違いない。だが、実権を揮(ふる)っていた社長から会長になる、勲章をもらう話が出たら、そろそろ経営の「第一線」からお引き取りいただき…

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目が離せない台湾総統選

香港情勢、親中派候補に逆風 評論家 石平  8月14日からの4泊5日の日程で、久しぶりに台湾を訪れた。国民党総統候補の韓国瑜氏が市長を務める高雄市と、民進党が強い勢力を維持している台南市を中心にいろいろと見物して回った。…

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中国共産党の本質を直視させるニューズウィーク日本版の香港デモ特集

◆異なる視点の4筆者  単なる輸出管理上の問題が、アジア太平洋の安全保障問題にまで発展した日韓の対立。両国メディアは連日この話題で持ち切りだ。しかし、世界に目を向ければ、もっと“ヤバい”ことがこのアジアで起きている。香港…

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日本人が忘れてならぬソ連の蛮行

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 終戦後の引き揚げ船攻撃 子供や女性ら約1780人が犠牲に  日本軍は昭和20(1945)年8月15日(終戦の日)に戦闘を停止し、同時に武装解除した。その1週間前の8月…

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中国が香港抗議デモで宣伝工作

 中国共産党が最近、香港の民主派による抗議デモに関して好意的な報道をしないよう国営メディアに命じる内部文書を出していたことが明らかになった。米国へ亡命申請をしている中国人実業家、郭文貴氏が運営するサイト「郭媒体(グオ・メ…

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