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新春インタビュー 2020年どうなる憲法改正

 令和2年、2020年が明けた。昨年末、安倍晋三首相(自民党総裁)は憲法改正について「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手で成し遂げたい」と表明したが、残る総裁任期は1年9カ月。任期再延長の可能性も残されてはいるが、…

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北朝鮮 駆け引き続く米朝

どうなる朝鮮半島情勢 正恩氏 長期戦も覚悟か  北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題や韓国の反日路線などで日本の安全保障や経済に大きな影響を及ぼしてきた朝鮮半島情勢。2020年は果たしてどのような動きが予想されるのか。現状と展…

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韓国 変わらぬ反日路線

どうなる朝鮮半島情勢 「徴用」放置 ポスト65年体制論も  韓国の文在寅政権は、一昨年10月の元徴用工に対する韓国大法院(最高裁)判決により国際法違反の状態が生まれたにもかかわらず、これを放置したまま日韓関係を極度に悪化…

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分水嶺の4月韓国総選挙、解消されぬ保守分裂の危惧

どうなる朝鮮半島情勢  「韓米関係、韓日関係を壊し、中国に接近している文政権に歯止めをかけられるか否かは4月の総選挙が分水嶺(れい)になる」  李明博政権で政府系シンクタンクのトップを務めたある保守系論客は韓国総選挙の行…

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見通せぬ日朝交渉、「拉致」解決阻む相互不信

どうなる朝鮮半島情勢  安倍晋三首相が日朝間の懸案で最優先課題に掲げてきた北朝鮮による日本人拉致問題。第1次内閣を含め在任期間は8年を超える歴代最長となったが、拉致問題は解決に向けた動きが鈍い。最大の原因は相互不信の深さ…

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フィンランド 異常気象で若者が不安症に

地球温暖化にどう取り組む  異常気象が北欧にも明らかに感じられるようになった。夏は暑い日が続き、特に2018年はその期間が長く、草が枯れ、家畜の飼料不足、山火事、海域の水竜巻など、前例のない異常現象が起きた。  スウェー…

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フランス 46度の熱暑ワインも打撃

地球温暖化にどう取り組む  昨年6月下旬から7月にかけてフランスを含む欧州を襲った熱波により、仏保険省によるとフランスで1435人の死亡が確認された。  夏の気温は記録的な水準に達し、国家気象当局によると仏南部で同国観測…

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北米 ハリケーンの増加が続く

地球温暖化にどう取り組む  米国では昨年9月、観測史上2番目に勢力が強いハリケーン「ドリアン」が、カリブ海の島国バハマを直撃してから米南部フロリダ州にも接近した。こうした超大型のハリケーンも年々増加傾向にある。  デンマ…

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イスラエル 淡水化技術で隣国に水供給へ

地球温暖化にどう取り組む  イスラエルでは温暖化により内陸からの暑い東風がより高温になり、2050年までに年間最大で118日間摂氏46度の熱波が発生し、2100年までに最大で50度の熱波が襲い、加えて降雨量は減少する可能…

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中東 鉄砲水と灼熱化、海面上昇で移住も

地球温暖化にどう取り組む  岩盤地質の中東で短時間の豪雨による洪水被害が急増している。国連政府間パネル(IPCC)は温暖化による気候変動が原因と見ている。集中豪雨があると岩盤に亀裂が入り、岩が崩落する可能性もある。水の流…

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躍進めざましい宇宙ビジネス

慶應義塾大学大学院教授 青木 節子 画像提供やデブリ除去 国際安保の在り方にも変化  民間宇宙活動の躍進がめざましい。これまで成長産業といわれながらも、宇宙産業は、通信衛星運用を除くと、政府、特に防衛関係部門の需要なしに…

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中国による台湾総統選への軍事的威圧や干渉をたしなめた読、毎、産経

