世界が認めた「ウズベク・モデル」
ウズベキスタン共和国独立記念日特集
早稲田大学人間科学学術院教授 扇原 淳
大々的教育改革で人材育成
ウズベキスタン政府と国民の皆様に対し、心より独立24周年をお祝い申し上げます。
ウズベキスタンでは、独立以来、すべての分野において国の抜本的な改革と刷新が実施されてきました。
独立してからの短い間にウズベキスタンは、経済、社会、文化・人文分野において大きな成果を果たし、進化を遂げ、社会・政治・民主改革が行われています。
ウズベキスタンは、5つの理念に基づいた独自の発展の道を確固として選択し、その道は「ウズベク・モデル」として世界に認められています。
ウズベキスタンでは、長期的な国益と世界規準にあった教育システムにおけるすべてのレベルに関わる大々的な改革が行われています。ウズベキスタンには、カリモフ大統領のイニシアチブによりつくられた、現代的で調和の取れた教育システム形成を基礎とする重要な2つの法律があります。それは、教育法と国の人材育成に関する法です。
独立以降、ウズベキスタンには数十の新しい高等教育機関が設立されました。現在、ウズベキスタンには58の大学と15の主要大学の分校、7つの有名な海外の大学の分校があり、144のアカデミー学校を含む1412の専修学校が設立されています。2000年から2014年の間に、220人の生徒が各科目のオリンピックに参加し、6人が金メダル、28人が銀メダル、65人が銅メダルを獲得し、40の表彰を受けました。
教育分野では、日本とウズベキスタンの大学間で学術交流が盛んになっています。
独立以降、ウズベキスタンは、政治的・経済的安定を獲得し、経済の急成長と産業化を達成しています。また、ウズベキスタンには、平和と安寧、相互を尊敬する心、民族間、国民同士の友好が築かれています。
我が国の成果を生んだ主な要因は、何より国民の献身的な努力と世界観の変化、政治意識の向上、積極的な社会活動、国民の立場の強化等となっています。
ウズベキスタンと友人である国民の皆様に平和とご多幸、ご繁栄をお祈り申し上げます。