イラク反政府デモ、収拾見通し立たず


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イランの介入へ反発が表面化

 イラクで10月1日に始まった反政府デモは、70日過ぎた今も出口が見えない。公共サービスを提供できない政府の無能や政治家の汚職、失業率・貧困の拡大などへの不満もあったが、イラクに深く介入するイランへの反発が大きいことが明らかになってきた。イラク国内のイラン領事館が、ひと月に3度も襲撃される事態に陥っている。(カイロ・鈴木眞吉)

 イラクでは、イスラム教スンニ派のフセイン政権の崩壊を機に、多数派のシーア派政権が誕生、シーア派の盟主イランとの関係が緊密化した。


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