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反発する香港・台湾と迷走する韓国、揺れる東アジア3国を分析した2誌

◆現地の様子生々しく  連日報道される香港市民のデモ活動。いまだに収束する気配はなく、むしろ中国当局が配備した警察官による発砲事件が起こるなど過激さを増すばかり。一方、来年1月に総統選挙を迎える台湾では、政権与党の民進党…

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北の顔色窺う文政権

国家有功者まで入れ替え  韓国では独立運動家など国家有功者を顕彰しているが、最近は、北朝鮮の顔色を窺(うかが)って、人物選定しているのではないかとの疑問が呈された。野党自由韓国党の金鎭台(キムジンテ)議員が国家報勲処に提…

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文在寅政権の自家撞着 保守派に「土着倭寇」の烙印

由来の東学農民軍の名誉は回復  今、韓国で、日本に理解を示したり、擁護する発言をすると「土着倭寇(わこう)」の烙印(らくいん)を押される。相手を侮蔑する悪口で、「親日派」とほぼ同程度、韓国では最低級の罵(ののし)り言葉だ…

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紙の書籍と電子書籍 歯止めかからぬ紙媒体の低落

《 記 者 の 視 点 》  かつて、文芸評論家の中村光夫が、「年は取りたくないものです」という言葉を述べている。  これは、1951年のフランスの作家、アルベール・カミュの小説『異邦人』が翻訳されたとき、その主人公の冷…

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中国、香港地図アプリ販売でアップル非難 China warns Apple over ‘unwise’ support of Hong Kong protesters in wake of NBA flap

 米IT大手アップルが、香港の抗議デモをめぐって、中国政府の怒りを買っている。中国主要国営メディアは、同社スマートフォンの地図アプリが、デモ隊による警察の取り締まり回避に使われていると非難した。中国共産党機関紙・人民日報…

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中国新経済モデル目指す習近平氏

鄧氏に代わるリーダー像模索 中国投資コンサルタント 高田 勝巳氏に聞く  米中経済摩擦が高まる中、日本は中国とどう付き合えばいいのか。上海を拠点に日本企業の中国進出をサポートしている(株)アクアビジネスコンサルティング代…

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ウクライナ東部の紛争問題

 ウクライナのゼレンスキー大統領が、親露独立派が実効支配する同国東部のドネツク、ルガンスク両共和国との紛争解決に踏み出した。両共和国に「特別な地位」を付与するという「シュタインマイヤー・フォーミュラ」に同意すると表明した…

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トランプ氏弾劾審議入り決定、民主党に不利との見方も

米大統領選まで1年余り  2020年の米大統領選まであと1年余りとなった。トランプ大統領(73)にウクライナ疑惑が浮上したことを受け、野党民主党は弾劾に向け舵(かじ)を切ったが、これが大統領選では裏目に出る可能性もある。…

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公平さ欠くカシミール報道

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ 直轄地化は地方の要請 安定と繁栄のための憲法修正  私は自分のライフワークとしてアジアを意識し、アジアを中心に見聞、研究をしてきた。私のアジアの概念は西はトルコ、東はかつて…

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国会代表質問での枝野氏の「3点セット」追及をなぞった朝・毎の社説

◆久しぶりの国会論戦  「中長期の課題をいかに解決していくか。与野党は、大所高所から論じなければならない」(読売・8日付社説)。  衆院本会議で7日から、安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まり、まず立憲…

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玉城デニー知事、受注業者と癒着疑惑で窮地に

玉城デニー知事、受注業者と癒着疑惑で窮地に

契約前夜の会食が明らかに、知事選慰労で事業委託か  沖縄県知事就任から今月4日で1年を迎えた玉城デニー知事が、窮地に立たされている。県発注事業をめぐる癒着疑惑が明るみに出たからだ。野党自民党は議会で疑惑を徹底追及。与党の…

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反駁、弾劾の繰り返し Impugn, impeach and repeat

