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「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」
東京都健康長寿医療センター・北村明彦氏 「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北とぴあ」で開かれた。同センター社会参加と地域保健研…

日本の司法の異様さ印象付けゴーン被告逃亡を正当化しようとする朝日
◆新聞で唯一会見参加 日産前会長カルロス・ゴーン被告が国外逃亡したレバノンで記者会見を開いた。内容は「陰謀」「迫害」の持論の繰り返しで、新味に乏しいと各紙は酷評している(9日付)。 記者会見には「日本のメディアは多く…


巨大コンクリートで国土脆弱化
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 自然の力活用し防災を 環境保護と社会経済性向上も 日本は、自然に対して脆弱(ぜいじゃく)性をさらけ出した国土になった。また単一目的の防災で、環境、社会経済への考慮を忘れた。沿岸…


台湾総統選 台北座談会 香港危機が蔡氏圧勝後押し
中国の統一攻勢の風圧が高まる中、台湾の運命を決する総統選が行われた。蔡英文氏再選の背景と展望をテーマに、総統選のたびに現地に足を運んできた平成国際大学教授の浅野和生氏とアジア問題ジャーナリストの日暮高則氏を交え、台北で…

各誌「ゴーン逃亡劇」の真相を追究も多くはナゾのまま、続報に期待
◆レバノンで“幽閉”も ゴーン逃亡劇、日本の司法がコケにされただけでなく、映画紛(まが)いの脱出で出国管理の穴までが大写しにされ、日本はとんだ赤っ恥をかいた。しかし、一方、これほど週刊誌と読者を興奮させる話題もないだろ…


台湾への武力使用反対決議を
平成国際大学教授 浅野 和生 国会に対中牽制を求む 平和主義国家日本の姿勢示せ 1年前、2019年1月2日、中国の習近平国家主席が、「台湾同胞に告げる書40周年」の重要演説において、台湾を「一国二制度」で統一しようとす…


白人労働者票がトランプ氏再選のカギ
アメリカの選択 展望2020大統領選(7) バージニア大学政治センター カイル・コンディック氏 2020年米大統領選の見通しについて、選挙分析に定評があるバージニア大学政治センター政治アナリストのカイル・コンディック氏…

明確な最有力候補不在の米民主党指名争い Democrats lack clear front-runner
米民主党の大統領候補指名を目指す者たちは、夏に開催される全国党大会で候補を決定する「ブローカード・コンベンション(仲裁党大会)」または「コンテステッド・コンベンション(争われる党大会)」に直面する可能性が現実味を増して…

司令官殺害で中東不安定化もイランの軍事行動は縮小と予測する米紙
◆意図的に攻撃を抑制 イランの精鋭コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で、米イラン間の緊張が高まる中、中東情勢の不安定化、不透明化が懸念されている。中東専門家のエリオラ・カッツ氏は米政治専門紙ザ・ヒルで、「短期的には中東は…

天下分け目の韓国総選挙 「銃を持たない内戦」状態
自由統一か赤化統一かの選択 韓国で4月に総選挙(国会議員選挙)が行われるが、現地では今後の“国体”を決する「天下分け目の決戦」と捉えられている。何がそれほど重要な選挙なのか。 東亜日報社が出す総合月刊誌新東亜(1月号…

五輪憲章とLGBT 性指向・自認分けた対応を
《 記 者 の 視 点 》 五輪の2020大会を開催する東京都は昨年末、「性自認及び性的指向に関する基本計画」を発表した。同計画によると、性自認は「心の性」、性的指向は「好きになる性」だという。そして、個人の性の在り方…

宗教自由委、高まる反ユダヤへの対応求める Panel head calls for action against rise of anti-Semitism in U.S.
超党派の信教の自由に関する委員会の委員長が8日、全米で反ユダヤ主義が強まっていることに対して、言葉ばかりでなく、具体的な措置を取るよう求めた。米国際宗教自由委員会のトニー・パーキンス委員長は、議会での公聴会で「私たちが…


対イラン政策が争点化も
アメリカの選択 展望2020大統領選(6) 「イランは(さらなる攻撃を)抑制しているようだ。これは関係者全員や世界にとって非常に良いことだ」 ペンス副大統領やエスパー国防長官、米軍幹部が立ち並ぶ厳粛な雰囲気の中、ホワ…

韓国メディアの「日本引用」
自ら言えない内容を代弁 韓国メディアはしばしば日本メディアを引用する。自ら言えない内容を代弁させるためだ。何かと問題の多い文在寅政権に対して、面と向かって批判することは、政権からの圧力や、その意を受けたマスコミ労組が強…


地方私立大学サバイバル
地域活性化に人材 札幌学院大学理事長 井上 俊彌氏に聞く わが国において人口減少が指摘されて久しいが、地方に拠点を置く私立大学は今、大きな岐路に立たされている。グローバル化や価値の多様化など急速な社会変化の下、将来を見…

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露とウクライナ、天然ガス通過料契約更新で合意
ロシアとウクライナの関係に新たな動きがみられる。親露派武装勢力との紛争が続いていたウクライナ東部での停戦と捕虜交換、兵力引き離しで合意したことに続き、ウクライナを経由しロシア産天然ガスを欧州に運ぶパイプラインの通過料契…


黒人票を狙うトランプ氏
アメリカの選択 展望2020大統領選(5) 米国でも「ブレグジット」が進行中――。こんな議論が米国内で出ている。 ブレグジットとは英国の欧州連合(EU)離脱のことを指すが、米国で起きているのは「ブラック・エグジット」…

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防衛産業基盤強化に取り組む米政権、ドローン国産化を促進
トランプ米政権は、スパイやサイバー攻撃など安全保障上の懸念がある中国製ドローンの排除を進めるとともに、こうした小型無人機の国内産業基盤の立て直しを図っている。現在、市場で高いシェアを占める中国に対抗し、国産化を促進する…


ユダヤの輜重隊「シオン騾馬隊」
獨協大学教授 佐藤 唯行 祖国再建への道筋を開く 英軍の一員、第1次大戦で活躍 ユダヤ人の中で祖国再建に邁進(まいしん)する者をシオニストと言う。シオニストにとり好機到来となったのが第1次大戦だ。ドイツ・オーストリアと…

日本の科学技術政策の“お寒い”現状に警鐘を鳴らす産経の強い危機感
◆成果主義偏重の弊害 今年は五輪イヤーの記念すべき年である。前回の五輪時と比べて経済環境は激変し、低成長・少子高齢化の中で日本経済はどんな展望をたどるのか、また、予想される事態にどう対処すべきなのか。 そんな視点で各…


米国では世代間で国家観に隔たり
米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」は、米国民に社会主義・共産主義への見解を尋ねる世論調査を行っているが、昨年9月に実施した調査では、以下のような興味深い質問を設けた。 「米国の独立宣言と共産党宣言、どちらが自由・…


ウイグルやロヒンギャから 多数の難民を受け入れる夢
難民問題に関わる私の新年の夢は、日本が、民族浄化的大迫害を受けている中国やミャンマーのイスラム系少数民族、ウイグル、ロヒンギャなどの難民を多数受け入れ、助けることだ。 民族浄化問題は本欄でも取り上げてきたが、昨年1年…


32軍司令部壕の保存・公開をめぐって議論
沖縄戦で首里城地下に設ける、県は安全面から否定的 昨年10月31日、首里城(沖縄県那覇市)の正殿などの主要施設が焼失した。沖縄県のシンボルを失った衝撃は大きく、2020年は、火災の検証・再発防止策だけでなく、再建計画を…
