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インスタプレイ、「祈り」でつながるSNS
インターネット上で交流するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。新たな形態が次々に生まれる中、「祈り」でつながるユニークなSNSがある。2012年に米国で誕生した「インスタプレイ(Instapray)」がそ…

フィリピンで地位協定見直し論議再燃か
米海兵隊員に比人男性殺害容疑 フィリピン北部の歓楽街で、同性愛者のフィリピン人男性が遺体で発見された事件で、現地警察は、比米合同軍事演習に参加していた米海兵隊員の犯行であるとの見方を示した。容疑者の米海兵隊員は既に米側…

消費不振でも「消費税10%なら軽減税率を」と説く読売の歯切れ悪さ
◆来年の増税を不安視 「景気後退入りの可能性/内閣府 8月指数、判断引下げ」――本紙8日付7面のトップ見出しである。8月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が2カ月ぶりに悪化。内閣府は基調判断を「足踏み」から「下…

モンゴル安全保障の難題
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 危うい中露等距離外交 国連や日米の支援に期待感 9月上旬に、日本モンゴル協会の創設50周年記念のモンゴル視察旅行に同行した。筆者にとっては1978年から5度目であったが、今回の印象は変わら…

なぜ日本はノーベル賞を多く獲得できるのか
今年のノーベル物理学賞は、青色LEDの開発と実用化に成功した研究者である赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に決定した。これにより日本のノーベル賞の受賞者は米国籍の南部陽一郎と中村修二の両氏を含め22人となった。韓国と中国は…

米韓同盟に「東風41」の脅威
ミサイル防衛躊躇する韓国/中国の体面を考える思考 韓国が難しい立場に立たされている。ミサイル防衛(MD)システム導入をめぐって、同盟国のアメリカと、最大の貿易相手国となった中国との間に立たされ、双方の「顔を立てる」とい…

安倍首相が気になる韓国
在米・劉氏が変化に着目/「日本再生」する強力な政権 韓国の安倍晋三首相を見る視線は複雑だ。「慰安婦」「歴史認識」であれほど攻撃してもビクともしない。自らの主張を1㍉たりとも譲らず、「歴史に逆行」して「右傾化の歩み」を進…

道徳教育は教育の根幹 親、学校、地域で連携を
大人社会のモラル低下 高度経済成長を担う人材の量産に努めた戦後社会が求めたのはあらかじめ備わったマニュアルを素早く、正確に理解し、実践できる粒ぞろいの人材だった。それには、画一的な内容を一斉に、かつ大量に教え込む教育シ…

着実に支配拡大するイスラム国
オバマ氏は地上軍拒否に固執 イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」は、着実にその勢力を拡大し、再びイラクの首都バグダッド攻略の動きを見せている。IS入りを計画した北海道大生や、彼を仲介した元教授の存在が明ら…

エボラ熱から回復した米人女性が語る、未承認薬で助かった喜び
ドイツの国際公共放送「ドイチェ・ヴェレ」が10日、リベリアでエボラ出血熱に感染後、治験薬「Zmapp(ジーマップ)」を投与され回復した米国人ナンシー・ライトボルさんと会見、以下のように報じた。 ――リベリアでは、最初…

「新聞紙の外交論」から考える
東洋学園大学教授 櫻田 淳 言論にも然るべき作法 対中韓批判過ぎれば隘路に 「…随(したがっ)て新聞紙の如きも自から事に慣れざるが故に、其の議論にも自ら用心を欠き、却て大言壮語して国内の人心を騒がすのみならず、実際に当…

Ebola sparks political battle over research funding エボラ拡大で研究所予算めぐり政治論争
Ebola sparks political battle over research funding The Ebola finger-pointing kicked into a higher gear Monday…

大学入試の抜本的改革を 下村博文・文部科学大臣に聞く
下村博文・文部科学大臣(教育再生、東京オリンピック・パラリンピック担当)はこのほど文部科学省大臣室で本紙のインタビューに応じ、これから推進したい教育改革として「大学入試制度」を挙げ、「抜本的に改革したい。100年に一度…

言論規制でガス抜きの思惑が濃厚な朝日「第三者委員会」の虚報検証
◆不可解な初報の特定 「内容は自信を持っている」。慰安婦問題の虚報をめぐって朝日の木村伊量(ただかず)社長は9月の謝罪会見でこう述べた。「吉田証言」を取り消した慰安婦特集(8月5、6日付)についてだ。ところが、朝日はそ…

北朝鮮批判ビラに韓国で賛否再燃
平壌まで飛来、主催者続行か 韓国の脱北者団体が北朝鮮の独裁体制や人権蹂躙(じゅうりん)を批判する大量のビラをくくり付けた大型風船を北朝鮮に向け飛ばしたことに北朝鮮が反発し、韓国側を銃撃した問題で、韓国ではビラ散布をめぐ…

特定失踪者 沖縄に30人以上、人口比で全国2位
家族が県に調査協力要請、那覇市で「全国一斉活動集会」 北京で北朝鮮拉致被害者をめぐる日朝政府間協議が再開されたが、これまで北朝鮮から納得のいく回答が得られていない。こうした中、北朝鮮に拉致された可能性がある沖縄出身の特…

The do-nothing Congress: Who’s really at fault? 無為無策の連邦議会:本当は誰が悪いのか
The do-nothing Congress: Who’s really at fault? President Obama likes to kick Congress when it’s down. W…

日清戦争勃発120年の日本と韓国 作家 片野次雄氏に聞く
根底に日本近代史の混迷 今年は1894年の日清戦争勃発から120年に当たる。明治の日本が体験した初めての対外戦争で、これを通して日本は国民国家に脱皮し、経済的にも飛躍した。その近代日本の成功体験の裏で、戦場のほとんどが…

NATO期待もトルコ拒否、イスラム国掃討への地上軍投入
在欧クルド人、援軍求めデモ 北大西洋条約機構(NATO)の欧米加盟国は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討のためトルコ軍によるシリアへの軍事介入を期待しているが、トルコ側を説得できないでいる。在英クルド人は、…

災害派遣と自衛隊
御嶽山の噴火から約2週間が過ぎた。現在も自衛隊は、第13普通科連隊(松本市駐屯地)、第2普通科連隊(高田駐屯地)、第12ヘリコプター隊(相馬原駐屯地)などの部隊を中心に、行方不明者の救助・捜索活動を続けている。 今年に…

新聞と歴史は疑ってかかれ
哲学者 小林 道憲 人間の主観が入る記述 脚色、誇張、歪曲、捏造など 「すべての歴史は現代史である」と言ったのは、イタリアの哲学者クローチェである。つまり、過去を理解するということは、現代の目を通して過去を見るというこ…

漱石作品を現代社会に照射し読み解く姜尚中氏アエラ記事に違和感
◆『三四郎』は都市論か 文豪・夏目漱石の人となりや作品を紹介しながら、若者の生き方などを提示した「悩む力」などの作品がある政治学者の姜尚中氏が、アエラ10月13日号で「我がこころの漱石を旅する/姜尚中が行く熊本文学紀行…

対話決裂、香港デモの長期化も
2017年の香港行政長官選挙について中央政府が決めた現行案に反対する民主派の路上占拠デモをめぐり、香港政府と民主派学生団体の正式対話は直前に見送られ、デモ長期化で曲折が予想される。背後に米中のせめぎ合いがあり、台湾で3…
