新札モデルの子孫対談で渋沢、北里の足跡たどった週刊朝日の好企画


◆二人の立身に共通項

 今週、心に残ったのは週刊朝日(10月4日号)の「新札モデルの子孫対談」。2024年に発行される新1万円札モデルとなった渋沢栄一の曽孫・渋沢雅英氏(渋沢記念財団理事長=94)と、新千円札の北里柴三郎の孫・北里一郎氏(学校法人北里研究所顧問=87)が座談している。

 栄一は1840(天保11)年、柴三郎は53(嘉永5)年生まれで、栄一が13年早いが、没年は2人とも1931年。 実業界と片や医学界と立身の道は違うが、同時代に生きた二人には共通項も少なくなく、両者の活動を通し新時代の姿が立体的に浮かび上がっている。


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