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若者の生活習慣に潜むわな
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 セロトニン欠乏症の危機 よく噛んで偏らぬ食生活を 昨今の欲望氾濫(はんらん)の世相にあって若者世代の生活習慣の様相は、危機的状況に置かれているのではなかろうか。 1980年代(…
少子化と地方創生こそ重要だ
衆院選大勝 安倍政権への提言 エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 今回の衆院選は、野党の混乱と再編の中で自公連立政権が「圧勝」したとのイメージで報道されているが、果たしてそうなのか。あれほど…
衆院選与党勝利、敗退した希望の存在意義で大局観示した読売と小紙
◆自ら墓穴掘った希望 第48回衆院選(22日投開票)は自民党が追加公認3人を含め、284議席を確定する圧勝となった。大きな争点となった憲法改正は、連立を組む公明党と合わせた与党313議席に達し、改正の国会発議に必要な3…
衆院選で韓国各紙、「戦争できる国へ」に過度な警戒心示す
文政権の安保失政には嘆き節 自公連立与党が改憲発議に必要な国会総議席の3分の2以上を超える313議席を獲得した衆議院選挙の結果を受け、韓国では各紙社説が過度と思われるほどの警戒心を露(あら)わにした。 発行部数最多で…
改憲先延しは政治の怠慢
衆院選大勝 安倍政権への提言 元拓殖大学教授 吉原恒雄 第4次安倍晋三内閣が来月1日に発足するが、最大の課題は憲法改訂である。景気回復、財政再建等も国政上重要課題だが、憲法改訂は安倍首相でなければ期待できないからだ。 …
衆院選沖縄4区 翁長知事派の仲里氏落選
「オール沖縄」の一角崩れる 衆院選が22日、投開票され、沖縄選挙区では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止を掲げる革新系「オール沖縄」の前職3人が当選したが、無所属前職が議席を失い、翁長雄志知事にとっ…
国の存亡の危機に良心の呵責か Guilty conscience, mortal peril
第2次世界大戦後の長い年月、ドイツは欧州の安定と抑制にとって力ある存在であったが、今や、ドイツは、新たな「欧州の病人」かもしれない。 最近行われたドイツの選挙は、アンゲラ・メルケル率いる多数党、キリスト教民主同盟(C…
ソ連の対日参戦、米軍が主導
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 米ソで綿密に計画練る ヤルタ密約の内幕明らかに 戦後の日本とロシア(ソ連)の間の最大の懸案事項は「北方領土問題」で、いまだに問題解決の糸口さえ見えない。安倍首相の意気込みにもかかわらず…
「国難」の少子高齢化問題に「家族」の強化策を論じず解せない保守紙
◆公約に「家族」抜ける 総選挙で安倍政権が信任された。喧噪(けんそう)な宣伝合戦が終わり、各党の公約を振り返ってみると、すっぽり抜け落ちていた課題が浮き上がってくる。それは「家族」をめぐる施策だ。どの党もほとんど言及し…
分断とリスク好むトランプ氏
米コラムニスト デービッド・イグナチウス アジア歴訪に備える各国 政策判断のため特徴把握 トランプ大統領は来月、アジアを訪問する。特に重要な外遊だ。外国の情報機関は、この型破りで、リスクをいとわない、支配的な大統領につ…
冷戦下の「ミグ25事件」の教訓
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 「防衛出動」発令されず 北核・ミサイル対策は万全か 北朝鮮による核・ミサイル発射(実験)が繰り返されている。現時点では日本列島への直接的被害や…
9条論で自家撞着の共産
