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台湾総統選 警戒要す中国の巻き返し

台湾総統選 吹いた蔡旋風(下)  台湾の呉釗燮・外交部長(外相)は総統選投開票日前の9日、海外メディアと記者会見し、今回の総統選に向け、「フェイクニュースやネットメディアなどさまざまな方法で中国が介入している」と「紅(あ…

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ロシア民間軍事会社の実情

ロシア研究家 乾 一宇 利潤追求の現代版「傭兵」 GRU系とFSB系で違いも  大規模戦争生起の公算が低くなる一方で、世界各地で紛争や内戦が絶えない。  紛争などに関与する西側諸国では、人的犠牲や財政負担の拡大、あるいは…

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文政権への捜査遮断する“道具”? 韓国で高位公職者捜査機関設置へ

 昨年末、韓国国会で強行採決の末、可決・成立した「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)設置法」(今年7月前後施行予定)が物議を醸している。公捜処は文在寅大統領をはじめ政権に近い高位公職者に対する捜査・起訴権を有する独立機関で、…

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台湾総統選 大陸も照らす民主の灯台

台湾総統選 吹いた蔡旋風(上)  台湾総統選は現職の蔡英文総統が、過去最高の817万票を獲得し再選を果たした。しかも投票率は75%という高さだ。台湾の民主主義の結実でもある今回の総統選の結果は、台湾併合を狙う中国への牽制…

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「“直す”指導から“育てる”指導への移行」をテーマに

「“直す”指導から“育てる”指導への移行」をテーマに

民間団体「北海道師範塾」が冬季講座を札幌で開催  教師による生徒への体罰や教師同士のいじめが話題になる昨今、あるべき教師の姿を追求し、さらに子供に寄り添う教師を育てることを目的とする民間団体「北海道師範塾」の冬季講座がこ…

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「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」

東京都健康長寿医療センター・北村明彦氏  「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北とぴあ」で開かれた。同センター社会参加と地域保健研…

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日本の司法の異様さ印象付けゴーン被告逃亡を正当化しようとする朝日

◆新聞で唯一会見参加  日産前会長カルロス・ゴーン被告が国外逃亡したレバノンで記者会見を開いた。内容は「陰謀」「迫害」の持論の繰り返しで、新味に乏しいと各紙は酷評している(9日付)。  記者会見には「日本のメディアは多く…

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巨大コンクリートで国土脆弱化

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 自然の力活用し防災を 環境保護と社会経済性向上も  日本は、自然に対して脆弱(ぜいじゃく)性をさらけ出した国土になった。また単一目的の防災で、環境、社会経済への考慮を忘れた。沿岸…

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台湾総統選 台北座談会 香港危機が蔡氏圧勝後押し

 中国の統一攻勢の風圧が高まる中、台湾の運命を決する総統選が行われた。蔡英文氏再選の背景と展望をテーマに、総統選のたびに現地に足を運んできた平成国際大学教授の浅野和生氏とアジア問題ジャーナリストの日暮高則氏を交え、台北で…

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各誌「ゴーン逃亡劇」の真相を追究も多くはナゾのまま、続報に期待

◆レバノンで“幽閉”も  ゴーン逃亡劇、日本の司法がコケにされただけでなく、映画紛(まが)いの脱出で出国管理の穴までが大写しにされ、日本はとんだ赤っ恥をかいた。しかし、一方、これほど週刊誌と読者を興奮させる話題もないだろ…

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台湾への武力使用反対決議を

平成国際大学教授 浅野 和生 国会に対中牽制を求む 平和主義国家日本の姿勢示せ  1年前、2019年1月2日、中国の習近平国家主席が、「台湾同胞に告げる書40周年」の重要演説において、台湾を「一国二制度」で統一しようとす…

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白人労働者票がトランプ氏再選のカギ

アメリカの選択 展望2020大統領選(7) バージニア大学政治センター カイル・コンディック氏  2020年米大統領選の見通しについて、選挙分析に定評があるバージニア大学政治センター政治アナリストのカイル・コンディック氏…

