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グローバル化時代に世界史と宗教理解の必要性を強調する東洋経済
◆世界の常識から孤立 かつてプロイセンの宰相ビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言を残したが、現在ほど歴史への理解が求められている時代はない。英国の欧州連合(EU)離脱問題や米中貿易戦争にみられ…
デモの香港と返還前の沖縄、中国が喜ぶ沖縄デモ
《 沖 縄 時 評 》 不正蓄財の洗浄基地・香港 沖縄はドルの日本還流に貢献 2019年は令和の時代が幕を開けた。10月に入ると、玉城デニー沖縄県知事の「会食疑惑」(官製談合疑惑)、31日未明には首里城炎上と、立て続け…
3年ぶりの経済対策 増税に台風被害重なり大型に
《 記 者 の 視 点 》 政府が防災対策や国内景気の下支えなどを柱とする、事業規模26兆円の経済対策を閣議決定した。経済対策の策定は2016年以来3年ぶり。国・地方の支出や財政投融資を合わせたた財政措置は13・2兆円…
保守運動の戦略めぐり会合/国際民主連合 Right-wing leaders from across globe strategize at International Democratic Union conference
中道右派の候補者、議員、選対本部長、選挙運動員らの国際的な連合組織が今週、会合を開催し、世界の保守運動のための戦略を話し合う。国際民主連合(IDU、議長=ハーパー・カナダ前首相)は、80以上の会員政党に選挙や統治を成功…
こんまりさんの本を英訳して
「ときめく」をspark joyに 翻訳家 平野キャシーさんに聞く 今、アメリカで最も有名な日本人の一人がこんまりこと片付けコンサルタントの近藤麻理恵さん。『人生がときめく片づけの魔法』の英訳本がミリオンセラーになり、…
「赤旗」庁舎内購読自粛を通達 東京都町田市、議会で追及へ
共産市議の読者名簿入手 東京都町田市は日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」など政党機関紙の庁舎内での販売・購読自粛を求める通達文(11月5日付)を出したが、本紙はこのほど、髙橋豊副市長名の通達文と庁舎内での「赤旗」読者名簿…
「ベルリンの壁」崩壊から30年
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「分断」克服の可能性示す 欧州「共通の家」いまだ未完成 東西冷戦の象徴とも言うべき「ベルリンの壁」(1961年建設)が崩壊して、今年11月9日で満30年を迎えた。ベルリンではコンサート…
米フードチェーンがキリスト教団体への寄付停止
LGBT勢力から圧力 米ファストフードチェーン大手「チック・フィレイ」が先月中旬、同性婚に反対するキリスト教団体への寄付の打ち切りを決めたことが波紋を広げている。性的少数者(LGBT)活動家や一部の地方自治体が寄付をめ…
米の兵器、先端技術 中国軍が香港通じ不正入手
元中国工作員が証言 中国軍は、香港で米国などの武器、軍事技術を盗み出している。オーストラリアに脱出し、亡命を求めている中国の元工作員、王力強氏が明らかにした。 台湾総統選にも介入 野党候補者に資金提供 王氏はさらに、…
中曽根元首相死去、各紙が社説・コラムでユニークかつ味のある評価
◆後世に役立つ回顧録 「晩年、回顧録を次々と執筆したことは評価すべきだ。同世代の政治家が先立ち、自分に都合よく歴史を上書きしているとの批判もあったが、後世の歴史家に役立つ手掛かりを残した。これからの首相も見ならうべきだ…
沖縄県浦添市で深夜の子連れ飲食の制限
松本市長ら提案の条例制定で意見分かれる 沖縄県浦添市が検討する深夜の子連れ飲食の制限についての議論が白熱している。松本哲治市長を中心に教育や福祉、飲食に関わる関係者らが11月26日、その是非について意見を交換した。「子…
