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強かな韓国の対中対米観 半島の戦略的価値を認識
米中間の「バランサー」を自負 韓国は民主主義、資本主義経済という共通の価値観で米国、日本と同盟、協力関係を持つ国だが、しばしば、その対極にある一党独裁、共産主義の中国の引力圏に入って行こうとして、両陣営の間で“コウモリ…

米大統領アジア歴訪 北の核にトランプ外交徹底
押し切られた習主席 去る11月5日から7日にかけて米国のドナルド・トランプ大統領が来日し、安倍晋三首相と首脳会談を行った。これに先立つ3日から4日にかけては、われわれは同大統領のご令嬢にして補佐官たるイバンカ・トランプ…

テキサス銃乱射事件をめぐる空軍の失態が銃規制論議に再び火を付ける Air Force blunder on Texas shooting reignites gun-control debate
米空軍はデビン・パトリック・ケリー容疑者の犯罪歴をFBIの身元調査システムに提出するのを怠るという失態を犯したことを認め、6日に調査を開始したが、これは銃規制論議の両陣営に攻撃材料を与える結果となっている。 テキサス…


一帯一路は中国覇権への道
世日クラブ講演要旨 習近平新体制と東アジア危機 東京福祉大学国際交流センター長 遠藤 誉氏 中国問題に詳しい遠藤誉氏(東京福祉大学国際交流センター長)は10月25日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近…

韓国、原潜導入で米国と交渉開始か
韓国政府は、米韓が原子力潜水艦の導入をめぐって実務レベルでの交渉を開始することを明らかにした。巡航ミサイル搭載可能な原潜の韓国への売却または貸与が明らかにされれば、韓国軍は、北朝鮮に対する抑止力として、通常兵器による長…


来春の露大統領選、クレムリンが描くシナリオか
来年3月に行われるロシア大統領選の構図が決まりつつある。プーチン大統領に対抗し立候補を表明していた野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の立候補資格停止が確定する一方で、プーチン大統領の恩師の娘、クセニア・サプチャクさんが…


核シェルターに高まる関心
特報’17 北朝鮮による核・ミサイルの脅威が高まる中、核シェルターや放射能被害などを防ぐ商品への関心が高まるとともに、関連商品を扱う業者が増えている。「平和ボケ」していると言われてきた日本人にも、自分の身は自分で守ると…


深刻な女性への暴力を告発、 ミス・ペルーのファイナリストたち
国内外で大きな反響呼ぶ ラテンアメリカは、世界でも女性に対する暴力が最も頻繁に行われている地域の一つとなっている。そうした中、ペルーでミスコンテストの出場者たちが「女性への暴力に反対する」との声を上げ、国内で大きな反響…

「大勝」という認識でよいのか
政治ジャーナリスト 細川 珠生 権力濫用の「7条解散」 実現には程遠い「国難」回避 第4次安倍内閣が発足した。トランプ米大統領の初来日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの外交日程をこなし、安倍総理にとって、目下…

ロシア革命から100年 米大統領、共産主義犠牲者を追悼
トランプ米大統領は7日、1917年のロシア革命から100年を受け、「全米共産主義犠牲者の日」を宣布し、1億人を超えると推定される共産主義の犠牲者を追悼した。トランプ氏は声明で、共産主義を「自由、繁栄、生命の尊厳と相いれ…

首脳会談での日米の海洋戦略一致を高く評価した日経の大胆な社説
◆対北圧力強化で一致 安倍晋三首相は、ゴルフ場で互いのサインを書き込んだ、<同盟をより一層偉大に>と刺繍(ししゅう)された言葉が輝く特製キャップをトランプ米大統領に贈った。 これに象徴されるように、初来日したトランプ…

女性と徴兵制 Conscripting Women for war
女性は、国家のすべての戦争で、男性と共に、そして、大変優秀な成績で、志願して米軍の兵士や下士官として服務してきている。今、国防政策作成者の前に置かれている問いは、女性が徴兵名簿に署名して、彼女らが望むと望まざるとにかか…

中華民族の夢と台湾の悲哀
平成国際大学教授 浅野 和生 完全統一目指す習主席 抹消される自由・民主・自立 第19回中国共産党大会の政治報告(10月18日)で習近平は、台湾海峡の将来について、香港、マカオと台湾とを同列に置く「港澳台工作」の枠組み…

中国の鳥インフルエンザに警戒が必要
東京都医学総合研究所・芝崎太氏 「どこまで知ってる? インフルエンザ」と題した都民講座が、このほど、東京都中央区の一橋講堂で開かれた。公益財団法人の東京都医学総合研究所 分子医療プロジェクトリーダー医師・医学博士 芝崎…


「カタルーニャ」問題、新たな欧州の試練に
スペイン・カタルーニャ州の独立を問う住民投票を実施して1カ月が過ぎた。同州自治権が停止され、独立を主導した州政府幹部が逮捕される中、欧州連合(EU)は一貫して同問題を国内問題として距離を置いてきた。ブレグジットに加え、…


北海道14管内の児童・生徒が地域の素晴らしさを発信
道教委「キャリア教育サミット」を開催 人口減少、過疎化という地方の課題に対して教育面から取り組む北海道教育委員会は、3年間の限定事業として小中高一貫の「ふるさとキャリア教育」を進めてきた。小学校の児童、中学校・高等学校…

意に染まぬ「民意」にケチをつけ議会制民主主義を否定する朝日社説
◆選挙結果認めぬ論調 アフリカのケニアでは大統領選挙の結果に異議が唱えられ再選挙が行われたが、野党がボイコットし、騒乱にまで発展している。幸いなことに、日本では選挙にまつわる、そんな騒ぎはない。 先の総選挙で与党が圧…

トランプ大統領の選対議長ら起訴は氷山の一角
米コラムニスト キャサリン・パーカー 鍵はパパドポロス被告か 前大統領補佐官の名前も浮上 低いランクのボランティアに気をつけろ。 連邦捜査局(FBI)がトランプ大統領の選挙スタッフ2人を起訴した10月30日、これまで…

野党混乱で「55年体制」復活へ
東洋学園大学教授 櫻田 淳 「竜頭蛇尾」の希望の党 左派勢力は2割以下に零落 このたびの衆議院議員選挙に際して、自民・公明の政権与党が獲得した議席は、総議席の3分の2を超えた。これに加えて、このたびの選挙は、民進党が「…

「自衛隊明記」で望むこと
10月に行われた衆議院総選挙後の国会議員の勢力図を見ると、改憲派が3分2を超える状態となった。安倍晋三首相が目指す日本国憲法第9条に「自衛隊を明記」することへの流れが加速することを期待したい。 自衛隊を憲法第9条に明…

野党議員の「強制わいせつ疑惑」を報じるも追加報道がほとんどない文春
◆離党ではなく辞職を 小学生女児への暴行容疑で民進党参院議員小川勝也氏の息子・遥資容疑者が逮捕された。これを受けて、小川氏は「党に迷惑をかける」として参院幹事長を辞任するだけでなく、離党届けを提出した。 遥資容疑者は…

クリントン夫妻に露から資金
新START交渉に影響か カナダのウラン採掘企業ウラニウム・ワンをめぐる疑惑が深まる中、米国の安全保障当局者らは、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)が、ロシア政府の機嫌を損ねたくなかったオバマ前政権だけでなく…

NZの水資源管理に学ぼう
東京財団上席研究員 小松 正之 住民参加し情報も開示 日本はコンクリで生態系破壊 近年、地球生態系に関する世界的関心は高まっているが、日本では、防災の名目でコンクリートによる自然生態系の破壊が進行している。台風21号に…
