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FBI ビザ不正取得関与の中国団体代表逮捕
技術窃取「新たな事例」に 米連邦捜査局(FBI)は今月中旬、米国でハイテク技術専門家らをリクルートし、技術を違法に入手するための中国政府の計画に関与したとして、中国国際人材交流協会ニューヨーク事務所(CAIEP-NY)…
似たり寄ったり中途半端な建前論だった気候行動サミットの各紙論調
◆若者世代が危機訴え 地球温暖化への対処について各国首脳らが議論するため、国連(米ニューヨーク)で23日に開かれた「気候行動サミット」は加盟国の行動表明などで温度差が浮き彫りとなった。主宰した国連のグテレス事務総長は閉…
朝鮮戦争秘話 知られざる日本掃海隊の貢献
自衛隊による戦後初めての国際貢献として、ペルシャ湾への掃海艇派遣(平成3〈1991〉年4~11月)が知られている。しかしその約40年前、朝鮮戦争が勃発した昭和25(1950)年の10月、GHQ(連合国軍総司令部)占領下…
憎悪犯罪に対する偏見 The bias of hate crimes
ワシントンD.C.全区選挙区選出の連邦下院議員、エレノア・ホルムズ・ノートン女史は、ワシントンD.C.の連邦検察官側の、いわゆる「憎悪犯罪」に対する関心の欠如、追及の不足と彼女が主張している事態に不安を感じている。 …
文政権の支持率低下が鮮明に
韓国・文在寅政権の支持率低下が鮮明になってきた。家族の不正疑惑を抱える曺国氏の法相任命を強行したことが最大の原因とみられる。ただ、政権退陣を求める大規模な動きにつながるかは不透明だ。 (ソウル・上田勇実) 曺法相任命強…
少子化対策の根本的転換
従来の少子化対策の限界の第一は、少子化の主因は晩婚化・晩産化が進み、結婚・出産が「30代前半」に偏っていることにあるにもかかわらず、晩婚化・晩産化を食い止めるための対策がほとんど行われてこなかったことにある。 第二は…
国連内で影響力拡大する中国
警戒強める専門家ら米政権に対応求める 国連において中国の影響力が拡大していることに米国で警戒感が高まっている。人権の尊重など国連が掲げる価値観に背き、権威主義体制の正当化を試みる中国に対し、トランプ米政権に対応を求める…
韓国の反日に北の影
NEWSクローズ・アップ 韓国・文在寅政権による波状攻撃のような反日路線は、北朝鮮の日韓分断戦術や親日派清算の建国精神から影響を受けた結果だとの見方が浮上している。日韓関係悪化は安全保障面における日米韓連携にも亀裂を生…
率直な発想と探求心表現、秋田市児童生徒作品展
先日、秋田市文化会館で開かれた「第66回秋田市児童生徒作品展覧会」(主催秋田市教育委員会)には、9部門、1000点を超す作品が展示された。小中学生の率直な発想と探求する心、表現する力がよく表れている。(伊藤志郎) ユニ…
東電無罪判決、「安全神話」づくりに手を貸した朝日は「罪なき者」か
◆反原発で過激な闘争 「汝らのなか、罪なき者まず石をなげうて」(ヨハネ福音書)。福島第1原発事故をめぐって、業務上過失致死罪に問われた東京電力の旧経営陣3人に対して東京地裁は無罪を言い渡した。この判決を聞いて頭に浮かん…
カバノー判事弾劾は敗北への道
アメリカ保守論壇 M・ティーセン わいせつ行為疑惑が再燃 民主、上院選で議席喪失 カバノー最高裁判事に対する中傷が再燃しているが、これは民主党にとってやっかいな問題だ。誰もがそれを知っているが、大統領候補者らはそれに気…
台風15号被害に見る停電リスク
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 想定外だった通信障害 地域防災計画の見直し急務 9月8日の夜中から9日の明け方に首都圏を通過した台風15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした。本稿執筆(16日…
内閣改造の目玉・小泉環境相に真正面から疑問をぶつけた文春・新潮
◆勝手に原田発言謝罪 安倍内閣改造の目玉の一つが小泉進次郎氏の環境相起用だろう。常にメディアの注目を集め、発信力もある若手のホープで、将来の首相候補との呼び声も高い。 ところが初っ端からやらかしてしまった。就任早々、…
中国の国防白書の取り扱い方
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 「必ず台湾を統一」と強調 強権政治のプロパガンダ手段 中国は本年7月に4年ぶりに「国防白書」を発行した。その事実は既にメディアで伝えられているが、国営通信社・新華社による解説記事(月刊「中…
アリゾナ州最高裁、同性結婚式めぐる争いで企業の訴え認める判決 Arizona Supreme Court rules in favor of business in same-sex wedding dispute
アリゾナ州最高裁は16日、州が2人のアーティストに同性結婚式の特注招待状の制作を強制することはできないとの判決を下した。強制は2人の憲法上の権利に反するとの見解を示した。 同州最高裁は4対3で下した判決で、特注結婚式…
日本に対する「ヘイト」作品の異様さ問わぬクロ現「表現の不自由展」
◆展示作品は二の次に 脅迫ファクスを含め抗議が殺到したことから、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になってから1カ月を経た9月5日、NHK「クローズアップ現代+」がこの問題を取り…
100万部割る「赤旗」購読数 野党共闘でも衰える党勢
第7回中央委員会総会で「目標」が最低に 共産党の場合、機関紙「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版の読者数全体を発表するのは党大会だ。その党大会を前に、同紙8月29日付で日刊紙・日曜版の読者が100万部を割ったと公表したのは異…
同性パートナー制度の拡大 危機に瀕する一夫一婦制
《 記 者 の 視 点 》 東京都渋谷区が日本で初めて同性カップルを「結婚に相当する関係」と認定する「パートナーシップ制度」を導入したのは2015年10月。あれから丸4年、同じような制度は県レベルの茨城県を含め26自治…
ネット通じ連携強める白人至上主義者 White supremacists connecting, recruiting through digital platforms
白人至上主義者によるテロが、国際的な脅威になっている。欧米の民族主義者らがインターネットでつながりを強め、憎悪のイデオロギーをアピールしているからだ。専門家グループが18日、二つの議会委員会で証言した。 反白人至上主…
中国、新型の超音速無人機を公開
既に実戦配備か米防空網を突破 無人機の開発を急速に進めている中国軍が、最新兵器の一つ、超音速偵察無人機を公開した。 敵国の防空網を突破するための兵器であり、専門家らは、中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略の一…
「公明」で自公20年 政策より「政治の安定」
修羅場を乗り越え連立 公明党の機関誌「公明」10月号は、公明党が自民党政権との連立に加わった1999年10月から20年という節目に、「連立20年目の自公政権―政治の安定と改革の『要』の役割担う」と題した公明新聞党史編纂…
特別対談 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(下)
直筆御製に記された昭和天皇の大御心(上) 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(下) 引き継がれた家庭の温かさ 民族と国柄守るため御聖断 櫻井 旧皇族に変わらぬお身内意識 竹田 昭和天皇は終戦に際して<身はいかになるともい…
米中貿易戦争と世界経済
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 中国は妥協せず持久戦に 景気後退阻止へ財政政策必要 8月に入り、日米をはじめ、世界の株価が急落したが、その後は反動高の局面もあり、9月に入ってからは米中貿易協議の先行きを…