日清戦争勃発120年の日本と韓国 作家 片野次雄氏に聞く


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根底に日本近代史の混迷

 今年は1894年の日清戦争勃発から120年に当たる。明治の日本が体験した初めての対外戦争で、これを通して日本は国民国家に脱皮し、経済的にも飛躍した。その近代日本の成功体験の裏で、戦場のほとんどが朝鮮であったことは忘れられがちだ。日韓史に詳しい作家の片野次雄さんに、韓国から見た日清戦争について伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

戦争の主戦場は朝鮮/宗教争乱だった東学党の乱

東学党掃討で40万以上死傷/反日感情生む大きな要因に


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