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北朝鮮帰還事業60年、共産主義幻想を引きずり反省のない朝日
◆「地上の楽園」と宣伝 「税金のない国、乞食のいない国」。1980年代に朝鮮半島の38度線(軍事境界線)を訪れた時、北朝鮮の特大の宣伝看板が目に留まった。それを見て韓国の軍人が笑って、こう解説してくれた。 「税金はお…
ロシアのインターネット主権法
ロシアは外国とのインターネット通信を遮断・制限するとした「インターネット主権法」を11月1日に発効した。ロシア側は外国からのサイバー攻撃やテロ活動に対する有事の際の防止策だと説明している。この背景には2018年9月に採…
『東京物語』の記録写真910枚発見
NEWSクローズ・アップ 小津芸術の秘密語る貴重な資料 日本映画の巨匠、小津安二郎監督の代表作で世界の映画監督が映画史上の最高傑作と評価する『東京物語』(昭和28年公開、松竹)の撮影時の様子を記録した写真が910枚見つ…
若年層の読解力低下に警鐘鳴らす新潮だが解決策が読書のみで物足りず
◆崩壊する教育の基礎 大学入試での英語民間試験導入が延期された。生煮えの状態で投入してもいい結果が得られるわけがないから、この決断は妥当なものだ。それにしても教育界ではなぜか「英語、英語」と喧(やかま)しい。小中高校で…
「桜を見る会」だけ争点化した国会に苦言を呈した「日曜報道」木村氏
◆テレ朝のランキング 令和元年の年末を迎え、臨時国会も9日に閉幕した。甚大な台風水害に対処する国土計画や人口減少問題に政治が新たな時代を開いてほしいが、国会の話は被災者が寒さに震える冬を通り越して春の「桜」ばかりだった…
空と海から日本に牙むく北朝鮮
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 安倍首相を激しく罵倒 金委員長こそ“戦争気違い” 11月末に韓国に「韓国政府が脱北船員を秘密裏に強制送還した」事件を調べに行ってきた。ところが韓国入りした25日に北朝鮮の金正恩委員長は…
米民主党の中道派議員をジレンマに追い込む弾劾採決が近づく Looming vote puts centrist Democrats in quandary
米民主党では、接戦選挙区の脆弱(ぜいじゃく)な下院議員数十人が弾劾採決をめぐり、苦境に陥っている。どう投票しようとも、政治的に分裂する両サイドの重要な支持者を遠ざける恐れがあるからだ。 共和党指導部は民主党のジレンマ…
天然ガスパイプライン「シベリアの力」稼働、中露接近を促進
NEWS クローズ・アップ ロシアから中国へ天然ガスを供給するパイプライン「シベリアの力」が2日、稼働した。ウクライナ危機を発端に欧米諸国の経済制裁と原油安で辛酸を嘗(な)めるロシアと、大気汚染対策に石炭から天然ガスへ…
「86世代」断罪する30代 正邪二分法で怨念解消
弱者を代弁する“聖者”と自任 さすがに韓国文在寅政権の左翼っぷりに業を煮やしたのか、政権を担う「86世代」(50代)への怒りを爆発させる声がメディアに登場した。東亜日報が出す総合月刊誌新東亜(12月号)が「総力特集、左…
「同性婚」の歪んだ論理 子供の福祉を無視し危険
《 記 者 の 視 点 》 御代(みよ)替わりの令和元年は残りわずかとなったが、振り返ると、わが国の社会を支えている家族制度を破壊させる動きが活発化した一年だった。2月に「同性婚」を認めないのは憲法に反するとして、同性…
米議会、イラン反政府デモを支援 Congress weighs first bill supporting Iranian protesters
米連邦議会は、イランへの圧力を強化している。イランでは、全土で反政府デモが続いており、数百人が死亡、収束のめどは立っていない。 議員らは今週、イランの首都テヘランを揺さぶり、政府の暴力的な対応を非難するデモに明確な支…
