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中1男女殺害事件に社説で夜中徘徊を「冒険」と口にした毎日や東京
◆犯罪招く大人の思考 冒険小説の先駆けとなったのは、英国の著作家ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』(1719年)とされる。19世紀には子供たちも引きつけ『宝島』や『十五少年漂流記』などが登場する。誰もが知っ…
防災の日・巨大地震に備えよ
拓殖大学地方政治行政研究所客員教授 濱口 和久 30年以内に70%の確率 日本列島の宿命的な自然災害 現代に生きる日本人が「大震災」と聞いて連想するのは、記憶に新しいところでは平成23(2011)年3月11日の「東日本…
金第1書記の不安あらわ? 地雷事件から緊張続く南北関係
内部結束へ韓国を挑発 南北軍事境界線付近での地雷爆発事件に端を発した韓国と北朝鮮の軍事的緊張とその後の高官協議での合意に至る、8月に起こった一連の南北危機は終始、北朝鮮が何らかの必要性に迫られ慌てて動いたという印象を強…
安保法成立で日本はどう変わるか
世日クラブ 自民党政務調査会調査役 田村重信氏 切れ目ない安保体制構築へ 自民党政務調査会調査役の田村重信氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「安保法成立…
総務省 海外子女教育で実態調査
人数増加に追い付かぬ在外教育施設 日系企業の海外進出に拍車がかかる中、海外で生活する義務教育段階(小・中学校)の日本人児童生徒(以下、海外子女)の数が増加している。総務省はグローバル人材育成に役立てるため、海外子女・帰…
メコン上流 中国のダム問題
歴史家 金子 民雄 環境と下流国を顧みず 消える雄大な河畔交流文化 ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず、淀(よどみ)に浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて久しくとどまることなし――とは、たしか古典の方丈…
戦後70年エコノミストの経済特集は検証は妥当でも未来図を描けず
◆石油と為替の戦後史 今年は戦後70年。経済誌で戦後70年を検証し特集を組んでいるのは、今のところ週刊エコノミスト(8月11、18日合併号)のみである。もっとも、特集といっても30㌻ほどで分量としては物足りず、過去の検…
フィリピン南部でアブサヤフ掃討作戦
フィリピン国内最大のイスラム武装勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府の和平枠組合意により、安定化しつつあるフィリピン南部情勢だが、その他のイスラム過激派や共産ゲリラなどの反政府勢力の活動は依然として続いており…
中1遺体遺棄容疑者の同性小児愛示唆しミーガン法唱えた「新報道」
◆面識ない再犯者逮捕 夏休みの悪夢である。大阪府寝屋川市で12日夜に家を出た中学生男女2人が、少年目当ての犯罪歴を持つ45歳の男に殺害されたとみられる事件は、すべての学校関係者、親子にとって他人事(ひとごと)ではない。…
終戦70年に建設的な視点を
元統幕議長 杉山 蕃 将来に国家目標を示せ 政治と報道の矮小性は問題 8月は慰霊の月である。終戦記念日、今年の靖国神社は、若人・外国人を含め多数の参拝者で賑わった。例によって、参拝する閣僚・国会議員をターゲットにマスコ…
心配な非民主タイ 中国への傾斜が進むのか
今月中旬、アジアに響いた三つの爆発・砲撃音。 天津の超大爆発は、「経済発展の裏の人命軽視と情報統制」を露呈した。タイ・バンコクの爆弾テロは、犯行目的などまだ不明だが、親中国へ傾斜するタイ軍事政権が、ウイグル人難民を強…
Obama agenda, legacy in hands of federal judges 連邦判事に委ねられるオバマ氏の政治課題
Obama agenda, legacy in hands of federal judges A federal judge in Texas has put President Obama’s deportation…
米国リベラリズムの過激化 同性婚合法化で不寛容に
自由の規制に危機感強める保守派/オバマ政権は「まるで共産主義」 月刊誌「正論」9月号で、福井県立大学教授の島田洋一が新連載「アメリカの深層」をスタートさせた。日米のメディアには、リベラル左派偏向が根深くあるため、米国の…
戦後70年に教育重視を 三つのMで自立して稼ぐ
戦争も犯罪も金が原因 第2次世界大戦は英米の大国相手にアジア諸国の独立解放を願い立ち上がったが、日本は敗北。だが、戦後70年の平和は貴重だった。 多くのアジア諸国は日本の犠牲のもとに独立を得たが、そこに至る戦火の被害…
空爆開始から1年超 「イスラム国」の勢い衰えず
化学兵器使用の可能性も かつてない大量虐殺の危険 米国がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への空爆を開始してから1年余りが経過した。ISの勢いは衰えておらず、その蛮行は残虐さを増し、ついに世界遺産パルミラの重要神…
StemExpress CEO suggests ‘another 50 livers a week’ in 8th undercover video 8本目の動画公表、「追加で週に50の肝臓」が欲しい
StemExpress CEO suggests ‘another 50 livers a week’ in 8th undercover video An eighth undercover video release…
民主主義を示した70年談話
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 同じ価値観が同盟保証 安倍首相の姿勢を米は歓迎 米国政府やいわゆる専門家たちは安倍談話がいかなるものになるか期待と不安をもって待ち受けていた。安倍首相の経済…
「こうのとり」成功で日本の存在感高める宇宙開発の意義訴えた産経
◆財政の逆風下で成功 19日にH2Bロケット5号で打ち上げられた無人補給機「こうのとり」5号が24日夜、国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着した。米露の補給機が打ち上げに失敗する中、最後の砦(とりで)とも言うべき日…
朝鮮戦争の実態 日本共産党も武力で“参戦”
戦後70年 識者は語る(13) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(下) ――ソ連、中国、北朝鮮という共産主義勢力による朝鮮戦争勃発を契機に、沖縄の基地が米軍の戦略基地として位置付けられた。当時の日本を取り巻く共産主義勢力の動…
名護市に不況の風、基地再編交付金2011年から停止
日本ハムはキャンプ撤退へ 米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の代替施設建設予定地の辺野古(へのこ)が所在する名護市の稲嶺進市長は移設に強く反対。米軍再編特措法による基地再編交付金が2011年から停止されていること…
Lessons from an apology 謝罪からの教訓
Lessons from an apology Apologies are never easy, and apologizing in the name of a nation is hardest of all. B…
沖縄米軍基地の建設 ソ連の「国際協調」反故で
戦後70年 識者は語る(12) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(上) ――戦後、沖縄に米軍基地が残った経緯は。 そもそも、米軍による沖縄攻略・軍事占領の目的は、日本本土を攻略する拠点基地とすることだった。そのため米軍は沖…
共和党は泥仕合から脱却を
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 足引っ張る移民問題 トランプ氏優勢で民主有利に 「この点は、私が取り上げ、発表するまで、誰も思い付かなかった」 ドナルド・トランプ氏の共和党討論会での移民についての発言、8…