IS、パルミラ遺跡破壊 背景に「偶像崇拝禁止」


ユネスコが「戦争犯罪」と非難

 【カイロ鈴木眞吉】シリア中部にある世界遺産「パルミラ遺跡」の中でも最重要と位置付けられているベル神殿の一部が8月30日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」により破壊された。国連訓練調査研究所が同日、衛星写真を公開、「ベル神殿の中心となる建物と、すぐ側にある柱の列が破壊された」ことを確認した。

 ベル神殿は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)関係者からも「最重要な宗教施設の一つ」との評価を受けている、1世紀に建設されたパルミラに現存する最大規模の神殿。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