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能楽師が指導、「土蜘蛛」に取り組む「鎌倉こども能」
稽古場に凛とした空気、「一生の宝となる貴重な経験」 神奈川県鎌倉市では次代を担う子供たちに、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている伝統芸能の能楽を通して、日本古来の行儀や作法を学んでもらおうと、昨年度から「鎌倉こど…


迷走気味の日米金融政策
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 FRBに大統領の圧力 さらなる緩和の余地ない日銀 日米の金融政策決定会合が相次いで開かれた。10月29~30日の米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOM…

岸田自民政調会長にインタビューし無理やりエールを送るサンデー毎日
◆「覚悟足りぬ」と不満 “文春砲”の直撃弾を受けた森田健作千葉県知事ばかりが目立って、他の記事が砲撃の土埃(つちぼこり)の中で霞(かす)んでいるようだ。そのタイミングで岸田文雄自民党政調会長に次期総裁選への意欲を聞いた…

私立高の祈祷を拒否した地裁判決を破棄 Court overturns dismissal of private school prayer case
連邦高裁は今週、フットボール選手権の試合の前にスタジアムの放送設備を通じて祈祷をすることを求めたキリスト教系高校2校の信教の自由を侵したとしてフロリダ州当局者らを訴えた裁判で、訴えを棄却した地裁判決を覆す判断を示した。…

トランプ米大統領「再選」分析に当惑したかの「サンモニ・風をよむ」
◆弾劾調査でも「優位」 来年11月3日投票の米大統領選挙まであと1年となったが、再選を目指す共和党のトランプ大統領に対し、民主党は多数を握る下院を舞台にウクライナ疑惑の大統領弾劾調査で打撃を与える一方、候補者乱立の予備…


1年を切った米大統領選挙
エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 改革できず苦境の民主党 トランプ氏の再選が濃厚に 来年11月3日に行われる、4年に1度のアメリカ大統領選まで1年を切った。候補者の数や発言、激しいやりとり…

韓国の最新「広場の政治学」
「中高年」と「壮年」の競い合い 集会参加者は発表の10分の1 「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司は言った。最近のソウル市内を埋めるデモ群衆を分析してみると、若者が少ないことが分かった。若者は何処(いずこ)へ行ったのだ…

停滞する憲法審査会 早急に改正原案の討議に入れ
《 記 者 の 視 点 》 衆院憲法審査会が今月7、14の両日開かれ、欧州視察(9月下旬)の報告に関する自由討議を行った。立憲民主党の枝野幸男代表がこの場で山尾志桜里氏が国民投票に関するCM規制の議論と「合わせて憲法の…

イランの挑発的記念日 Iran’s anniversary provocation
イランには特に悪いことに対する長年の記憶―1979年のテヘランの米国大使館への襲撃と、444日間の人質危機の勃発―がある。現行の(イスラム聖職者)ムッラーによる政権は、あの騒がしかった日の40周年記念日を、米国その他、…


ロシアの違反で新たな火種、米はオープンスカイ条約離脱か
トランプ米政権は1992年に締結した「オープンスカイ条約」にロシアが違反しているとして離脱する計画を進めている。ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約が失効したばかり。両国間の緊張が高まるのは必至だ。 米政府高官は…


明智光秀を祀る御霊神社
「怨霊」を鎮め「御霊」に 御霊神社宮司 足立 常秋氏に聞く 来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は戦国の知将・明智光秀。本能寺の変で主君・織田信長を討ったことから逆臣とされてきたが、近年、その功績が再評価されつつある…


記紀神話と大嘗祭
哲学者 小林 道憲 太陽神の命受け穀霊降臨 五穀豊穣約す太陽の霊力崇拝 わが国の最も古い歴史書『日本書紀』や『古事記』にある天孫降臨神話は、大体次のような話になっている。 ようやく平定された葦原(あしはら)の中つ国(…

3年ぶりの経済対策にバラマキにならぬようにと注文付ける日経、毎日
◆台風被災地復興が柱 政府が新たな経済対策づくりの作業に入った。甚大な被害をもたらした台風19号などで被災した千葉、長野両県など被災地域の復旧・復興が大きな柱である。 経済対策の策定は2016年8月以来約3年ぶりで、…


赤旗“パワハラ”勧誘 徳島の鳴門市役所でも管理職30人購読
NEWSクローズ・アップ 全国の自治体で、日本共産党の地方議員による党機関紙「しんぶん赤旗」の購読勧誘が相次いで問題となる中、徳島県鳴門市役所でも課長級以上の管理職員少なくとも30人が昇格時に共産党市議から「赤旗」購読…


でも彼らは国を出る、ボックスピープルの悲劇
先月下旬、英国で大型トラックの冷蔵コンテナから39人のベトナム人密航者の遺体が見つかった。聞いただけで背筋が凍る。 その直後にも、移民や難民を積み込んだ冷蔵トラックがフランス、ベルギー、ギリシャで次々摘発された。 …


反日親北を自画自賛、韓国・文政権が任期折り返し
韓国の文在寅政権は10日、5年の任期を折り返した。戦後最悪と言われる日韓関係や一向に非核化に導けない対北朝鮮政策への反省や軌道修正は見られず、文氏をはじめ政権幹部らは自画自賛を繰り返すだけだ。雇用悪化や曺国法相の任命強…


建国70年迎えた中華人民共和国
平成国際大学教授 浅野 和生 党と軍最優先の習演説 国民の自由や人権は後回し 1949年10月1日の読売新聞は朝刊1面に「多難な中國の前途/内戦で十年逆行/中共 都市経営では失敗」と題する記事を掲載し、「毛沢東(マオ・…


農業生産工程管理の国際認証を取得し農業展開
「北海道ふるさと・みらい創生推進事業」、道教委の取り組み 人口減少が進む地方にとって、地域づくりのための人材養成は急務となっている。そうした中で北海道教育委員会は昨年度より「北海道ふるさと・みらい創生推進事業」に取り組…


特攻の歴史語り継ぐ 台湾・新竹の地元有志
NEWSクローズ・アップ 太平洋戦争末期に旧日本軍の特攻隊が出撃したのは日本だけではない。台湾の航空基地からも特攻隊員が飛び立ち、散華した。台北から約60キロ離れた台湾北西部の新竹市には、特攻隊員が出撃前夜に「最後の晩…

NPO主催の「こどもアートLab」同行記
小学生を対象としたアートワークショップをスタート 既成概念にとらわれず、さまざまな「つくること」にチャレンジしてほしいと、秋田公立美術大学の教員や卒業生を講師(リーダー)に、小学生を対象としたアートワークショップ「こど…

“ジュゴン絶滅”を辺野古工事の仕業にしようと躍起の沖縄タイムス
◆居場所変えた可能性 「本島周辺ジュゴン絶滅か」。先月、沖縄タイムスにこんな見出し記事が載った(12日付)。翌日の社説には「ジュゴン絶滅か 工事を止め全県調査を」とあった。工事とは米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺…


露亡命中のスノーデン氏の近況
ロシア研究家 乾 一宇 結婚し国内で自由に行動 ロシアは当面保護を継続へ エドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員(36)が、2013年にロシアに亡命してから6年が経(た)った。亡命前後の事情を本欄に「露国亡…

来春商用化がスタートする次世代通信規格5Gへの見方分かれる2誌
◆より広く早く正確に 来年3月から5G(第5世代移動通信規格)の商用サービスが始まる。5Gは通信の分野を中心として日常の社会生活において革新的なサービスの実現を支える大きな柱と位置付けられている。そもそも5Gのメリット…
