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イスラエルがシリアのイラン革命防衛隊本部を攻撃
ロケット弾発射に報復 イスラエル軍は20日、前日にシリアからロケット弾が発射された報復として、シリア領内に展開するイラン革命防衛隊の精鋭部隊である「クッズ部隊」に属する地対空ミサイル、武器倉庫、軍事基地を含む数十カ所を…


ロシア台頭後押しする米大統領
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 親西側ウクライナに圧力? 在シリア米軍撤退も露に恩恵 アメリカの下院情報委員会は、トランプ大統領が自己の政治利益目的で安全保障支援資金や自身との面談を交換条件に…

与党の税制改正論議に「また企業優遇なのか」と批判する朝日の“不公平”
◆少額投資優遇触れず 2020年度の税制改正に向け、与党が本格的な論議を始めたが、朝日が24日付社説で「また企業優遇なのか」(見出し)と噛(か)み付いている。 9月に自民税制調査会会長に就任した甘利明氏が、成長重視の…


グレタ旋風と中国機関車、気候変動対策はどう進むか
16歳の少女、グレタ・トゥーンベリ旋風が吹きまくり、81歳の女優ジェーン・フォンダが米国会議事堂に毎週座り込んでは逮捕される。 デモがいっぱいの今年。中でも地球規模で加速、拡大したのが、気候変動対策の遅れに抗議するデ…


辺野古移設に伴う埋立承認、県VS国「抗告公判」開始
過去全敗の県に手詰まり感漂う、「関与取り消し訴訟」は敗訴 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖への移設をめぐる問題で、移設に反対する沖縄県が8月に提起した「抗告訴訟」の公判が26日、那…

民主党員らの分断を招くディベート The Democrats’ divisive debate
2020年の米大統領選に向けた民主党の大統領候補者らによる討論会はすでに4回行われたが、そのいずれにおいてもそうであったように、提案されている国の健康・医療管理および医療保険制度を担おうとする「メディケア・フォー・オー…


レイモンド司令官が中国の宇宙進出を警告
脅威への対抗システム急務 米中は、宇宙空間の支配を目指して、宇宙戦能力の向上を急速に進めている。新設された宇宙軍のレイモンド司令官は戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、米国の人工衛星への攻撃の脅威は「広範囲に及び、…


GSOMIA破棄撤回、強まる日米の韓国不信
韓国の文在寅政権が、8月に破棄を宣言していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を協定失効直前の土壇場で方針転換させ延長することにしたドタバタ劇は、協定失効が回避されたことに安堵の声が上がる一方、日米の韓国に対す…


教育再生へ「未来への投資」を
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 家庭支援し保育の質向上 乳幼児期に「非認知能力」育め 国連は2015年からSDGs(持続可能な開発目標)を掲げているが、早期の児童発育への投資が17の目標の内、8項目を占め、家庭支援…

ICT活用でいじめ予防
AI(人工知能)といったICT(情報通信技術)活用で効率的な知識習得や個別最適化の学びが実現することから、海外では学校に1人1台、ICT活用が進んでいる。 ところが、日本は5、6人に1台、遅々として進まない。11月初…

「壁」崩壊30年、国際社会を分断する中国の「壁」に警告を発した産経
◆いまだ分断の後遺症 「哲学者たちは世界をたださまざまに解釈してきただけである。肝心なのはそれを変えることである」。東ベルリンにあるフンボルト大学の入り口正面の踊り場の壁に、かの有名なカール・マルクスの一文が金文字で鈍…


中国共産党4中総会の怪
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 経済より政治引締め優先 揺らぐ習一強体制の改善急ぐ 中国で10月に共産党第19期中央委員会第4回会総会(4中総会)が1年8カ月ぶりに開催された。そこでは中国が直面する経済や香港問題等の難題…


同盟軽視のトランプ政権
米コラムニスト ファリード・ザカリア 失われる米国の指導力 国際社会の規範を拒否 弾劾問題が話題をさらう中で、外交をめぐる問題が見逃されている。今後、弾劾と同様に重要な課題となる可能性がある。トランプ政権は、単独行動主…


野党の「統一候補」戦略は怖い
“驕り”で長期政権に北風も 八百万の神々が在(おわ)す日本のことだから、永田町に「選挙の神様」がいたとしてもなんら不思議はない。戦前、政友会が定数466中304議席を獲得した選挙(1932年)を主導した辣腕(らつわん)…


台湾危機救った旧日本軍中将
NEWSクローズ・アップ 「古寧頭戦役」 中国福建省アモイの対岸に浮かぶ台湾の離島、金門島。国共内戦でこの島に上陸してきた共産党軍を撃退した1949年の「古寧頭(こねいとう)戦役」で、国民党軍の作戦を影で指揮したのが旧…

GSOMIA失効停止で文政権の戦略ミス指摘した日本の専門家たち
◆もともと公約が破棄 「文在寅政権としては、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)を失効させた方が支持率が上がる。今回ここまで降りた(妥協した)のは日韓関係と日米関係を大事にしたいという戦略の上に立っているから。(同政権…


再認識される消防団の必要性
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 災害時の共助の中核に 課題は団員の減少と高齢化 火災の消火活動や、全国各地で地震や風水害(気象災害)などの災害が起きた場合、消防団が出動する。今後、首都直下地震や南…

AERAで「条件付き記述式問題は自由な発想せばめる」と日大教授
◆似て非なる記述式? 大学入試改革の目玉の一つ国語・数学の記述式問題(2021年1月開始の「共通テスト」)の導入についても、反対や批判の声が出ている。 AERA11月25日号では、「『国語の記述式』に第一人者が中止を…


台風災害と与党紙 支援、視察を連続トップで
八ツ場ダム治水効果に注目 台風の猛威で東日本が甚大な災害に見舞われて1カ月余り経ち、各党のメディアでも被災地視察や災害対策に関する内容が多く取り上げられた。困ったときの人助けも政治家ならなおさらのことであり、被災地は選…

「性の多様性」の暴走 「命」への感性麻痺させる
《 記 者 の 視 点 》 「GOLDFINGER’99」として郷ひろみさんがカバーしたことで知られる「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」を世界各国でヒットさせたリッキー・マーティンさんが10月末、第4子が出産し…

イスラム国は依然として脅威、クルド外交官が警告 ISIS remains threat despite losses, Iraqi Kurds warn
過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクとシリアで築いていた広大な「カリフ制国家」すべてを失ったにもかかわらず、依然としてテロ組織としての能力を持ち、この地域に大惨事を引き起こす能力を持っている。イラクのクルド自治政…

「赤旗」で8中総報告 綱領改定案示し中国批判
野党共闘のため「障害」除く 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」6日付は、来年1月の党大会に提案する党綱領一部改定案などを了承した第8回中央委員会総会(8中総)について報告した。中国などを「社会主義をめざす新しい探究が開始さ…


憎悪は愛によって消える
スリランカと日本の仏教交流 平和寺住職 タランガッレー・ソーマシリ師に聞く 千葉県香取市にある蘭華寺(らんかじ)は、スリランカの上座部仏教を日本に広めるために創建され、日本で暮らすスリランカ人の心のオアシスになっている…
