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比国家警察長官が辞任
上院調査で汚職疑惑が浮上 フィリピンで警官による違法薬物の横流しをめぐり、関与疑惑が浮上していたアルバヤルデ国家警察長官が辞任した。違法薬物の取り締まりで、先導役を果たしていたアルバヤルデ氏の疑惑を受けての辞任は、ドゥ…


「災害の日常化」と危機管理力
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 検討すべき「防災省」設置 自治体は避難所の再点検を 台風15号の被害の爪痕が癒える間もなく、台風19号が日本列島を襲った。被害の範囲も東海・関東甲信越・東北地方に及…


ブラジル海岸に大量の原油漂着
観光・希少生物へ影響拡大 ブラジル北東部の海岸に広範囲にわたって原因不明の原油漂着が続き、環境問題になっている。数千人のボランティアや軍関係者らが除去に当たっているが、すでに原油を飲み込んだウミガメの死亡が確認されるな…

五輪マラソン札幌に変更を支持し、酷暑期開催には見直し求めた各紙
◆懸念材料だった猛暑 「温暖化の進む世界で、猛暑を免れる開催都市は限られる。五輪の最適な開催時期はいつなのか。今後の検討課題と言えよう」(読売20日付社説)。 来年の東京五輪のマラソンと競歩のコースが札幌市に変更され…


成果なかった玉城デニー沖縄県知事の米国訪問
連邦議会議員10人と面談、辺野古移設阻止に合意得られず 沖縄県の玉城デニー知事は14日から19日の日程で、米国を訪問した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対を伝えるのが目的だが、成果のないまま…

司法長官、不寛容な世俗主義者を批判 Barr takes issue with intolerant secularism
ウィリアム・バー司法長官は先週末、嵐を巻き起こした――当たり前のことを述べたのであるが。インディアナ州サウスベンドのノートルダム大学で土曜日に行ったスピーチの中で、長官は、高まりつつある「過激な世俗主義」が、全米の宗教…


在仏クルド人、トルコのシリア北東部攻撃に抗議
トルコ軍がシリア北部に侵攻し、民間人を含むクルド人の犠牲が出ている問題を受け、在仏クルド人らが抗議の声を上げている。同時にシリアのクルド勢力支配下で収監されていたイスラム過激派(IS)の元戦闘員らが逃走しているため、彼…


「理念国家・米国」を解せぬ中国
東洋学園大学教授 櫻田 淳 人権が対中批判の主軸に 米の「常識」体現する連邦議会 現下の米中「冷戦」との絡みで印象的なものは、中国共産党政府・企業・社会が、「中国でビジネスをしたければ、中国の意に添わぬことは黙っていろ…


8月の事故でロシア、原子力ミサイル爆発を隠蔽
1年以上前に発射実験に失敗 ロシア北部の白海で8月に起きた原子炉爆発事故は、1年以上前に発射実験失敗で海底に沈んだ原子力推進式巡航ミサイル「スカイフォール」の引き揚げ中に起きたものだった。米国務省高官が明らかにした。 …


金沢の神社「御朱印ツアー」で外国人と交流
金沢星稜大学女子短大の学生たち「おもてなし小娘」結成 金沢を訪れる外国人観光客に、神社参拝の作法を知ってもらい、日本の伝統文化に触れる機会を持ってほしいと、金沢星稜大学女子短期大学部の学生5人が「おもてなし小娘」を結成…


天皇陛下と令和の皇室への希望
日本を元気に 国民鼓舞を 評論家 八幡和郎氏聞く 5月に皇位を継承された天皇陛下の即位の礼が行われるに当たり、評論家・作家で徳島文理大学教授の八幡和郎氏に、天皇陛下と皇室への期待や希望を聞いた。(聞き手=編集局長・藤橋…