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明確な最有力候補不在の米民主党指名争い Democrats lack clear front-runner

 米民主党の大統領候補指名を目指す者たちは、夏に開催される全国党大会で候補を決定する「ブローカード・コンベンション(仲裁党大会)」または「コンテステッド・コンベンション(争われる党大会)」に直面する可能性が現実味を増して…

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司令官殺害で中東不安定化もイランの軍事行動は縮小と予測する米紙

◆意図的に攻撃を抑制  イランの精鋭コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で、米イラン間の緊張が高まる中、中東情勢の不安定化、不透明化が懸念されている。中東専門家のエリオラ・カッツ氏は米政治専門紙ザ・ヒルで、「短期的には中東は…

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天下分け目の韓国総選挙 「銃を持たない内戦」状態

自由統一か赤化統一かの選択  韓国で4月に総選挙(国会議員選挙)が行われるが、現地では今後の“国体”を決する「天下分け目の決戦」と捉えられている。何がそれほど重要な選挙なのか。  東亜日報社が出す総合月刊誌新東亜(1月号…

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五輪憲章とLGBT 性指向・自認分けた対応を

《 記 者 の 視 点 》  五輪の2020大会を開催する東京都は昨年末、「性自認及び性的指向に関する基本計画」を発表した。同計画によると、性自認は「心の性」、性的指向は「好きになる性」だという。そして、個人の性の在り方…

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宗教自由委、高まる反ユダヤへの対応求める Panel head calls for action against rise of anti-Semitism in U.S.

 超党派の信教の自由に関する委員会の委員長が8日、全米で反ユダヤ主義が強まっていることに対して、言葉ばかりでなく、具体的な措置を取るよう求めた。米国際宗教自由委員会のトニー・パーキンス委員長は、議会での公聴会で「私たちが…

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対イラン政策が争点化も

アメリカの選択 展望2020大統領選(6)  「イランは(さらなる攻撃を)抑制しているようだ。これは関係者全員や世界にとって非常に良いことだ」  ペンス副大統領やエスパー国防長官、米軍幹部が立ち並ぶ厳粛な雰囲気の中、ホワ…

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韓国メディアの「日本引用」

自ら言えない内容を代弁  韓国メディアはしばしば日本メディアを引用する。自ら言えない内容を代弁させるためだ。何かと問題の多い文在寅政権に対して、面と向かって批判することは、政権からの圧力や、その意を受けたマスコミ労組が強…

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地方私立大学サバイバル

地域活性化に人材 札幌学院大学理事長 井上 俊彌氏に聞く  わが国において人口減少が指摘されて久しいが、地方に拠点を置く私立大学は今、大きな岐路に立たされている。グローバル化や価値の多様化など急速な社会変化の下、将来を見…

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露とウクライナ、天然ガス通過料契約更新で合意

 ロシアとウクライナの関係に新たな動きがみられる。親露派武装勢力との紛争が続いていたウクライナ東部での停戦と捕虜交換、兵力引き離しで合意したことに続き、ウクライナを経由しロシア産天然ガスを欧州に運ぶパイプラインの通過料契…

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黒人票を狙うトランプ氏

アメリカの選択 展望2020大統領選(5)  米国でも「ブレグジット」が進行中――。こんな議論が米国内で出ている。  ブレグジットとは英国の欧州連合(EU)離脱のことを指すが、米国で起きているのは「ブラック・エグジット」…

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防衛産業基盤強化に取り組む米政権、ドローン国産化を促進

 トランプ米政権は、スパイやサイバー攻撃など安全保障上の懸念がある中国製ドローンの排除を進めるとともに、こうした小型無人機の国内産業基盤の立て直しを図っている。現在、市場で高いシェアを占める中国に対抗し、国産化を促進する…

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