 何事にも裏と表の二面があるとすれば、その両方に耳を傾ける価値がある。2016年の大統領選挙では、外国の影響が働いたという有名な物語があるが、その中の、ロシアがドナルド・トランプを助けたという話は、徹底的に調査された揚げ…

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不正疑惑の曺韓国法相 「ポスト文在寅」の呼び声

 家族の不正疑惑で物議を醸している韓国の曺国法相に次期大統領候補の呼び声が掛かり始めた。2022年の大統領選を念頭にした世論調査に曺氏が名前を連ね、文在寅大統領はご意見番の左派系神父と曺国氏を次期大統領に推すことで約束を…

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米中テクノロジー争覇の行方

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 各国に響かぬ米の警鐘 露との連携を模索する中国  ポンペオ米国務長官は、今年2月、中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)の機器を通信ネットワークで使用するリスクに…

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北海道の高校生が地元食材で独自の商品開発

北海道の高校生が地元食材で独自の商品開発

商業系高校が札幌市内のスーパーで「商業教育フェア」  少子高齢社会で人口減少が叫ばれる中、地域の人材育成が急務となっている。そうした中で実践力・即戦力を育成する職業高校への関心は高い。札幌市内でこのほど、全道の商業に関わ…

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教員養成、見直し意欲 萩生田文科相

新閣僚インタビュー 「1年目から教壇」に疑問  萩生田光一文部科学相は、時事通信などのインタビューで、教員養成の在り方について「教職課程を取って、社会に出て1年目に教壇に立つのが本当にいいのか」などと述べ、見直しに意欲を…

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韓国の旭日旗批判に沈黙する朝日は社旗と新聞の矜持を捨て去るのか

◆本社屋上に社旗描く  昭和4(1929)年の秋晴れのある日、斎藤茂吉ら4人の歌人が朝日の本社機コメットに乗り込んで、「空中競詠」をした。それから90年、これにちなんで朝日の看板コラム『天声人語』の執筆記者が朝日ヘリに乗…

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自然との関わり学ぶ学校動物飼育が命への責任感を育む

白梅学園大学子ども学部名誉教授の無藤隆氏  かわいいと感じる動物を継続的に世話し、育てることを通して、命の大切さ、世話をする喜び、仲間との交流、子供の成長を育むことを目指す全国学校飼育動物研究会の21回目の大会が東京都文…

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事実に基づく自由な捜査を

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 豪への協力要請に民主反発 疑惑解明を求める国民  反トランプ派は、トランプ大統領がオーストラリアの首相に、モラー特別検察官による捜査のきっかけをめぐる米司法省の捜査への協力を求め、バー司…

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ノモンハン事件から80年

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 日本の対ソ強硬論が後退 太平洋戦争に向かう契機に  昭和の半ば、当時の満州国(現中国東北部)とモンゴル人民共和国の間で国境線をめぐって起きた紛争、「ノモンハン事件」から今年で満80年を迎…

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元気のなくなった週刊誌に「牙を磨け」と檄を飛ばす元週刊現代編集長

◆まるで老人健康雑誌  週刊誌の凋落(ちょうらく)が言われて久しい。一部には「○○砲」と気炎を吐いて、もっぱらスキャンダルを報じて世間の一時的注目を集める週刊誌もあるが、世の中を変えるような潮流を生み出すわけでもなく、人…

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クロムウェルのユダヤ諜報団

 高校世界史にも登場するクロムウェル。英国王チャールズ1世を斬首し、共和政を樹立した指導者だ。一方、父を殺されたチャールズ2世は亡命先のフランドル地方で王朝復活の画策をめぐらしていた。動向を探るためクロムウェルが差し向け…

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米国民の80%が学校教育で最も重要なのは読み書きの習得だと回答 80% of Americans say top priority of K-12 education should be learning to read and write

 最新の全米調査によると、幼稚園から高校3年生までの生徒たちの最重要目標は、読み書きの習得であるべきだと、米国民の80%以上が回答した。  最優先事項の中で最下位近いランキングだったのは何か。大学進学だ。「リアル・クリア…

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