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終戦70年に建設的な視点を

元統幕議長 杉山 蕃 将来に国家目標を示せ 政治と報道の矮小性は問題  8月は慰霊の月である。終戦記念日、今年の靖国神社は、若人・外国人を含め多数の参拝者で賑わった。例によって、参拝する閣僚・国会議員をターゲットにマスコ…

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心配な非民主タイ 中国への傾斜が進むのか

 今月中旬、アジアに響いた三つの爆発・砲撃音。  天津の超大爆発は、「経済発展の裏の人命軽視と情報統制」を露呈した。タイ・バンコクの爆弾テロは、犯行目的などまだ不明だが、親中国へ傾斜するタイ軍事政権が、ウイグル人難民を強…

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Obama agenda, legacy in hands of federal judges 連邦判事に委ねられるオバマ氏の政治課題

Obama agenda, legacy in hands of federal judges A federal judge in Texas has put President Obama’s deportation…

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米国リベラリズムの過激化 同性婚合法化で不寛容に

自由の規制に危機感強める保守派/オバマ政権は「まるで共産主義」  月刊誌「正論」9月号で、福井県立大学教授の島田洋一が新連載「アメリカの深層」をスタートさせた。日米のメディアには、リベラル左派偏向が根深くあるため、米国の…

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戦後70年に教育重視を 三つのMで自立して稼ぐ

戦争も犯罪も金が原因  第2次世界大戦は英米の大国相手にアジア諸国の独立解放を願い立ち上がったが、日本は敗北。だが、戦後70年の平和は貴重だった。  多くのアジア諸国は日本の犠牲のもとに独立を得たが、そこに至る戦火の被害…

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空爆開始から1年超 「イスラム国」の勢い衰えず

化学兵器使用の可能性も かつてない大量虐殺の危険  米国がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への空爆を開始してから1年余りが経過した。ISの勢いは衰えておらず、その蛮行は残虐さを増し、ついに世界遺産パルミラの重要神…

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民主主義を示した70年談話

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 同じ価値観が同盟保証 安倍首相の姿勢を米は歓迎  米国政府やいわゆる専門家たちは安倍談話がいかなるものになるか期待と不安をもって待ち受けていた。安倍首相の経済…

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「こうのとり」成功で日本の存在感高める宇宙開発の意義訴えた産経

◆財政の逆風下で成功  19日にH2Bロケット5号で打ち上げられた無人補給機「こうのとり」5号が24日夜、国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着した。米露の補給機が打ち上げに失敗する中、最後の砦(とりで)とも言うべき日…

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朝鮮戦争の実態 日本共産党も武力で“参戦”

戦後70年 識者は語る(13) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(下)  ――ソ連、中国、北朝鮮という共産主義勢力による朝鮮戦争勃発を契機に、沖縄の基地が米軍の戦略基地として位置付けられた。当時の日本を取り巻く共産主義勢力の動…

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名護市に不況の風、基地再編交付金2011年から停止

日本ハムはキャンプ撤退へ  米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の代替施設建設予定地の辺野古(へのこ)が所在する名護市の稲嶺進市長は移設に強く反対。米軍再編特措法による基地再編交付金が2011年から停止されていること…

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Lessons from an apology 謝罪からの教訓

Lessons from an apology Apologies are never easy, and apologizing in the name of a nation is hardest of all. B…

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沖縄米軍基地の建設 ソ連の「国際協調」反故で

戦後70年 識者は語る(12) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(上)  ――戦後、沖縄に米軍基地が残った経緯は。  そもそも、米軍による沖縄攻略・軍事占領の目的は、日本本土を攻略する拠点基地とすることだった。そのため米軍は沖…

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共和党は泥仕合から脱却を

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 足引っ張る移民問題 トランプ氏優勢で民主有利に  「この点は、私が取り上げ、発表するまで、誰も思い付かなかった」  ドナルド・トランプ氏の共和党討論会での移民についての発言、8…

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敗戦後を問い直した江藤淳

評論家 大藏 雄之助 米軍占領に疑問を提起 事実の違い左右問わず批判  今年は戦後70年のほかにも、いろいろな出来事の節目に当たっているために、安倍首相が戦後レジームの脱却として主導している、わが国の安全保障問題をはじめ…

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マルクス主義的な国家悪論に凝り固まった朝日社説の個人主義礼賛

◆戦後70年に首相批判  フランスの政治思想家トクヴィルは1830年代の米国を訪ね、『アメリカの民主政治』という名著を遺(のこ)した。  当時の米国は孤児出身の大衆政治家ジャクソンが第7代大統領に就き、大衆的民主主義を謳…

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“頭痛”続く英仏トンネル 移民殺到で両国が対策本腰

 英仏海峡を渡り英国への入国を目指す移民が、フランス北部カレーに殺到している問題で、英仏両国の内相は20日、協力して具体策に乗り出すことで合意した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も、カレーで劣悪な環境に置かれ、危…

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与野党でかみ合わぬ「集団的自衛権」

講演録 紛糾する安全保障論議 公益社団法人隊友会北海道隊友会連合会会長 酒巻尚生氏  戦後70年を迎え日本は大きな岐路に立たされている。中国の海洋覇権主義や北朝鮮の軍事優先政策が拡大する中、日本の防衛体制の構築は急務だが…

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4月開校の宮城県登米総合産業高等学校

学科を越え広く産業を学ぶ  宮城県北部の米の名産地登米(とめ)市に、県登米総合産業高等学校(鈴木琢也校長)が今年4月に開校した。少子化が進む中、上沼高校、米山高校、来谷工業高校の3校と登米高校商業科を統合し、新たに福祉科…

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ルーズベルトとユダヤ難民

獨協大学教授 佐藤 唯行 米労組が受け入れ反対 恐慌と戦時下の現実主義者  今年はフランクリン・ルーズベルト没後70年にあたる節目の年だ。未曾有の危機、大恐慌と第2次大戦に立ち向かい、見事、乗り切った米大統領(在任193…

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安倍首相の戦後70年談話に河野・村山談話の継承を批判する新潮

◆“過剰な期待”の反動  話題に事欠かない週となった。安倍晋三首相の「戦後70年談話」、五輪エンブレムパクリ疑惑のデザイナー佐野研二郎氏、近年になく“豊漁”の甲子園球児たち、果ては不倫が動機か?国際弁護士股間切断事件、等…

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天津爆発の陰で中露軍事演習

抗日式典控え蜜月ぶり誇示  中国とロシア両軍が20日から28日まで極東ウラジオストク周辺の日本海で合同軍事演習を行い、対空、対艦、対潜水艦作戦や合同上陸訓練を展開している。天津の大規模爆発で習近平政権への不満がくすぶる中…

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