安倍長期政権への期待と不安


ペマ・ギャルポ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 安倍晋三首相は2006年9月、戦後最年少の首相として就任して以来、今年11月20日でそれまでの歴代1位の桂太郎の記録を破り、最も長く務める首相として歴史に名を刻むことになった。安倍首相は11月20日までに通算2887日という安定政権を維持したことになる。そして首相の自民党総裁の任期は21年まで続き、さらに記録を更新するに違いない。心から敬意を表し、お祝い申し上げたい。


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