レバノン、ごみ問題の背景にイスラム組織


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宗教対立で政治が機能せず

 レバノンで、ごみ処理問題への抗議デモを契機に、同国政治の混乱が浮き彫りになっている。その根底には、強大な政治的影響力、軍事力を持つイラン系イスラム教シーア派過激派民兵組織ヒズボラ(神の党)の存在がある。(カイロ・鈴木眞吉)

 ごみ問題の発端は、今年7月中旬、政府がごみ処理場を確保できず、街中にあふれた未回収のごみが悪臭を放ち始めたことにある。

 8月19日に始まった抗議行動は、同22日、首都ベイルート中心部の首相官邸前での数千人の抗議集会へと発展した。


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