◆価値観共有する日台  令和2年の日本と世界情勢を展望する上で、最初の大きなトピックとなる台湾の総統選は今月11日に投開票が行われる。台湾の行方は日本にも東アジア情勢にも大きな影響を与えるだけに、無関心でいることはできな…

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酷似する英米の環境と挑戦

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 虚言・暴言多い両指導者 減税や移民排除で支持を獲得  英国総選挙は保守党の大勝、労働党の大敗に終わった。これで英国は来月末には欧州連合(EU)をやっと離脱する。こ…

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「プラチナ大賞」最高賞の大賞・総理大臣賞に選出

「プラチナ大賞」最高賞の大賞・総理大臣賞に選出

青森県、弘前市、弘前大が進める健康増進プロジェクト  弘前大学と青森県、弘前市が共同で進めている「産学官民一体型青森健康イノベーション創出プロジェクト」が11月、日本が目指すべき社会に向けた取り組みを表彰する「プラチナ大…

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カネばかりの陋習に陥り文明論的な視点が皆無の各紙の少子化論議

◆古代ギリシャと類似  「産めよ殖えよ地に満ちよ」。神は自らのかたちに似せて男と女とを創造され、彼らを祝福してこう言われたと旧約聖書の「創世記」にある。だから人類は元来、多産だった。その多産、いや出産そのものが揺らいでい…

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2020年の日本外交を展望する

元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也 日米同盟強め中国牽制を 対北も米韓との緊密協力必要  2019年も相変わらず、激動の年であった。海図のない、不安定な世界であったが、日本外交は何とかやってきたというより、良く…

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外国誌が新年の展望を特集する一方でスキャンダルで売る日本の各誌

◆無力化する戦後秩序  大きな変化の予感を抱きながら令和元年を送る。変化の正体はまだぼんやりとしていて輪郭を現さず、人々は予感と不安を抱えたまま2020年を迎えることになる。  どこかの碩学(せきがく)が時代を読み解き、…

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慰安婦問題ドキュメンタリー「主戦場」、「卒業制作」がプロパガンダ映画に

 いわゆる従軍慰安婦を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」が、2018年10月に韓国で上映され、今年4月から日本でも全国各地で公開されている。慰安婦問題について保守系識者と左派系研究者などの双方が登場し、主張を戦わせると…

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トランプ再選なら「安倍四選」が国益

“じゃじゃ馬”御する稀な政治家  赤提灯(ちょうちん)で隣り合わせた飲み友達にしても、ママ友にしても、「人付き合い」というものは存外難しい。「美女と野獣」というように、当人同士にしかわからない「相性」がある。まして国家を…

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パステルナーク事件の真相

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「反ソ的」と『ジバゴ』発禁 フルシチョフは回想録で後悔  ソ連の詩人兼作家ボリス・パステルナークの名前を知らなくても、『ドクトル・ジバゴ』というタイトル名は今なお、人口に膾炙(かいしゃ)…

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グリーン経済の実現を約束したバイデン氏、民主党支持層を喜ばせるが労働者層を冷遇 Biden promise to green economy satisfies base, snubs working class

 米民主党の有力大統領候補ジョゼフ・バイデン氏が約束した(環境保護重視の)グリーン経済の実現は、ブルーカラーから雇用を奪うことになる。同氏にとって迷惑なことに、2016年の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が炭鉱労働者に対…

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この10年の中東・北アフリカの10大ニュース、トップは「アラブの春」

◆各地で第2波蜂起も  年末を迎え、各メディアで今年の10大ニュースが取り上げられている。今年は2010年代の最後の一年でもあり、ニュースサイト「ニュー・アラブ」は、「10年の終わり―中東を劇的に変えた10の出来事」と、…

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韓国人若者の声 「反日」強制に抗議の高校生

左派による扇動に気付き始めた  元慰安婦、徴用工判決、自衛隊機に対するレーダー照射、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)などの問題で、日韓の軋轢(あつれき)が深刻化した一年だった。論壇でも、これらをテーマとした論考が目立…

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