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でも彼らは国を出る、ボックスピープルの悲劇
先月下旬、英国で大型トラックの冷蔵コンテナから39人のベトナム人密航者の遺体が見つかった。聞いただけで背筋が凍る。 その直後にも、移民や難民を積み込んだ冷蔵トラックがフランス、ベルギー、ギリシャで次々摘発された。 …


反日親北を自画自賛、韓国・文政権が任期折り返し
韓国の文在寅政権は10日、5年の任期を折り返した。戦後最悪と言われる日韓関係や一向に非核化に導けない対北朝鮮政策への反省や軌道修正は見られず、文氏をはじめ政権幹部らは自画自賛を繰り返すだけだ。雇用悪化や曺国法相の任命強…


建国70年迎えた中華人民共和国
平成国際大学教授 浅野 和生 党と軍最優先の習演説 国民の自由や人権は後回し 1949年10月1日の読売新聞は朝刊1面に「多難な中國の前途/内戦で十年逆行/中共 都市経営では失敗」と題する記事を掲載し、「毛沢東(マオ・…


農業生産工程管理の国際認証を取得し農業展開
「北海道ふるさと・みらい創生推進事業」、道教委の取り組み 人口減少が進む地方にとって、地域づくりのための人材養成は急務となっている。そうした中で北海道教育委員会は昨年度より「北海道ふるさと・みらい創生推進事業」に取り組…


特攻の歴史語り継ぐ 台湾・新竹の地元有志
NEWSクローズ・アップ 太平洋戦争末期に旧日本軍の特攻隊が出撃したのは日本だけではない。台湾の航空基地からも特攻隊員が飛び立ち、散華した。台北から約60キロ離れた台湾北西部の新竹市には、特攻隊員が出撃前夜に「最後の晩…

NPO主催の「こどもアートLab」同行記
小学生を対象としたアートワークショップをスタート 既成概念にとらわれず、さまざまな「つくること」にチャレンジしてほしいと、秋田公立美術大学の教員や卒業生を講師(リーダー)に、小学生を対象としたアートワークショップ「こど…

“ジュゴン絶滅”を辺野古工事の仕業にしようと躍起の沖縄タイムス
◆居場所変えた可能性 「本島周辺ジュゴン絶滅か」。先月、沖縄タイムスにこんな見出し記事が載った(12日付)。翌日の社説には「ジュゴン絶滅か 工事を止め全県調査を」とあった。工事とは米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺…


露亡命中のスノーデン氏の近況
ロシア研究家 乾 一宇 結婚し国内で自由に行動 ロシアは当面保護を継続へ エドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員(36)が、2013年にロシアに亡命してから6年が経(た)った。亡命前後の事情を本欄に「露国亡…

来春商用化がスタートする次世代通信規格5Gへの見方分かれる2誌
◆より広く早く正確に 来年3月から5G(第5世代移動通信規格)の商用サービスが始まる。5Gは通信の分野を中心として日常の社会生活において革新的なサービスの実現を支える大きな柱と位置付けられている。そもそも5Gのメリット…

トランプ米大統領長男が内部告発者の名前をツイッターに投稿 Trump Jr. tweets name of individual thought to be whistleblower
トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は6日、自分の父親が関わる弾劾調査の中心である内部告発者とみられる人物の身元をツイッターで明かした。内部告発に関する法律では、政府の不正行為を訴えた人物は匿名が守ら…


辺野古移設工事の課題 超軟弱地盤の埋め立て可能
《 沖 縄 時 評 》 羽田も関空も見事やり遂げた ◆ヘドロと格闘し克服 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐって、沖縄県は辺野古沖に超軟弱地盤が広がっていることを理由に建設工事に異議を唱えている…

ストレス多い教育現場 コミュニケーション能力を磨こう
《 記 者 の 視 点 》 神戸市須磨区の小学校で、教員による同僚教員への“いじめ”事件はマスコミで大きく取り上げられ、同学校に通う児童にも精神的ダメージを与える、大変痛ましいものとなった。「“いじめ”という段階ではな…

「パリ協定」後も温室ガス増加 Trump withdraws as Paris accord sputters
ホワイトハウスは、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を固めたことで、左派から激しい非難を受けているが、2015年締結のこの協定の履行が進んでいないことの方が、トランプ大統領よりも大きな問題をはらんでいる。「ク…


「武州里神楽」の伝統と革新
神と人をつなぐ伝統芸能 十世家元 石山裕雅太夫に聞く 埼玉県新座市野火止に、無形文化財「武州里神楽」石山社中がある。石山裕雅さんは、この関東でも最も古い正統神楽太夫一家の十世家元。伝統を守る一方で、令和の時代に革新し続…


ロシアがBRICS維持に全力
ロシアがメンバーの一角を占める新興5カ国(BRICS)の先行きに、不透明感が漂っている。親米路線を打ち出すブラジルのボルソナロ政権が米国との関係を強化する中で、BRICSメンバーとしての立ち位置に変化が生じているためだ…


「認知症時代」とどう向き合うか
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 三大生活習慣を見直そう 「生きがい」持ち脳を活性化 超高齢化社会を歩み続けるわが国は、2019年に65歳以上は3588万で、総人口に占める割合は28・4%である。また、内閣府の推…


米企業への中国の圧力に対抗を、NBA問題で専門家
米プロバスケットボール協会(NBA)の人気チームの幹部が先月初め、ツイッターで香港の反政府デモを支持した後、NBAが釈明に追い込まれた問題で、その対応に米議員らから批判が相次いだ。一方、中国の圧力に一企業だけで対抗する…

共産党綱領改定案 中国の問題は共産主義の所産
日本共産党が党大会で採決する党綱領一部改定案をまとめ、中国をベトナム、キューバとともに「社会主義をめざす新しい探求が開始」されていると規定した一文を削除し、中国の最近の覇権主義的動向を非難する姿勢を打ち出した。立憲民主…

ラグビーW杯の大成功で各紙は代表強化の継続と競技普及の必要指摘
◆日本中を熱狂に包む 「想像がつかなかったラグビーのうねりを巻き起こした。日本のみなさんがスクラムを組んで成し遂げたオールジャパンの成果」(ラグビー・ワールドカップ<W杯>日本大会組織委の御手洗富士夫会長)と語れば、同…


「世界の交流拠点都市」へ邁進 金沢市
地方創生・少子化対策 首長は挑む 金沢市長 山野之義氏 北陸新幹線開業で内外の観光客が増加するなど活況を呈する石川県金沢市。「世界の交流拠点都市」を掲げユニークな街づくりを進める山野之義市長に話を聞いた。 (編集局長・…


民主党指名争い、バイデン氏に急進左派2氏挑む
米大統領選まで1年 トランプ政権の攻防(下) 20人以上が大統領選に出馬表明した民主党は、中道左派のバイデン前副大統領(76)が一歩リードし、その後を急進左派のウォーレン(70)、サンダース(78)両上院議員が追う展開…

すすり泣きと共に終焉 It ends with a whimper
「かくして世界は終わる」「爆音と共にではなく、すすり泣きと共に」と、T.S.エリオット(1888年~1965年:英国の詩人、小説家)は『空(うつ)ろな人間』の中で書いている。第1次世界大戦後のヨーロッパ大陸を覆った絶望…


男性既婚者の叙階公認を、バチカン公会議が提言
ローマ・カトリック教会総本山、バチカンで3週間にわたって開催されたアマゾン公会議は10月26日、最終文書を公表して閉幕した。注目は、「遠隔地やアマゾン地域のように聖職者不足で教会の儀式が実施できない教会では、司教たちが…