GSOMIAの裏側
最初から読みを間違った韓国 「最悪の日韓関係」になった「起源」と、日米韓同盟と南北平和プロセスの共存が可能なのかについて、月刊中央(12月号)がソウル大日本研究所の南基正(ナムギジョン)教授に聞いている。 南教授はソ…
伝統文化ルネサンスを
和美の日本舞踊 日本伝統文化コーディネーター 藍川 裕氏に聞く 日本には長い歴史の中で育まれた世界に誇る文化がある。歌舞伎の踊りに源流を持つ日本舞踊も、その一つだ。日本伝統文化コーディネーターであり日本舞踊藍川流家元の…
新たな欧米制裁警戒する露政府
ロシアの財政健全化が進んでいる。金・外貨準備高は5430億ドルに達し、サウジアラビアを超え、中国、日本、スイスに次ぐ水準となった。欧米による新たな制裁を警戒しているためではあるが、外貨準備を増やす分、経済活性化に使われ…
中華民国の台湾移転70年を寿ぐ
平成国際大学教授 浅野 和生 大陸中国との分離は幸運 自由と民主主義定着した台湾 「中共に渡すよりも 台灣は日本に還せ」とアメリカ上院外交委員長のトム・コナリー上院議員が語った、とは1949年12月31日の読売新聞夕刊…
イラク反政府デモ、収拾見通し立たず
イランの介入へ反発が表面化 イラクで10月1日に始まった反政府デモは、70日過ぎた今も出口が見えない。公共サービスを提供できない政府の無能や政治家の汚職、失業率・貧困の拡大などへの不満もあったが、イラクに深く介入するイ…
中国の国民監視さらに、新ハイテクシステム稼働へ
就職で優遇、ポイントで格付け、移動に制限 中国は、国民や海外企業を監視・抑圧するための新ハイテクシステムの開発を進めている。国民の反体制的な行動を監視するとともに、国内で活動する欧米などの外国企業を、中国共産党の方針に…
景気判断の下方修正が必至の状況で大型の経済対策に批判・注文の各紙
◆「規模ありき」と毎日 「効果のある事業に絞り込め」(読売)、「規模ありきのつけは重い」(毎日)、「必要性と効果の精査を」(朝日)、「効果を吟味し具体化図れ」(産経)、「『賢い支出』なのかをしっかり監視したい」(日経)…
習近平政権 対 香港 トマトをどう捨てるのか
現代史の先例を見ても、共産・全体主義政権は「『腐ったトマト』(反体制分子)は籠から放り捨てろ。側のトマトも腐ってしまうから」と考える様だ。国民人口減少を指向する場合もある。中国は今後、香港トマトをどう処理するだろうか。…
中国の次の狙いは台湾、沖縄 台北駐那覇経済文化代表処 范振國処長
台北駐那覇経済文化代表処 范振國処長に聞く 対岸の火事ではない香港情勢 台湾の民意形成に影響、沖縄と日本の安全保障に直結 台湾の総統選挙と立法委員(国会議員)選挙まであと1カ月となった。香港情勢が台湾の民意形成に大きく…
「トランプ減税」が経済牽引 グローバー・ノーキスト氏
インタビューfocus 全米税制改革協議会議長 グローバー・ノーキスト氏 トランプ米政権に近い有力保守派団体「全米税制改革協議会(ATR)」のグローバー・ノーキスト議長がこのほど、世界日報のインタビューに応じた。ノーキ…
名も知られたイスラム聖戦士の残虐行為 A known jihadi goes on a rampage
先週のロンドンの残虐行為は暗澹(あんたん)たる気持ちにさせる皮肉なものであった。 すでに身元が知れたイスラム過激派の1人が、ロンドン橋の近くで、刃物による残虐行為に及び、しかも、彼は、捕まえることができた人は誰でもよ…
韓国・文政権 中国の反米同調圧力に動揺
中国が韓国に対し安全保障上の反米路線に同調するようあからさまに圧力をかけている。韓国に配備した迎撃ミサイルの撤去や新たな中距離ミサイル配備の見送りを求め、北東アジアにおける日米韓3カ国の連携を崩そうとしている。韓国・文…