この原稿が紙面に掲載される頃には、今回の衆議院選挙の結果はほぼ確定しているだろう。 ここで結果についてとやかく論評する気はない。 ただ選挙期間中、日本共産党や社民党が、相変わらず日本国憲法(第9条)改正反対の主張を…
韓国軍慰安所「歴史的スクープ」めぐり文春と新潮のバトルが勃発か
◆文春の報道は捏造? ライバル誌が報じたスクープ記事を検証する…。週刊誌の双璧である週刊文春と週刊新潮の間で一つの記事をめぐって“バトル”が繰り広げられようとしている。 焦点の記事は週刊文春が2015年4月2日号で報…
有権者が気付かぬ最重要選挙
エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 危機管理できる政権を ビジョンを持つ為政者選べ 何カ月も噂(うわさ)されていた9月末の衆議院解散とそれに伴う総選挙は本日22日に行われる。政治学者として日…
メディアへのリークからツイートの嵐へ―トランプ氏がホワイトハウス情報の流れを変える From press leaks to tweetstorms: Trump changes flow of White House information
ホワイトハウスが組織的に情報をリークして政策の観測気球を打ち上げる古い慣習は、大統領がツイッターで直接アイデアを飛ばす形に取って代わられた。このやり方は、北朝鮮戦略から国歌斉唱時に膝をつく選手に対するナショナル・フット…
選挙番組で“モリカケ”追及も墓穴を掘った「報ステ」と「NEWS23」
◆論理の稚拙さを露呈 「反安倍」色の強いテレビ朝日とTBSの選挙報道が、左派野党寄りの偏向スタンスを取ったところで、今さら驚きはしない。しかし、その意図に反して、安倍晋三首相をやり込めるどころか、逆に反安倍論理の稚拙さ…
近く廃刊?「民進プレス」 「希望の党」全力で支援
立憲参戦で野党版“応仁の乱” 民進党の機関紙「民進プレス」は第3金曜日が発行日だ。10月は20日。衆院選も終盤大詰めだ。 そこへ1面に「党員・サポーター、そして国民の皆さまへ」と題した前原誠司代表の、9月28日両院議…
苦戦伝えた「赤旗」 比例票求め連日大見出し
「共闘」歓迎するも痛痒 昨年の参院選で「民共共闘」を実現し、「野党統一候補」の支援に紙面を費やした共産党機関紙「しんぶん赤旗」(日刊)だが、今回の衆院選で中盤から終盤にかけて断トツに目立つのは「比例は共産党」の見出しと…
政策訴える「自由民主」 希望より「新党ブーム」批判
立憲・共産共闘に言及なし 衆院解散から総選挙終盤までの間、自民党の機関紙「自由民主」は10月10日付、17日付、24日付(実際の発行は日付の1週間前の火曜)が出た。党総裁の安倍晋三首相が打った解散であり、自ら選挙に問う…
教師による児童いじめ 政治化した教育界の異常
自殺問題と教育の荒廃 月刊誌「ビューポイント」8月号に、いじめ・自殺撲滅運動に関わる記事が載っていた。NPO法人「再チャレンジ東京」理事長・平林朋紀氏をインタビューした記事で、平林氏は、バブル経済崩壊当時に自殺する経営…
AT&T買収で言論の自由の制限に懸念 AT&T buy raises fears of limiting free speech
AT&Tとタイム・ワーナーとの合併案に、一部の保守派は言論の自由に影響が及ぶのではないかと警戒している。 トランプ氏と敵対するCNNばかりか、通信手段とコンテンツを運用する巨大で左寄りのコングロマリットが誕生する見通…
地上の“地獄”で43年間、北送船主導した朝総連は解体を
脱北者の自由往来 モドゥモイジャ代表 川崎栄子さんに聞く 北朝鮮には、拉致された日本人の帰還問題が有名だが、実はそのほかにも、日本人に関わる問題が存在している。それが在日の夫と共に北朝鮮に行った日本人妻の問題、在日、日…
中国民主化「自由ある人」が ウーアルカイシ氏が来日講演
28年前の中国天安門事件時に、民主化運動の学生リーダーだった台湾在住のウーアルカイシ氏が来日。同氏は都内の拓殖大学で14日に講演し、「自由ある人は自由なき人に責任を負う」と訴え、日本がその責任を果たすよう要請した。主催…