いつの間にか消費税推進派に転向しながら懲りずに対立軸を描く朝日
◆以前は反対の急先鋒 台風禍ですっかり話題に上らなくなった消費税増税。軽減税率やキャッシュレス払いでのポイント還元も気にしないで生活している? わずかの間に慣れたのか、メディアに溢(あふ)れる災害報道が消し飛ばしたのか…

鳥・哺乳類の動物飼育は家庭や地域ぐるみで
東京大学弥生講堂で、全国学校飼育動物研究会21回大会 大手前大学現代社会学部准教授の中島由佳氏 2005年に猛威を振るった鳥インフルエンザから約15年。今、学校での動物飼育にどのような影響を与えているのか、大手前大学現…


ウォーレン氏は米経済に脅威
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 「大構造改革」呼び掛け 大多数が「景気は好調」 民主党の大統領候補選びに立候補しているエリザベス・ウォーレン上院議員は現在、三つの世論調査でトップに立ち、すぐにでもジョー・バイデン前副…


危機に直面する日本の原子力
元原子力委員会委員長代理(福島原発事故独立検証委員会委員) 遠藤 哲也 「国策国営」で再生を図れ エネ安保・温暖化対策に不可欠 2011年3月の福島第1原発事故以前は、日本の原子力は54基が稼働しており、総発電量の約3…


米海兵隊が新方針、対艦ミサイルで海軍を支援
ニュースクローズアップ 中国の「接近拒否」戦略に対抗 米軍の展開を阻む中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略に対応するため、米海兵隊は新たな役割を果たす方針だ。テロ対策に重点を置いていたこれまでの体制を見直し、長…

「大水害の時代」に備えておくべき常識をアドバイスした文春の好記事
◆後手に回る治水対策 過ぎ去ってみれば、日本列島は各所で「水」にやられていた。台風19号が残した爪痕は河川の氾濫(はんらん)、堤防の決壊、住宅地の浸水として、関東信越から東北にかけて生々しく残っている。 当初、巨大な…

甚大な台風19号被害でも、なぜか「まず堤防強化を」と語らない各紙
◆最も有効な治水対策 台風19号による甚大な被害は、日を追うごとに大きくなり、依然として全容が見えない。これまでに確認された犠牲者は12都県で79人、行方不明者12人。約4000人が避難所に身を寄せ、住宅被害は約4万5…

トランプ陣営、弾劾で再選支援するボランティアが増加 Trump campaign says impeachment is spurring more volunteers to help in reelection
トランプ陣営の関係者は15日、民主党の弾劾の取り組みにより、再選を目指すトランプ氏の選挙運動に加わるボランティアが増えていることを明らかにした。 選対関係者によると、先月、インターネット献金が急増しただけでなく、全米…


財政出動に懸かる下期の日本経済
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 米中貿易戦争で輸出減少 個人消費・設備投資も期待薄 2019年度の下期に入り、米中貿易戦争が持久戦の様相を呈し、世界経済の成長が一段と減速する中、今後の日本経済はどのよう…


立憲民主の代表質問 同性婚の訴えは“綱領路線”
LGBTを選んだ「多様性」 立憲民主党の枝野幸男代表は、衆院本会議の代表質問で国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」への補助金交付を中止した文化庁を批判し、また、同党などが衆院法務委員会に提出した同性婚を認める民法改正案の…

「不自由展」騒動の背景 津田氏と実行委の思惑通り
《 記 者 の 視 点 》 「我々は『検閲』を狭く捉えるのではなく、広く捉えている。例えば、ある表現に対して、事前だけでなく、途中で反対や規制、干渉を受けたものを『検閲』として捉えている。その状況を示して問題を投げかけ…

与党機関紙に社会保障改革 「全世代型」始動を強調
リバランスと弱者配慮へ 臨時国会に当たり自民党の機関紙「自由民主」(10・15)は、「全世代型社会保障に決意」を安倍晋三首相の所信表明演説の見出しに取って強調した。また、衆参の各党代表質問が始まったのを受け公明党の機関…
