戦後70年エコノミストの経済特集は検証は妥当でも未来図を描けず
◆石油と為替の戦後史
今年は戦後70年。経済誌で戦後70年を検証し特集を組んでいるのは、今のところ週刊エコノミスト(8月11、18日合併号)のみである。もっとも、特集といっても30㌻ほどで分量としては物足りず、過去の検証と同時に今後の30年を読み解くとしているが、未来の日本経済の姿という点については残念ながら描き切れているという印象はない。それでも戦後70年を経済的な面から検証するのは意義のあることだ。
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今年は戦後70年。経済誌で戦後70年を検証し特集を組んでいるのは、今のところ週刊エコノミスト(8月11、18日合併号)のみである。もっとも、特集といっても30㌻ほどで分量としては物足りず、過去の検証と同時に今後の30年を読み解くとしているが、未来の日本経済の姿という点については残念ながら描き切れているという印象はない。それでも戦後70年を経済的な面から検証するのは意義のあることだ。