ブルームバーグ氏大統領選出馬へ Bloomberg out the gate
これが、もし、ロシアかウクライナで起こっているとしたら、私たちは、メディアが読むであろう台本が想像できる。「メディア帝国と、下院の支配政党(野党)とに深い関係を持つオリガルヒ(ロシアの新興財閥の指導者)が、大統領選に出…
予算低迷10年の影響深刻
元統幕議長 杉山 蕃 令和元年の防衛問題を振り返る 米中の軍事力拮抗に備えよ 早いもので、令和元年も師走の声を聞く。大いに荒れた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)問題も米国の強力な仲介で韓国が折れた形で継続される…
台湾人球児で沖縄尚学2年の張博瀚さんが優勝の快挙
第29回九州地区高等学校英語スピーチコンテストで 第29回九州地区高等学校英語スピーチコンテスト(九州地区英語教育研究団体連合会主催)が11月2日、福岡県で開催され、沖縄尚学高校(沖縄県那覇市)2年の張博瀚(はくかん)…
米ユダヤ系ギャングの興亡
獨協大学教授 佐藤 唯行 禁酒法時代に闇市場支配 解禁後はカジノが収入源に ユダヤ人は北米植民地時代から「暴力性が乏しく遵法(じゅんぽう)精神あふれる人々」という名声を博してきた。状況が一変するのは20世紀初頭だ。警察…
米朝非核化交渉の行方
核実験など挑発の再開も ワシントン・タイムズ紙安全保障部長 ガイ・テイラー氏 米国と北朝鮮の非核化交渉が一向に進展しない。その背景や今後の展望、次期米大統領選が及ぼす影響などについて、米紙ワシントン・タイムズのガイ・テ…
韓国の“嫌がらせ”は続くと警告する新潮、櫻井氏は国会に対中警告促す
◆東京五輪参加拒否も 今年は日韓関係が1965年の国交正常化以後最悪となった。軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄が直前になって延期されたばかりだが、これで一息つけるのかといえばそうではなく、韓国の日本“嫌がらせ”…
首里城火災で感じた戸惑い
沖縄大学教授 宮城 能彦 早過ぎる募金呼び掛け しばし喪に服し再建考えよう ネット配信の「沖縄タイムス+プラス」の速報で首里城正殿が激しく燃えていることがアップされたのが、31日の午前4時53分。それからわずか6時間後…
弾劾への支持拡大に苦戦する米民主党 Democrats struggle to find support to impeach
米民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、共和党の支持がなければトランプ大統領の弾劾は進めないと公言していた。だが、進めてしまった。民主党は今、共和党だけでなく無党派の有権者からも支持が減っていることに気付かされている。 …
米政権の入植容認は「和平への障害にならぬ」と主張するイスラエル紙
◆遠のく「二国家共存」 トランプ米政権は、イスラエルの占領地、ヨルダン川西岸への入植は「国際法に違反しない」との見方を明らかにした。従来の米政府の立場を転換させるものだ。パレスチナ自治政府は強く反発、米国内外からも強い…
「表現の不自由展」論争
「検閲」の罠に陥った大村知事 政治色の強い作品への抗議が殺到したことで、企画展「表現の不自由展・その後」が一時中止されたことで注目を集めた国際芸術際「あいちトリエンナーレ」が終了してから1カ月半が経過した。それでも、月…
『反日種族主義』を読む 日韓の連帯に資するか
隣国理解深める実証研究 日韓両国で発売されベストセラーになっている『反日種族主義』(日本では「文藝春秋」が出版)を読み、両国民が竹島・慰安婦・徴用工問題などに真摯(しんし)に向き合い、それぞれが認識ギャップを埋める契機…
機密漏れ始めた中国共産党 習政権の強権統治への反動か
《 記 者 の 視 点 》 中国共産党の機密文書やスパイ行為が漏れ始めている。これは習近平政権の強権統治への反動なのか、“中華帝国”の終わりの始まりなのか。 400ページに及ぶ新疆ウイグル自治区でのウイグル人強制収容…


