露に復活の機会与えた米国
チャールズ・クラウトハマー 2015/9/01 コラム|北米・中南米 [会員向け]
リセット外交が契機に
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
【ワシントン】2014年9月5日、ロシアの工作員がエストニアに侵入し、治安当局者を拘束した。ロシアは先週、非公開の裁判でこの当局者を15年の懲役とした。
これに対して国務省は声明を出した。北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、ツイートを出した。米国もNATOも何もしなかった。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、欧州連合(EU)は、対応を協議するには時期尚早と表明した。
...【全文を読む】