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イエメン内戦 鍵は部族間の権力バランス
イエメン水資源・環境省顧問 アブデルラフマン・エルヤーニー氏 イエメン内戦は隣国サウジアラビアを巻き込み泥沼の闘争を呈している。イスラム教宗派間の紛争という一面がある一方で、権力、利権をめぐる争いでもあり、いまだ解決の…

A dragon by the tail 苦境に陥っている竜
A dragon by the tail China is hurtling toward regime crisis. The Shanghai stock market roller coaster, the ner…

格好いい自衛隊は困る?
陸上自衛隊富士学校が毎年主催する国内最大の実弾射撃演習「富士総合火力演習」(総火演)が8月23日、静岡県御殿場市の東富士演習場で一般公開された。 今年で57回目となる総火演には、はがきとインターネットでの応募総数が14…

露に復活の機会与えた米国
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー リセット外交が契機に 危機感を抱く同盟国 【ワシントン】2014年9月5日、ロシアの工作員がエストニアに侵入し、治安当局者を拘束した。ロシアは先週、非公開の裁判でこの当局者を…

China’s leaders on the spot after economic stumbles 経済失策で中国指導部に焦点
China’s leaders on the spot after economic stumbles Chinese officials say they know exactly who is to blame fo…

中1男女殺害事件に社説で夜中徘徊を「冒険」と口にした毎日や東京
◆犯罪招く大人の思考 冒険小説の先駆けとなったのは、英国の著作家ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』(1719年)とされる。19世紀には子供たちも引きつけ『宝島』や『十五少年漂流記』などが登場する。誰もが知っ…

防災の日・巨大地震に備えよ
拓殖大学地方政治行政研究所客員教授 濱口 和久 30年以内に70%の確率 日本列島の宿命的な自然災害 現代に生きる日本人が「大震災」と聞いて連想するのは、記憶に新しいところでは平成23(2011)年3月11日の「東日本…

金第1書記の不安あらわ? 地雷事件から緊張続く南北関係
内部結束へ韓国を挑発 南北軍事境界線付近での地雷爆発事件に端を発した韓国と北朝鮮の軍事的緊張とその後の高官協議での合意に至る、8月に起こった一連の南北危機は終始、北朝鮮が何らかの必要性に迫られ慌てて動いたという印象を強…

安保法成立で日本はどう変わるか
世日クラブ 自民党政務調査会調査役 田村重信氏 切れ目ない安保体制構築へ 自民党政務調査会調査役の田村重信氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「安保法成立…

総務省 海外子女教育で実態調査
人数増加に追い付かぬ在外教育施設 日系企業の海外進出に拍車がかかる中、海外で生活する義務教育段階(小・中学校)の日本人児童生徒(以下、海外子女)の数が増加している。総務省はグローバル人材育成に役立てるため、海外子女・帰…

メコン上流 中国のダム問題
歴史家 金子 民雄 環境と下流国を顧みず 消える雄大な河畔交流文化 ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず、淀(よどみ)に浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて久しくとどまることなし――とは、たしか古典の方丈…

戦後70年エコノミストの経済特集は検証は妥当でも未来図を描けず
◆石油と為替の戦後史 今年は戦後70年。経済誌で戦後70年を検証し特集を組んでいるのは、今のところ週刊エコノミスト(8月11、18日合併号)のみである。もっとも、特集といっても30㌻ほどで分量としては物足りず、過去の検…

フィリピン南部でアブサヤフ掃討作戦
フィリピン国内最大のイスラム武装勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府の和平枠組合意により、安定化しつつあるフィリピン南部情勢だが、その他のイスラム過激派や共産ゲリラなどの反政府勢力の活動は依然として続いており…

中1遺体遺棄容疑者の同性小児愛示唆しミーガン法唱えた「新報道」
◆面識ない再犯者逮捕 夏休みの悪夢である。大阪府寝屋川市で12日夜に家を出た中学生男女2人が、少年目当ての犯罪歴を持つ45歳の男に殺害されたとみられる事件は、すべての学校関係者、親子にとって他人事(ひとごと)ではない。…


終戦70年に建設的な視点を
元統幕議長 杉山 蕃 将来に国家目標を示せ 政治と報道の矮小性は問題 8月は慰霊の月である。終戦記念日、今年の靖国神社は、若人・外国人を含め多数の参拝者で賑わった。例によって、参拝する閣僚・国会議員をターゲットにマスコ…

心配な非民主タイ 中国への傾斜が進むのか
今月中旬、アジアに響いた三つの爆発・砲撃音。 天津の超大爆発は、「経済発展の裏の人命軽視と情報統制」を露呈した。タイ・バンコクの爆弾テロは、犯行目的などまだ不明だが、親中国へ傾斜するタイ軍事政権が、ウイグル人難民を強…

Obama agenda, legacy in hands of federal judges 連邦判事に委ねられるオバマ氏の政治課題
Obama agenda, legacy in hands of federal judges A federal judge in Texas has put President Obama’s deportation…

米国リベラリズムの過激化 同性婚合法化で不寛容に
自由の規制に危機感強める保守派/オバマ政権は「まるで共産主義」 月刊誌「正論」9月号で、福井県立大学教授の島田洋一が新連載「アメリカの深層」をスタートさせた。日米のメディアには、リベラル左派偏向が根深くあるため、米国の…

戦後70年に教育重視を 三つのMで自立して稼ぐ
戦争も犯罪も金が原因 第2次世界大戦は英米の大国相手にアジア諸国の独立解放を願い立ち上がったが、日本は敗北。だが、戦後70年の平和は貴重だった。 多くのアジア諸国は日本の犠牲のもとに独立を得たが、そこに至る戦火の被害…

空爆開始から1年超 「イスラム国」の勢い衰えず
化学兵器使用の可能性も かつてない大量虐殺の危険 米国がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への空爆を開始してから1年余りが経過した。ISの勢いは衰えておらず、その蛮行は残虐さを増し、ついに世界遺産パルミラの重要神…

StemExpress CEO suggests ‘another 50 livers a week’ in 8th undercover video 8本目の動画公表、「追加で週に50の肝臓」が欲しい
StemExpress CEO suggests ‘another 50 livers a week’ in 8th undercover video An eighth undercover video release…

民主主義を示した70年談話
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 同じ価値観が同盟保証 安倍首相の姿勢を米は歓迎 米国政府やいわゆる専門家たちは安倍談話がいかなるものになるか期待と不安をもって待ち受けていた。安倍首相の経済…

「こうのとり」成功で日本の存在感高める宇宙開発の意義訴えた産経
◆財政の逆風下で成功 19日にH2Bロケット5号で打ち上げられた無人補給機「こうのとり」5号が24日夜、国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着した。米露の補給機が打ち上げに失敗する中、最後の砦(とりで)とも言うべき日…
