韓国・文政権 中国の反米同調圧力に動揺


文在寅大統領

 先週、5年ぶりに訪韓した中国の王毅外相は文大統領との会談で、南部の星州(慶尚北道)に配備された在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)に言及し、「サードなど中韓関係の健全な発展に影響を及ぼす問題を今後とも適切に処理することにした」(華春瑩・外交部報道官)という。

 韓国の青瓦台(大統領府)は当初、会談でサードが議題に上がったことには一切言及せず、中国側の発表で明らかになったことを受け、しぶしぶやりとりがあったことを追認した。いかに文政権がこの問題で中国から圧力をかけられている事実を表沙汰にしたくないかを物語っていると言えよう。


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