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問題を抱えている国の緊張はさらに強まる More tension in a troubled country
2軍チーム(注)が舞い戻って来ている――と言っても本当に、彼らが、居なくなっていたらの話だが。5年以上前に、バラク・オバマ大統領は、テロや、悲惨な事件を拡散し続けている残忍なイスラム教徒集団「イスラム国(ISIS)」を…


英新首相とEU離脱への疑問
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬みき 国民の過半数の同意なし 問われる議院内閣制の在り方 英国でボリス・ジョンソン政権が誕生し、10月31日の欧州連合(EU)からの離脱に向け突進している。しかし、そも…


韓国が日韓GSOMIA破棄、揺らぐ米国との同盟
北朝鮮の軍事的脅威を抑止する上で重要な役割を果たしていた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国が一方的に破棄し、国内外に驚きと波紋が広がっている。特に米国との同盟関係が揺らぐ恐れが出ており、保守派は文在寅政権…


「虫が苦手」を克服へ、小学校教員たちの挑戦
東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で「虫」セミナー 「虫」をテーマに、小学校教員を対象としたセミナー「身近なムシの調べ方・よび寄せ方」が7月25日、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)で開かれた。セミナーでは昆虫採集の実習…


文氏側近の不正疑惑深まる
去る23日、韓国は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を正式通告したが、翌24日には、北朝鮮がミサイル2発を試射。先月25日以来7回目だが、韓米合同軍事演習の終了(20日)後の発射は協定破棄で揺れる日韓の間隙…

国体を左右する肝心な時に本当に保守の矜持を示せるのか問われる読売
◆試金石は「皇位継承」 令和初めての「慰霊の8月」が終わろうとしている。心残りなのは今年も総理をはじめ閣僚全員が靖国神社に参拝しなかったことだ。安倍政権は「保守」とされるが、全閣僚不参拝は「あの悪夢の民主党政権」と同じ…


戦略的に重要なグリーンランド
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏が購入提案 デンマークは一蹴 トランプ大統領がグリーンランドの購入に興味を示したことを「ばかげている」とデンマークのフレデリクセン首相が一蹴したことに、トランプ氏は怒っている…


「民主的な家庭」が生み出す悲劇
NPO法人修学院院長・アジア太平洋学会会長 久保田 信之 未婚・離婚増え、子供減る 「縦軸が支える常識」を無視 男女は基本的に平等であり対等な独立した個人である、と高らかに謳(うた)った日本国憲法が施行されて70年以上…


三世代同居定住者に補助金 佐賀県神埼市
地方創生・少子化対策 首長は挑む 佐賀県神埼市長 松本茂幸氏 佐賀市に隣接する神埼市は福岡まで電車・車とも1時間圏内にある利点を生かし、人口減少への対策として、三世代同居への補助金を整備し、定住促進に取り組んでいる。松…


萩生田発言に怒る二階氏
燻り続ける「棚上げ」への導火線 例外はある。往生際が悪いのもいる。会社によっても異なるに違いない。だが、実権を揮(ふる)っていた社長から会長になる、勲章をもらう話が出たら、そろそろ経営の「第一線」からお引き取りいただき…


目が離せない台湾総統選
香港情勢、親中派候補に逆風 評論家 石平 8月14日からの4泊5日の日程で、久しぶりに台湾を訪れた。国民党総統候補の韓国瑜氏が市長を務める高雄市と、民進党が強い勢力を維持している台南市を中心にいろいろと見物して回った。…

中国共産党の本質を直視させるニューズウィーク日本版の香港デモ特集
◆異なる視点の4筆者 単なる輸出管理上の問題が、アジア太平洋の安全保障問題にまで発展した日韓の対立。両国メディアは連日この話題で持ち切りだ。しかし、世界に目を向ければ、もっと“ヤバい”ことがこのアジアで起きている。香港…


日本人が忘れてならぬソ連の蛮行
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 終戦後の引き揚げ船攻撃 子供や女性ら約1780人が犠牲に 日本軍は昭和20(1945)年8月15日(終戦の日)に戦闘を停止し、同時に武装解除した。その1週間前の8月…


中国が香港抗議デモで宣伝工作
中国共産党が最近、香港の民主派による抗議デモに関して好意的な報道をしないよう国営メディアに命じる内部文書を出していたことが明らかになった。米国へ亡命申請をしている中国人実業家、郭文貴氏が運営するサイト「郭媒体(グオ・メ…

デモ報道多い8月、Eテレ「ひろしま」に感じる日韓のコントラスト
◆香港デモに潜る当局 この8月、令和初の終戦記念日を迎えたが、テレビの報道番組の話題は文在寅大統領の下の韓国・光復節(日本からの解放記念)、式典そのものより日本への抗議集会などの方が目立った印象だ。 が、海外のニュー…

サウスダコタ州、米国のモットー「われわれは神を信じる」を学校で掲示 South Dakota schools adding ‘In God We Trust’ to walls
サウスダコタ州ラピッドシティーにあるビードル小学校では、新学期に戻ってくる子供たちは、幾つかのことに気が付くだろう。体育館のフロアがピカピカに新しくなったこと、庭園のヒマワリの背が高くなったこと、そして、「われわれは神…

「公明」特集のアフリカ協力 中国問題ぼやける理想論
「競争」批判して連携主張 アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されるのを控え、公明党の機関紙「公明」9月号は、特集内に「対アフリカ協力に向けた政治的責任を考える」として京都大学大学院教授、神戸大学名誉教授の高橋基樹氏…


韓国優遇除外歪める「赤旗」 文政権の反日政策に呼応
安保上の「不適切」を否定 共産党はもともとサンフランシスコ講和条約や日米安保条約に反対し、戦後体制に否定的な上、日韓基本条約にも反対した。この方向は、文在寅韓国政権の反日政策や過去の保守政権を否定する「積弊清算」とピッ…

糖尿病患者、費用理由に治療薬服用せず Study: Diabetics not taking medications due to costs
米国人成人の10人に1人が糖尿病と診断され、そのうちの13%以上は、高い費用を理由に、処方された通りに治療薬を服用していないことが、連邦医療機関の調査で明らかになった。 疾病対策センター(CDC)は21日に公表した資…

「表現の不自由展」の陥穽 「芸術」に名借りた政治宣伝
《 記 者 の 視 点 》 脅迫を含め、抗議が殺到したことで、開催早々に中止に追い込まれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」。芸術祭の実行委員会会長を務める大村秀章・愛知県知事…


災害に強いまちづくり
愛媛大学名誉教授・元愛媛大防災情報研究センター長 矢田部 龍一氏に聞く 豪雨などの災害が増える中、行政からの避難情報を受けても避難行動を起こさない、人々の防災意識の問題が指摘されている。愛媛大防災情報研究センター長時代…


ユダヤ教徒のエルサレム聖地入場で衝突
イスラエルの武力行使を非難 パレスチナ エルサレム旧市街にあるイスラム教とユダヤ教、双方の聖地「ハラム・アッシャリーフ(ユダヤ名は「神殿の丘」)」で8月11日、ユダヤ教徒の聖地入場をめぐり、パレスチナ人らイスラム教徒と…


外患・内憂の中国・習政権
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米中角逐長期化の裏側 党高級幹部の不祥事も相次ぐ 先に大阪で開催された20カ国・地域(G20)サミットで来日した米中両首脳は、会談で米中貿易摩擦解消に向けて閣僚級会談の継続を決めるなど関係…
