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「日米韓にくさび」は陣営論理

“政熱経熱”の中韓(6) 李揆亨元駐中・韓国大使に聞く  近年の韓国の中国傾斜について李揆亨(イ・ギュヒョン)元駐中国韓国大使(63)に聞いた。李元大使は日米韓3カ国の連携より中国の立場を重視、その親中ぶりには驚きを禁じ…

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「文化侵略」孔子学院が普及

“政熱経熱”の中韓(5)  「無条件に中国を好きにならなければなりません」  ソウルで富裕層が多く住む高級繁華街、江南の一角にある「ソウル孔子アカデミー」の学院長は、インターネットサイトに掲載したあいさつ文の中でこう呼び…

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Hillary Clinton breaks with Obama, threatens war to enforce Iran deal クリントン氏、イラン核合意でオバマ氏と距離

Hillary Clinton breaks with Obama, threatens war to enforce Iran deal Democratic presidential front-runner Hil…

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感動ない「光復70年」 無気力な国情を識者指摘

 「70」という数字には特別な意味があるのだろうか。半世紀の「50」でもなく、一世紀の「100」でもない中途半端な数字だ。ところが、戦後70年は特別な年とされてしまった。  わが国では安倍晋三首相による「戦後70年談話」…

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韓国識者の「嫌韓」分析 日本人「自信喪失」は浅い見方

反日そのまま触れたネット世代  日本の「嫌韓」の深刻さにようやく韓国が気付き始めたようだ。遅きに失した感もあるが厳しい現実に目を向けるのは必要なことである。ただ、残念なのは、嫌韓の理由をもっぱら日本に求めて、自ら顧みるこ…

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21世紀の安保法制を 反対学者が誘う疑心暗鬼

国民安保法制懇の狙い  「安全保障関連法案」(以下、安保法制と呼ぶ)に関する議論は、いまだに国民的な合意ができず、判断が割れている。  その原因は、6月4日、衆議院の「憲法審査会」で、野党推薦の小林節名誉教授(慶大)と笹…

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エジプト外交 初の原発をロシアが受注へ

欧米から露中寄りに変化か  エジプトのシシ大統領は8月下旬、アブドラ・ヨルダン国王らとともにロシアを訪問、同月26日にはプーチン・ロシア大統領と会談した。5月にはモスクワ対独戦勝70周年記念パレードに参加している。シシ氏…

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加速するロシアの「東方シフト」

欧米との関係悪化、日本にも矛先  ウクライナ危機を受けた欧米の対露経済制裁の影響が広がる中、ロシアのプーチン大統領が北京で開催された抗日戦勝70年記念行事に出席するなど、中国との関係強化「東方シフト」を加速しつつある。一…

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五輪エンブレム中止に思う

沖縄大学教授 宮城 能彦 ネット時代の社会現象 「夢」「覚悟」を白紙から問え  沖縄本島北部、名護市嘉陽集落の海岸に東京オリンピック聖火宿泊碑がある。約50年前の1964年、東京オリンピック会場に向かう聖火がこの地で宿泊…

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財務省「軽減税率案」に「欠陥だらけ」「無責任」と厳しい批判する各紙

◆いずれも尤もな指摘  2017年4月に消費税率を10%に引き上げた際に、財務省が検討している負担軽減案が明らかになった。欧州各国が導入している複数税率方式は見送り、酒類を除く飲食料品の2%分を、購入後に消費者に還付する…

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共産党一党独裁に「無頓着」

“政熱経熱”の中韓(4)  中国が誇る世界的保養地マカオに隣接する広東省珠海市で今年7月、韓国と中国の官民合同による初めての討議の場「第1回韓中1.5トラック対話」が開かれた。出席者は双方から10人ずつ。2泊3日のスケジ…

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レバノン、ごみ問題の背景にイスラム組織

 レバノンで、ごみ処理問題への抗議デモを契機に、同国政治の混乱が浮き彫りになっている。その根底には、強大な政治的影響力、軍事力を持つイラン系イスラム教シーア派過激派民兵組織ヒズボラ(神の党)の存在がある。(カイロ・鈴木眞…

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中国が韓国誘う「歴史共闘」

“政熱経熱”の中韓(3)  この夏、韓国で大ヒットした映画「暗殺」は、韓半島が日本の植民地統治下にあった1933年、上海と京城(ソウル)を舞台に「親日派」暗殺計画のため集まった独立軍と臨時政府の要員らの物語をアクション風…

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Turkey’s growing instability 不安定化進むトルコ

Turkey’s growing instability Once the eastern anchor of the North Atlantic Treaty Organization (geography has …

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窮地に立つクリントン氏

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー サンダース氏は不適格 唯一の希望は共和の自滅  【ワシントン】ヒラリー・クリントン氏は起訴されなければ、民主党大統領候補に選出される。  有力大統領候補に関して、このように書か…

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政治化する露中海軍合同演習

ロシア研究家 乾 一宇 クリミア併合が契機に 南シナ海での実施望む中国  5月の対独戦勝記念日に夫人同伴で訪露した習近平主席と彼らを迎えたプーチン大統領は首脳会談を行い、「戦略的パートナーシップ」を強調した長文の共同声明…

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国会前の反安保法制デモの人数を3万2400人と割り出した産経

◆「12万」丸写しの報道  明石市の花火大会で2001年、歩道橋に人が溢れ「群衆雪崩」が起こって死者11人を出した事件で、兵庫県警明石警察署の幹部は禁錮2年6月の実刑判決を受けた。最高裁判決にはこうある。  「事故の発生…

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AIIB参加に期待と不安

“政熱経熱”の中韓(2)  1997年の韓国大統領選で保守系野党の自由民主連合(自民連)は、金大中総裁率いる新政治国民会議(国民会議)との野党候補一本化を果たした。金大中氏当選後、連立政権を組むことになった同党は、中国政…

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解釈改憲も憲法改正の一つの道

ドイツと日本の交流150年 日本大学名誉教授 小林宏晨氏に聞く  EU(ヨーロッパ連合)で独り勝ちの様相を呈しているドイツと日本の交流は1861年の修好通商条約に始まる。今年、修好150年を記念する展示が歴史民俗博物館を…

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移民・難民殺到で揺れる欧州

衝撃と不安続く“人の波”  オーストリア東部のブルゲンランド州で8月27日、高速道路(A4)の路肩に駐車していた小型冷凍トラックの中から71人の遺体(子供4人、女性8人、男性59人)が発見された。このニュースが流れると、…

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イラン核合意に揺れる米議会

ユダヤ議員団に温度差 ロビイスト動員し陳情活動  イラン核問題の外交的解決を目指す米欧等6カ国とイランとの核協議は7月14日、最終合意に達した。眼目はイランが最長15年間、自国の核開発を大幅に制限し、厳しい査察体制を受け…

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