小林 道憲 2019/11/14 写真|Viewpoint [会員向け]
哲学者 小林 道憲
わが国の最も古い歴史書『日本書紀』や『古事記』にある天孫降臨神話は、大体次のような話になっている。
ようやく平定された葦原(あしはら)の中つ国(日本)の統治を任せるのに、高天原のタカミムスビまたはアマテラスは、生まれたての孫ニニギノミコトを降ろすことになった。ニニギノミコトは、筑紫の日向の高千穂の峯(みね)に降臨した。
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