フィリピンで地位協定見直し論議再燃か
編集局 2014/10/19 アジア・オセアニア [会員向け]
米海兵隊員に比人男性殺害容疑
フィリピン北部の歓楽街で、同性愛者のフィリピン人男性が遺体で発見された事件で、現地警察は、比米合同軍事演習に参加していた米海兵隊員の犯行であるとの見方を示した。容疑者の米海兵隊員は既に米側に拘束されており、フィリピン政府は身柄の引き渡しを求める方針だが、訪問米軍地位協定に基づき拒否される可能性がある。反米派からは強い反発の声が上がっており、訪問米軍地位協定や新軍事協定の見直しをめぐる議論も再燃の兆しをみせている。(マニラ・福島純一)
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